買ってきた、または頂いたかぼちゃが水っぽくて美味しくないことがあります。
美味しくないからと、使い切れずに処分してしまうのはもったいないです。
水っぽいかぼちゃでも工夫次第で美味しく食べることができます。
水っぽくて美味しくないかぼちゃを美味しくする調理法やアレンジ料理またかぼちゃに合う食材などを調べてみました。
目次
美味しくないかぼちゃの調理法!これで解決
かぼちゃは雄花が開花してから約30~50日後が収穫時期といわれていて、収穫してから約2週間追熟させることで美味しいかぼちゃになります。
水っぽいかぼちゃになるのは、収穫時期が早い・追熟ができていないという2つの原因があります。
水っぽいかぼちゃを美味しくする調理法にはどんなことがあるのでしょうか。
砂糖をふりかける
かぼちゃを食べやすい大きさに切り、皿や鍋などに並べてから砂糖をふりかけ約1時間置いておきます。
砂糖の浸透圧によって、かぼちゃにある余分な水分を出すことができます。
水分を切ってから料理に使いましょう。
天日干しにする
水分を飛ばせるだけでなく甘味も増します。
薄切りにしたかぼちゃをザルに並べ、日当たりの良い場所に約5日間置きます。
時々ひっくり返しながら、両面を干します。
外に干した場合は夕方には室内に入れてください。調理する時は水洗いをしてから約15分ぬるま湯に入れて戻します。
食品保存袋に入れて常温で約2週間保存することができます。
かぼちゃのアレンジ料理でひと味違う美味しさを
かぼちゃといえば煮物が定番料理ですが、一手間加えると違った味を楽しむことができます。
かぼちゃのカレー煮
【作り方】(2人分)
- かぼちゃ(350g)はタネとワタを取り出してから、一口大に切ります。
- ボウルに水(100ml)・砂糖(大さじ2)・酒(大さじ1)・カレー粉(小さじ1)・塩(小さじ1/2)を入れて混ぜ合わせて調味液を作ります。
- 耐熱容器にかぼちゃを並べ、調味液をかけます。
- サランラップをかけ、600Wの電子レンジで約7分加熱します。
- 柔らかくなったら器に盛り付け、煮汁をかけたら完成です。
大学かぼちゃ
【作り方】(4人分)
- かぼちゃ(300g)はタネとワタを取り出してからサランラップに包み、600Wの電子レンジで3分加熱します。
- 一口大に切り、片栗粉(10g)をまぶします。
- フライパンにサラダ油(大さじ2)を入れ、かぼちゃを蒸し焼きにします。
- 火が通ったら皿に移します。
- フライパンに水(100ml)・砂糖(50g)・醤油(10g)を入れ、ひと煮立ちしたら片栗粉(10g)を加えてとろみをつけタレを作ります。
- 皿に移しておいたかぼちゃをフライパンに戻し、タレに絡めます。
- 黒ごま(適量)をふりかけたら完成です。
塩かぼちゃ
【作り方】(4人分)
- かぼちゃ(200g)はタネとワタを取り出してから、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にかぼちゃと塩(2g)を入れ混ぜ合わせ、約15分置きます。
- かぼちゃから水分が出てきたら、フタをして弱火で煮ます。
- かぼちゃが焦げないように10分おきに鍋をゆすります。
- 柔らかくなり、水分が蒸発したら完成です。
かぼちゃに合う食材でこんなつまみは?
かぼちゃに合う食材を使ったつまみレシピを紹介します。
かぼちゃとベーコンのバター炒め
【作り方】(2人分)
- かぼちゃ(400g)はタネとワタを取り出してから、一口大に切ります。
- 皮を下にして耐熱容器に並べて、サランラップをかけ600Wの電子レンジで約3分加熱します。
- ひっくり返して600Wの電子レンジで約3分加熱します。
- 玉ねぎ(1/4玉)は薄切りにします。
- スライスベーコン(3枚)は1cm幅に切ります。
- フライパンにベーコンを入れ炒め、脂が出てきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。
- サラダ油(大さじ1/2)・バター(10g)を加えます。
- バターが溶けたら、かぼちゃを加え炒め合わせたら完成です。
かぼちゃとチーズの春巻き
【作り方】(2人分)
- かぼちゃ(200g)はタネとワタを取り出してから、一口大に切ります。
- 耐熱容器に入れ、サランラップをかけ600Wの電子レンジで約7分加熱します。
- 柔らかくなったら、フォークなどで潰し粗熱を取ります。
- マヨネーズ(大さじ4)・スイートコーン(30g)を加え、混ぜ合わせ餡をます。
- 春巻きの皮に溶けるスライスチーズ(1/2枚)・餡をのせて包みます。
- 巻き終えたら水で溶いた小麦粉で閉じます。
- 180度の油でキツネ色になるまで揚げたら完成です。
不味いかぼちゃの調理法 さいごに
かぼちゃは収穫時期が早い、または追熟ができていないと水っぽい状態になっています。
しかし水分を飛ばすことによって、美味しいかぼちゃにすることができます。
水っぽいかぼちゃだったとガッカリせずに一手間加えて、最後まで美味しく食べてみてはいかがでしょうか。
♪かぼちゃの選び方も不味いかぼちゃの調理法も知っておきたいですが、かぼちゃの種類や特徴もわかるといいですよね(^^)こちらも合わせてどうぞ。