子育てをしていてどうしてもイライラしてしまう・・。
そう思うママも多いと思います。
慣れない子育て、睡眠不足の毎日、子供のイヤイヤ・・・
おまけに家事との両立。
子供は可愛いけれどついイライラしてしまい、そんな自分にも
イライラしてまさに負のループ。
このままでは自分も辛いし子供にもいい影響を与えない!!
でも、どうすればイライラせずに済むの?
多くのママたちが日々の子育てでイライラしてしまう原因と、どうしたらいいのか・・その対処法を月齢別にまとめてみました。
子育てのイライラの原因は?
0〜1歳代
生まれて間もない赤ちゃんの子育ては、授乳にオムツ替えにお風呂にと盛りだくさん。
どれもちゃんとやらなければと思うと、自分の時間もなかなかとれません。
それに加えて赤ちゃんはなかなか泣き止んでくれず、夜もお世話で寝不足になってイライラしたり・・
精神的にも辛くなってしまいまよね。
慣れない子育てはどこで力を抜けばいいのか分からず、自分を追い込んでしまいがちです。
追い込んだりイライラしないために必要なのはまず
「ひとりで抱え込まずにみんなに協力してもらう!」
ことです!
パパはママに比べると赤ちゃんに授乳できず(当たり前ですが;;)
日中も仕事で家にいないためできるお世話も限られてしまいますが、パパにもできることは積極的にやってもらいましょう!
例えば赤ちゃんをお風呂に入れてもらうだけでもちがいます。
ママの負担は少し軽減されますよね。
理解したいのは産むまで赤ちゃんと一心同体だったママとは違い、パパはいきなり赤ちゃんとご対面するので、ママみたいにすぐ赤ちゃんをお世話できるとは限りません。
そんなパパに時には苛立ってしまいますが、できる範囲から教えながら協力してもらいましょう。
あとは近くに親が住んでいたら親にも頼ってみても。
無理に自分ひとりでどうにかしよう・・
ではなく頼れる人がいたら頼ってみることが大事です!
次に必要なのは「多少大雑把でも大丈夫!」ということ!
毎日お風呂に入れなくても体を拭くだけの日があってもよし!
授乳しながら本をみてもよし!
家事も手を抜いてよし!
掃除が毎日できなくてもよし!
ご飯がレトルトでも買ってきたお惣菜でもよし!
これを絶対しなきゃいけない、絶対してはいけない、と思わなくてもいいんです。
夜の授乳が辛ければ、夜だけミルクに切り替えて赤ちゃんのお腹を満たして寝かせてもいいし、パパに変わってもらっても。
睡眠不足が続いてしまうと余計にイライラが増してしまうので、
こんな対応もありかと思います。
また、昼間に15分程目を閉じて横になるだけでもスッキリして、体力も回復するので試してみてくださいね。
1〜2歳代
子供も自我が芽生え始める時期です。
この時期のイライラの原因で多いのが、抱っこして攻撃、後追い、ご飯の好き嫌いなどがあります。
自我が出ることは成長の証でもあるので喜ばしいことですが、ママは参ってしまうこともあるかと思います。
抱っこを求める時は抱っこしてあげるのがいいですが、いつもできるとは限りませんよね。
そんな場合はおもちゃをあげてみたり、周りのものに目を向けさせて子供の興味をそらしてあげましょう。
そしてこの頃は後追いのピーク。
泣きながら後追いされると、側を離れられなくてストレスもたまってしまいますよね。
子供から離れる時には、子供が安心するように声をかけてあげます。
「待っててね」よりも「もうすぐ行くよ」と声をかけてあげると、子供も待つことは我慢だと思わずにもうすぐ来てくれると言う安心感に繋がるので、プラスの言葉をかけてあげることが大事です。
子供のご飯の好き嫌いもママにとってはイライラの原因です。
毎回のことなら尚更ですよね;;
子供の嫌いな食材は好きなメニュー混ぜ込んでみたり、ママが美味しそうに食べてみせたりします。
好きなメニューに混ぜ込むことで、いつの間にか食べれるようになったり、ママが美味しそうに食ベてるのを見て子供も食べてみよう!と思うかもしれません。
食べれたら必ず褒めてあげます!
2〜3歳代
いやいや期真っ只中の2〜3歳は、とにかく何でもかんでもいやいやの連発、ママたちも相当イライラしてしまうかと思います。
何でも自分でやりたがったり、公共の場で騒いだり、歯磨きや着替えを嫌がったり・・・。
いけないと分かっていてもつい子供に怒鳴ってしまい、後で後悔することも少なくありません。
この時期は子供が自分でやりたがることはなるべくやらせてあげることが大切です。
自分でやってみることで子供も成長していくため、それを無理に妨げてしまうと子供にとってよくない影響を与えてしまいます。
何事もチャレンジすることはいいことだ!と割り切ると、あなたの気持ちの持ちようも変わってくるかもしれません。
とは言っても、時間がなくて急いでいたりする時に自分でやりたがると、ママも困ってしまうので、ある程度余裕を持って行動するといいかと思います。
困ってしまうのが、買い物や電車の中など公共の場で子供が騒いでしまうこと。
騒いでしまうと思わずヒヤヒヤしてしまいますよね。
例えば、電車に乗る時にはおもちゃや絵本など子供の興味のひくものを用意して、買い物の時には歩き回らないようにカートに乗せたり、店内に子供用の小さなカゴがあったらその中に子供のお菓子など入れて持たせます。
この時期の子供はある程度言葉も理解できるので「ここでは騒いじゃダメだよ」と言い聞かせてみたり、「人参が欲しいけど、どこにあるかな?」と、ゲーム感覚で一緒に買い物しみてもいいかと思います。
また、歯磨きや着替えは毎日のことなので、いやいやさせるのも一苦労です。
嫌がる歯磨きには「お口の中にバイキンがいるからやっつけようね」と言い聞かせてみたり、「お人形さんも磨いてるから一緒に磨こうね」とお人形を使ってみたり、
ママやパパが一緒に歯磨きしてみます。
無理やり押さえつけて磨こうとすると、子供はギャン泣きして
余計に嫌がってしまいます。
用意した服を嫌がって着てくれない場合は、2、3着持ってきて
子供にどれが着たいか選ばせます。
なかなか思うように服が着れないと子供はぐずってしまいますが、ママはなるべくおおらかな気持ちでサポートをしてあげてくださいね。
子育てをしていると、どうしてもイライラしてしまいますが、
何事も完璧にやろうとせずに力を抜けるところは抜いて、なるべく溜めこまないように息抜きや気分転勤をしてみてください。
イライラやストレスを発散するのも難しいですが、好きな食べ物を食べたり、子供が寝た後に好きなことをしたりと、自分の時間を楽しみましょう。
実は多い!?子育てのイライラは旦那さんの行動のせい?
子育てのイライラとは別に、もうひとつイライラする原因といえば・・旦那さん(パパ)です。
とにかく旦那さんの行動がイライラする!!
と思うママは多いんです!
例えば・・
・自分が我慢していることをやっている
・子育てを手伝わない
・家事も任せっきりで手伝ってくれない
など、とにかく何でもかんでもイライラしてしまい、ママも精神的に参ってしまいます。
何でこんなにイライラしてしまうのか?
その原因のひとつに、ホルモンが関係しています。
妊娠するとプロゲステロンやエストロゲンなどのホルモンが増加しますが、出産すると急激に減ってしまい、そのホルモンの変化に体がついていかずにイライラの原因となってしまうのだそうです。
その代わりに、出産すると幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンや、母乳を作り出すプロラクチンが分泌されますが、プロラクチンは母性本能を生み出したり、攻撃性を生み出す効果があるので、必然的に子供を守ろうとする本能が働き、旦那さんにイライラしてしまうんですね。
母乳が終わって月経が始まるとホルモンも整ってきますが、まだ母乳が出ている場合はどう対処したらいいのでしょうか?
①栄養バランスを整える
ホルモンバランスは食べ物でも改善できます。
主に摂取したいのが、イソフラボンやビタミンEやビタミンB6。
イソフラボンにはエストロゲンに似た働きがあり、ホルモンバランスを整えてくれるので、納豆や大豆などを食べると効果的です。
ビタミンEやビタミンB6も同じくホルモンバランスを整えてくれるので多く含まれるかぼちゃや鶏ささみ、マグロなどの食材をバランスよく食べることをおすすめします。
②適度な運動をする
適度な運動をすると自律神経が活性化されるので、ホルモンバランスも整ってきます。
おすすめは子供と一緒にできるストレッチや散歩。
無理せず続けられる範囲から始めてみるといいですね。
③体を温める
体を冷やしてしまうと血流が悪くなり、ホルモンバランスや自律神経が乱れてしまいます。
冷やさないためにも、靴下を履いたり湯船に浸かるなどして体を温めます。
④サプリメントや漢方を摂取する
食事だけでは摂取できない栄養や、落ち込んだり気分の浮き沈みがある場合は、サプリメントや漢方を摂取して心と体を整えるのもいいかと思います。
ネットやドラックストアでも買えますが、漢方は婦人科で相談して処方してもらいましょう。
ホルモンバランスが整えばある程度イライラも収まってきますが、1番は旦那さん自身が自分の行動を改めることです。
子育ても家事もママだけの仕事ではありません。
旦那さんに子育てや家事の大変さを伝え、できる限り協力してもらいます。
旦那さんはママの状況を理解していないこともあるので、イライラする原因を詳しく伝えてみましょう。
たまりやすい子育てのイライラこんな場合の解消法は??
たまってしまったイライラをそのままにしておくと、体調不良や産後うつをひき起こしてしまい、最悪のケースが出てくる場合もあります。
そうならないためにも、なるべくイライラを解消していきましょう。
週に1回でもいいので友達と出かけたり、買い物を楽しんだり、1人の時間をつくったりして息抜きをしたり・・。
出かけられない場合は、録り溜めしておいたドラマを観たり、子供が寝た後にゆっくりおふろに入ったり、自分へのご褒美に好きなものを食べたりと、とにかく自分が気分転換できることをしてみてみます。
また、普段から家にこもりっぱなしだと、よけい息が詰まってイライラしてしまうので、子供と出かけてリフレッシュしてみても。
自分のやりたいことや好きなことをするだけで、イライラもだいぶ解消するかと思います。
日常的に解消できるように、うまくとりいれてみてくださいね。
子育てのイライラ さいごに
子供が生まれると自分の生活がガラリと変わってしまうので、イライラしてしまうのも無理はありません。
子育ては人ぞれぞれで完璧なんてないし、ずっと辛い状態が続く訳でもありません。
大事なのはママが笑顔でいること。
そのためにも無理はせず、時には息抜きをして自分も大切にしていきましょう!