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季節の行事・歳時

七五三の起源とは?いつからあるどんな行事なの 千歳飴との関係は?

投稿日:2018-09-23 更新日:

七五三とは、子供の成長を祝う年中行事です。

子供が、七歳、五歳、三歳になると成長を祝い、神社にお参りしたり、
着物やドレスに着飾り記念写真を撮ったりと、今では大きなイベント
として行われていますよね。

親としても子供の成長は嬉しいし、可愛い綺麗な衣装に着飾った姿は
とても愛おしいです。

秋になると七五三詣でをしてお祝いするのが当たり前になっていますが、
七五三っていつから行われるようになったんでしょう?

ここでは七五三の起源や意味にについてまとめてみました。

 

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七五三の由来にはこんな意味があった!11月15日のわけ

昔はまだ医療も発達していなくて、子供が生まれても病気で亡くなってしまうことが多かったそうです。

当時は生まれて3~4年経ってから、人別帳や氏子台帳(現在の戸籍)に登録されていました。

子供が無事成長することの方が珍しかったのかもしれませんね。

 

なので、その年まで無事に成長した事への感謝と、これからの成長を願う意味を込めて、七五三のお祝いが行われるようになりました。

 

七五三の起源は室町時代で、江戸時代に入ってから全国的に広まったとされています。

なぜ七歳、五歳、三歳に行うのでしょう?

「一、三、五、七、九」の奇数はめでたい数字と言われ、その間をとった「三、五、七」で行われるようになったと言われています。

そして三歳、五歳、七歳にはそれぞれ意味があり、年齢に合わせた儀式が行われていました。

 

三歳「髪置の儀(かみすきのぎ)」

平安時代では、男女関係なく生後七日目で産毛を剃り、三歳までは坊主頭でいるのが普通でした。

三歳から髪を伸ばすことが出来るようになった為、その儀式として行われるようになりました。

 

五歳「袴着の儀(はかまぎのぎ)」

平安時代にはこの歳になると、初めて袴を付ける儀式を行っていました。

江戸時代になると、五歳の男児が初めて袴をつける儀式を行うようになり、

これが現在まで続いています。

 

七歳「帯解の儀(おびときのぎ)」

室町時代を始まりとし、当時は子供の着物には紐を付けて着付けていました。

この紐を取り、大人と同じ着物と帯を結ぶようになったのがこの儀式の始まり。

七歳の男女がこの儀を行っていましたが、江戸時代から女児は七歳、男児は五

歳と定められました。

 

*男児は三歳と五歳、女児は三歳と七歳にお祝いするのが定着されました。

(ただし、男児は五歳、女児は三歳と七歳でお祝いする地方もあります)

 

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七五三が11月15日のわけ

なぜ七五三のお参りが11月15日になったかというのには諸説あります。

 

・江戸幕府・三代将軍徳川家光の袴着の義の行われた日にちに由来する、という説。

・五代将軍徳川綱吉の袴着としているものもあります。

・江戸時代の将軍徳川綱吉の長男徳松の健康を祈ったのが11月15日で、

これが始まりと言われています。

 

どの説が正しいというより、こと、行事のいわれに関してはいつも諸説でてきますから、しっくりいく説が正しい?とすればいいのかもしれません。

 

江戸時代のはじめ頃からこの日にちは定着していたようですね。

 

どの説にしても11月15日に「袴着の義」をとりおこなっているのはなぜでしょう?

15日というひにちは、旧暦で毎月ほぼ満月になるんですね。

月満ちる満月に大切な儀礼を行うというのは、この時代では理にかなっていたわけです。

そして11月は旧暦では、「冬至を含む月」とされています。

つまり、11月が一番最初に決まり、そこから新月を境に次の月が決まっていくのです。

冬至を含む旧暦11月は毎年必ず「子の月」になります。

十二支の最初の月が11月なんですね。

子の月の満月の日が旧暦11月15日で特別な日というわけです。

我が子の成長を喜ぶ年齢儀式があてられるのもわかる気がします。

 

七五三と千歳飴がセットなのはなぜ?千歳飴の由来とは

七五三に欠かせないものといったら千歳飴があります。

甘くて美味しいので、子供たちも大好きですよね。

千歳飴とは、紅白に染めた棒状の飴で、七五三やお宮参りなどの縁起物として売られています。

*千歳飴の由来

 

●江戸時代、浅草の飴売りの男が「千年飴」「寿命糖」という名前の、

紅白の棒状の飴を売り歩いたのが始まり。

 

●大阪の商人が、江戸で「長い長い千歳飴を食べると千年もの長寿になる」

と言い売り始めたのが始まり。

 

千歳飴の由来には、この2つの説があります。

 

なぜ七五三に千歳飴が食べられるのかというと、千歳飴の形は紅白の長い棒状をしています。

長く伸びる飴は、長寿を連想させ縁起物とされています。

 

七五三は、成長した事への感謝とこれからの成長を願う儀式。

このお祝いに、長寿を連想させる千歳飴が食べられるようになりました。

 

昔は子供の生存率も高くない為、「元気で長生きして欲しい」という親の切なる思いがあったのかもしれません。

 

七五三由来 最後に

子供の成長を願うのは、今も昔も同じ。

医療の進歩していなかった昔は、尚更思いが強かったのかもしれません。

七五三も千歳飴も子供の成長を願ってのもの。

昔から続いているお祝いなんです。

 

行事としてだけではなく、子供が元気で成長してくれた事への感謝とこの先の願いを込めて七五三参りをしたいですね。

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