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猫の起源を歴史からみると始まりは?いつどこから日本にきたの?

投稿日:2022-01-03 更新日:

最近の猫ブームによって猫をペットとして飼う人が増えてきました。

猫は気まま自由にしていますが、そこがまた魅力となっているようです。

猫はいつどこで誕生して日本にやってきたのでしょうか。

猫の起源や歴史、いつから日本にいるのかなど気になります。

また人間と猫との不思議に関係などきになることを調べてみましたのでご紹介します。

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猫の起源はじまりとは?歴史からみると

猫はリビアヤマネコが家畜化したイエネコが起源であるといわれています。

リビアヤマネコはアフリカヤマネコとも呼ばれていて、砂漠やサバンナなど暑くて乾燥した地域に生息しています。

体調約60cm、尻尾の長さは約40cm、体重は約5kgあり、色は砂漠で同化できそうな色合いとなっています。

人懐っこく、警戒心が薄い性格なので子猫の頃から人間に育てると家族のような絆を作ることができます。

海外では展示している動物園がありますが、日本では見ることはできません。

北アフリカや中東地帯は作物がよくできる地帯だったことから、穀物の生産が盛んとなっていましたが、同時に穀物を荒らすネズミや小動物が集まってくるようになりました。

そのため人間はネズミや小動物を捕食するリビアヤマネコを大切にするようになりました。

古代エジプトではリビアヤマネコの可愛さに魅了され、ネズミや小動物を捕食するだけでなくペットとして飼うようになりました。

リビアヤマネコは人間に可愛がられ守られるようになったことから、獰猛さが減り人間と一緒に生きるイエネコへと変化していきました。

猫はエジプトからインド・中国へと渡り穀物をネズミや小動物から守るために飼われるようになり、やがてイタリア・ヨーロッパへと渡っていきました。

中世ヨーロッパでは猫は魔女の使いをしていると考えられ迫害されるようになりました。

1484年にはローマ法王が猫と猫を飼う人を処罰しました。

またフランスでも多くの猫が殺されていました。

猫が減ったヨーロッパではドブネズミが大量発生したことで多くの伝染病が媒介されました。

その中でもペストでの死者が多かったため、人間はネズミを退治してくれる猫が必要であると認識するようになりました。

17世紀終わり頃に誕生した民謡「長靴をはいた猫」によって猫のイメージは回復されました。

18世紀になると猫が登場する物語が次々と誕生したことで猫は可愛がられるようになりました。

 

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猫はいつから日本にいる?どこからきたの

日本に猫が来たのは、6世紀頃で中国から仏教が伝えられたときに、大切な経文をネズミから守るために船に猫を乗せていたからといわれています。

平安時代では密かに猫を飼うことが貴族たちの間で流行りました。

887年に天皇に即位した宇多天皇は大の猫好きで、父親から譲り受けた黒猫をとても可愛がっていたそうです。

宇多天皇が書いた「寛平御記」という日記には、猫の毛の黒さを非常に深みのある特別な黒であることや目がキラキラしている・他の猫よりネズミを捕るのが上手など猫に関することが書かれていました。

また一条天皇は猫の誕生日を祝うための儀式を行う、猫が神社の社殿に昇ることが許されないことから飼い猫に階位を与えたといわれています。

室町時代では猫は貴重な愛玩動物であったため、盗まれないように首輪をつけて飼っていたそうです。

また豊臣秀吉は猫に本来の役目であるネズミ駆除をさせるために、猫に首輪をつけないようにというお触れを出しました。

そのことでネズミによる被害が激減したといわれています。

 

 

江戸時代初期まで猫は増えることがなかったため、貴重な存在となっていました。

そのため猫の代わりに猫の絵を飾ってネズミを駆除していたといわれています。

また招き猫が縁起物として誕生したことや守り神として親しまれるようになり、庶民の間でもネズミを駆除するために猫を飼うことが広まっていきました。

明治時代になると多くの絵画に猫が描かれるようになり、竹久夢二の美人画に描かれている猫が有名です。

また文学では夏目漱石の「吾輩は猫である」があり、日本でも猫は芸術や文学のモチーフとして人気があります。

現在では犬のように散歩に連れて行く必要がない・癒されるなどの理由からペットとして人気があります。

 

猫と人間の不思議な関係

犬は人間のことを自分とは異なる存在と捉えていますが、猫は人間を特別な存在ではなく、大きな猫だと思っているそうです。

犬は相手が犬か人間によって遊び方を変えますが、猫は相手が同じ猫でも人間でも関係なく同じ遊びをします。猫は人間を自分より大きな存在であると認識していますが、自分とは違う特別な存在とは思っていないようです。

また猫は家族1人1人に合ったつきあい方を選んでいます。

お世話をしてくれる、よく遊んでくれる、ドアを開けてくれる、一緒に昼寝してくれるなど使い分けているといわれています。

 

 

猫の起源や人間との関係 さいごに

猫はリビアヤマネコが人間と生活するようになったことで、獰猛さがが減りイエネコへと変化していきました。

猫が魔女の使いとして迫害されたこともありましたが、今では人間と生活する大切な存在となりました。

ネズミや小動物を駆除するために重宝されていましたが、癒してくれる効果もある猫と上手につき合ってみてはいかがでしょうか。

 

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