日々の暮らしの中で役立つことや、行事・歳時・イベントなどについて書いています。/当サイトはプロモーションが含まれています

季節の行事・歳時 葬儀

通夜の服装とお葬式の服装のちがいは?失礼にならないためのマナー

投稿日:2019-05-22 更新日:

 

 

急にお通夜に参列することになった時、迷ってしまうのは服装ではないでしょうか。

私も実際、急に親友の親が亡くなってしまい通夜に参列することになったのですが、やっぱり悩んだのは服装でした。喪服があればよいのですが、黒のスーツでも良いのだろうか・・・パンツスーツでもOKなのかな?とか・・かなり迷いましたね。そこで葬儀や通夜での服装についてまとめてみました。

 

スポンサーリンク

 

お葬式に参列するときの服装

まずお葬式に参列する場合の服装ですが、喪服を着用するのが基本です。

女性の場合

親族以外であれば、準礼装とよばれるものを選びます。

黒のフォーマルスーツかアンサンブル、ワンピースを着用します。

ワンピースやスカートの場合は、丈は長めですが、膝くらいか膝下でも大丈夫です。

肌を露出するような恰好はNGなのでミニスカートはだめですね。

袖も5分袖まではあるものが好ましいです。

光沢がある素材の物もNGです。

またインナーも黒が基本です。

肌が透けるようなものやフリルは避けます。

ストッキングももちろん黒です。

全体的に黒で統一するのがマナーになります。

そしてビジネススーツなどは着用できないことになっています。

お葬式では、礼装で参列するのがマナーです。

 

男性の場合

男性が葬儀に参列する場合の服装ですが、

やはり基本的にブラックフォーマルを着用します。

スーツは、ダブル、シングル、三つぞろいのどれでもOKです。

白シャツに黒無地のネクタイ。

やはりワイシャツ以外は黒で統一するのが基本です。

カジュアルな格好や光沢のあるのはNGです。

 

つぎに通夜の場合の服装です。

ここでは、通夜に参列する場合の服装のマナーについて。

 

通夜の服装のマナー女性の場合気をつけること

通夜の場合は、略礼装といい葬儀の服装よりもカジュアルでも大丈夫です。

できれば黒のフォーマルがいいのですが、急な事で準備できない場合もありますよね。

アンサンブル、ワンピースなどの他に、黒のビジネススーツでもいいですし、パンツスタイルもOKとされています。

黒以外に紺やグレーなど地味な色のスーツでも大丈夫です。

ただし葬儀同様、肌を露出するような服装はNG

スカートであれば膝丈、膝が隠れるくらいのものが良いです。

スーツでなくても黒のブラウスにスカートでもOKです。

ストッキングは黒または肌色も可能です。

全体的に地味な服装という感じですね。

 

スポンサーリンク

 

通夜の服装のマナー男性の場合気を付けること

 

 

通夜の場合の男性の服装は、基本はブラックフォーマルですが通夜の場合はビジネススーツでもOKです。

色も濃紺やダークグレーなどの暗めの色。

目立たなければストライプが入っていいてもOKです。

ネクタイも黒もしくは地味な柄を選びましょう。

葬儀よりはカジュアルな感じでも大丈夫です。

でも、光沢のある素材やシャツの衿を肌蹴たり、ボタンをきちんとしないなど着崩したような恰好は絶対ダメです。

地味だけどきちんと、を心がけることですね。

 

通夜の服装とお葬式の服装 さいごに

 訃報の知らせは突然届くもの。

なので、ブラックフォーマルを用意しておけばいいのですが、実際必要にならないとなかなか揃えない物なんですよね。

通夜の場合であれば、準備できなかった場合はビジネススーツでもOKです。

地味な色の物であればいいので、急な場合はスーツで対応してもいいのですが、肌の露出や派手さは厳禁です。

光沢のあるものはNGです。

服装はその場のその場にふさわしい服装で参列するのは人としてのマナー、思いやりです。

大切なのは、服装には遺族への配慮の気持ちがこめられているということです。

逸脱したような服装は、遺族の悲しみを増すだけです。

地味できちんと、ですね。

 

以前は、しっかり喪服で行くのは返ってNGになるといわれていました。

急な知らせで、とりあえず駆けつけるような時に喪服で行くのはまるで亡くなるのを知っていて準備していたようだと、みなされていたためです。

お通夜では「突然の訃報に服装の準備する間もなく着の身、着のままでとんできた」という思いを表しての平服だったんですね。

今ではお通夜でも喪服を着用する参列者が増え、できれば喪服でという傾向もあるようです。

時代の変化とともに、お知らせからお通夜まである程度の日にちがとられることが増えたのもあるかと思います。

以前はお知らせを受け取った当日や翌日にお通夜ということが多かったんですね。

現在は遺体保全技術の進歩やなかなか火葬場が空かないという状況もめずらしくありません。

お通夜まで数日あるということも。

それなのに喪服の準備もできないのは不自然という考えに変わってきているためのようです。

 

☆お葬式などの記事を集めました。こちらもご覧いただけたらと思います。

お葬式や埋葬についての記事一覧へ

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

-季節の行事・歳時, 葬儀
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

成人式で振袖の髪飾りにはどんな種類がある?自分に合う髪飾りの決め方

  成人式を迎えるあなた、成人式に着る振袖や髪型は決まったけど、髪飾りのことを忘れていませんか? 髪飾りはなくても特に問題はありませんが、髪型のワンポイントになり小顔効果がありますよ。 髪飾 …

雑煮椀とは?その特徴 正月の祝箸の意味や使い方と正月膳の置き方

  お正月の三が日の食卓に欠かせないお雑煮。 お雑煮は旧年を無事平穏に過ごせたことに感謝し、新年の無事を祈り、神仏にお供えしたお餅と野菜・肉など様々な具材を使い煮込んだ料理です。 お雑煮の語 …

雛人形の十二単や束帯の意味は?昔の人はどんな生活をしていたの?

  ひな祭りは、ひな人形や桃の花を飾り女の子の健やかな成長・良縁・幸福を願う行事で「桃の節句」とも呼ばれていますね。 雛人形は宮中の結婚式を模していて、天皇・皇后のような幸せな結婚ができます …

入学式のこどもの服装とママスーツ 明るいコーデで着回しもできる揃え方

  待ちに待った入学式。 ちゃんと準備は済みましたか? 子供の準備で忙しく忘れてしまいがちなのが、案外自分の事だったりします。 ママの準備と言ったら、入学式に着るスーツを揃える事。 ママもき …

お正月に関する記事一覧

  お正月に関する記事を集めてみました。 日本では伝統的な行事のお正月があります。 12月に入ると大掃除や年越しの準備、新年を迎える準備や初詣の予定と・・・ お正月前後はなにかと忙しいんです …

ぷろふぃーる

こんにちは^^ 波空です。

メインブログがだいぶごちゃごちゃになったので、一部こちらに引越しです。