便座カバーとは洋式トイレにつけるもので、座ったときヒヤッとくる冷たさを防ぐ・座り心地を良くする効果があります。
便座カバーを使っている人は多いですが、いつから使われるようになったのでしょうか。
便座カバーの歴史、またトイレにマットを敷くことも多いですが、その場合にトイレにはスリッパが必要なのか?トイレの必需品などをご紹介。
トイレの便座カバーの歴史?登場したのはいつ?
いつから便座カバーが使われるようになったのかは不明ですが、日本では洋式トイレが一般手家庭に広まった頃から便座カバーが使われ始めた頃だと考えられます。便座カバーを使う目的として、座り心地を良くする・座ったときにヒヤッとする冷たさを防ぐがあります。
便座カバーの種類
O型
洋式トイレで1番多く使われているO型便座につけます。便座全体をすっぽりと覆うことができます。形を維持するために、中にパイプが通してあります。
【取り付け方】
- 便座カバーの裏側を便座の裏側にあてます。
- 便座の裏側に便座カバーのパイプが通っている部分が引っかかるようにします。
- 便座カバーを左右同時に手前から外側に巻き込むようにかぶせます。
- 便座裏面に便座カバーが引っかかっていることを確認します。
- 便座を倒し、整えたら完了です。
【パイプの外し方】
O型便座カバーを洗濯するときは、中に通してあるパイプを外す必要があります。
- パイプを取り出すための挿入口を確認します。
- パイプを繋いでいるジョイントから外します。
- 挿入口からパイプを引っ張り出したら完了です。
【パイプの通し方】
洗濯するときに外したパイプを通して使います。
- パイプを通すための挿入口を確認します。
- 挿入口からパイプを通していきます。
- 通し終えたらパイプに付いているジョイントにパイプを差し込みます。
- 形を整えたら完了です。
U型
手前部分がカットされているU型便座につけます。種類は先が割れている一体型と左右別々につける2つがあります。
【取り付け方】
- 便座カバーの向きを確認します。
- 片方を途中まではめたら、もう片方も同じ位置まではめます。
- 一気に上まで引き上げます。
- 便座を立て下にあるホックを留め、整えたら完了です。
- 洗浄・暖房型
ウォシュレット、または暖房機能がある便座につけます。便座の根元に機械が取り付けられているので、根元まで覆うことができないようになっています。
【取り付け方】
- 便座を立て、上から便座カバーをかぶせます。
- 上から順にホックを留めていきます。
- 便座を倒し、形を整えたら完了です。
トイレにスリッパは必要か
スリッパは和式トイレが主流だった頃、床に飛び散った尿による汚れ・床がタイル貼りだったため冷たいなどの理由で必要なアイテムでした。
しかし最近ではスリッパを使わない人も増えてきました。
トイレでスリッパを使うメリット・デメリットには何があるのでしょうか。
メリット
- 足の冷えを防ぐ
床の素材として、セラミックタイルやクッション・フローリングがよく使われています。寒い季節になると床が冷たくなるので、スリッパを使うことで足を冷えから守ることができます。
- 汚れが広まることを防ぐ
トイレの床はキレイに見えても尿の飛び塵、服についていたホコリ・繊維くず、トイレットペーパーの細かい破片など、様々な汚れがついています。スリッパを使わずにトイレを使うと足の裏についた汚れが他の部屋へと広がってしまいます。
デメリット
- 履き替えるのが面倒
常にスリッパを履いている場合は、トイレに入るときにトイレのスリッパに履き替える必要があります。慌ててトイレに駆け込んで履き替えるのを忘れる、またはトイレのスリッパを履いたまま出てしまうことで、トイレの汚れを広めてしまうこともあります。
- 転ぶ危険性がある
高齢者や足にケガをしている・寝ぼけたなど、トイレでスリッパを履くときにバランスを崩して転ぶ危険性があります。
トイレのスリッパが必要かどうかは、その人によって違いがあります。必要と思う場合は、スリッパを用意しましょう。
狭いトイレでもこれだけは置きたい必需品
スリッパやマット・掃除道具などトイレに置いておきたいものはいろいろありますが、狭いので置けるものは限られてきます。
少なくても、交換用のトイレットペーパーとタオルだけはトイレに用意しておきましょう。
トイレの便座カバーの歴史 さいごに
いつから便座カバーは使われるようになったのかはハッキリしていませんが、座り心地が良くなる・冷たさを防ぐ効果があります。
必要を感じたら、便座の形を確認して合った便座カバーを選びましょう。