年末に行う事大掃除。キレイな住まいで新年を迎えたい!
その為に毎年気合を入れて頑張るのですが、あちらこちらにあるホコリや汚れにウンザリ・・・
フローリングは普段は掃除機をかけて簡単にすませがち。
でも気がつくと、いつついたのかしみのような黒い汚れが・・・
大掃除ではそんなフローリングの黒い汚れもおとしたいですね。
大掃除では普段できないところを念入りに、換気扇やガラス磨き、家具の後ろなどはしっかりやっても、最後にまわしてしまいがちなフローリング掃除。
裸足で歩くこともあり、季節によってはベタベタする感じが気になります。
大掃除でフローリングの汚れもスッキリ落として次からは楽々できるように、
毎日の掃除のポイントもおさえておきましょう。
目次
黒ずみにならないよう毎日の掃除で行うポイント
ついつい掃除機をかけておしまいにしてしまいがちですが、
フローリングシート(ウェットタイプ)を使うといいです。
フローリング用のワイパーで、ホコリや汚れを取ってから掃除機をかけます。
その後、水に中性洗剤を薄めたものを使用し、水拭きするとさらに良いです。
毎日は難しいと思いますので、汚れが少し気になってきたらとか、
週に1回はとか、ペースを決めるとやりやすいかもしれません。
毎日のお掃除で黒ずみにならないようにし、年末の大掃除を少しでも楽に済ませたいですね。
フローリングの原因別黒い汚れの取り方
毎日気をつけておそうじしているフローリング。
フローリングはキレイに見えていて、それでもよく見ると黒っぽくなっている場所がありませんか?
これは、床の黒ずみです。
この黒ずみが何故出来てしまうのかというと、原因はいくつかあります。
フローリングの黒ずみの原因と落とし方
1. 皮脂の汚れ、足裏の汚れ
夏場などは素足でフローリングを歩いたりしますよね。
冬でも部屋の中が暖かいと、素足で歩くこともあるはず。
人間の体からは、皮脂が必ず出ていて、もちろん足の裏からも出ています。
これが黒ずみの原因の一つ。
そして子供が足裏に砂などの汚れをつけて帰ってくる場合もありますよね。
フローリングは、この皮脂や汚れなどで黒ずんでしまうんです。
☆皮脂汚れを落とすポイント
・水に台所用の中性洗剤を入れ、ぞうきんを浸し水拭きします。
・住居用のスプレータイプのマイペットなどを、黒ずみ部分に吹きかけて雑巾で水拭きするのもいいです。
重曹を使う場合
・小さいお子さんやペットのいるご家庭では重曹がおすすめです。
重曹は皮脂汚れや油汚れなどに効果的で、安全性でもすぐれています。
500mlのぬるま湯(水でもよいのですが、しっかり溶かすにはぬるま湯)に大さじ1の重曹を入れて混ぜ、よく溶かした重曹水を用意します。
濃いめにしてしまうと床のワックスが剥がれてしまうこともあるので、薄めのものを使います。
重曹水にぞうきんを浸し、絞ってから拭きます。
汚れが目立つところだけという場合は、重曹水をスプレーで吹きかけてから拭いてもよいです。
後は水拭きします。
拭いたあとが白っぽく重曹の結晶が残ってしまう場合は、クエン酸液
(クエン酸液は水200mlに小さじ1を溶かしたもの)を浸して絞った雑巾で重曹水で拭いたところを拭きなおしてから水拭きします。
できればその後乾拭きをするとよいです。
重曹での掃除は大掃除や汚れが目立つときにします。
頻繁にやるとワックスが剥がれてしまう事も。
心配な場合は中性洗剤でのお掃除がいいかもしれません。
2. 油汚れ
台所周りは、料理の際の油が飛び散って黒ずみが出来てしまう事が多いです。
☆油汚れを落とすポイント
油汚れ用の洗剤(油汚れ用のマジックリンなど)を黒ずみにスプレーし、
水を少し含んだナイロンのタワシやステンレスのスポンジで擦ります。
擦った後、ぞうきんで水拭きします。
これも重曹は使えます。注意は皮脂汚れの場合と同じです。
*キッチンマットを使うと、その部分の床は綺麗なままなので、黒ずみ防止にもなります。
3. カビ汚れ
ベランダや窓付近の床が黒ずんでいるのは、カビが原因です。
このカビは、結露によって出来てしまいます。
冬は室内と室外の温度差が激しいため、結露が発生します。
これが原因でカビが発生してしまいます。
☆カビ汚れを落とすポイント
カビ汚れには、アルコールが効きます。
水:アルコール=2:8の割合で薄め、浸した雑巾で水拭きします。
カビ取り剤をフローリングに使用すると、脱色してしまうおそれがあるので、
アルコールを使うのがおススメです。
アルコールは、脱色しにくくさらに殺菌効果もあります。
また、カビがワックスの下までいっている場合は、
ワックスを取ってから拭かなければいけません。
*それでも取れない汚れは、業者さんにお願いしましょう。
フローリングの溝の掃除に便利な道具と掃除方法
用意する道具
・歯ブラシなど細かいブラシ
・スプレータイプの洗剤(マイペットなど)
・フローリングシートか雑巾
溝掃除の方法
1. 掃除機でホコリを吸い取ります。
2. 古い歯ブラシなどで、溝に入り込んだホコリやゴミをかき出します。
歯ブラシ以外では、つまようじや綿棒でもOK。
溝に入るもので隅まで届くものを使います。
3. かき出したゴミを、掃除機で吸い取ります。
その後、スプレーを使い水拭きかウェットタイプのフローリングシートで
ふき取ります。
水分が残っていると、そこにまた埃やゴミがつくと、固まってしまいます。
しっかり水分も拭き取るようにします。
フローリング掃除 まとめ
・皮脂の黒ずみには、中性洗剤を薄めた水で水拭き。
・油汚れの黒ずみには、油汚れ用のマジックリンをスプレーし、スポンジかタワシで擦り水拭きする。
・カビ汚れの黒ずみは、アルコールで拭く。
・毎日の掃除には、ウェットタイプのフローリングシートがおススメ。
掃除機前に使用する。
・フローリングの溝掃除には、細かいブラシ、スプレーの洗剤、フローリングシートか雑巾を使い、掃除機→歯ブラシ→掃除機→水拭きの順で行う。
毎日のお掃除のひと手間で、年末のお掃除を楽に済ませましょう!
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