米ぬかは料理に使うだけでなく、掃除や家庭菜園の肥料・入浴剤・洗顔・パックなどにも使うことができます。
便利な米ぬかは、どこで買うことができるのでしょう?
米ぬかの買い方や掃除で使う方法とか、美容にも効果のある米ぬかの使い方やどんな効果があるかなどを紹介します。
米ぬかを生活に活かす!買い方は
米ぬかを入手する方法には、主にスーパーマーケットや米屋・ネットショップなどで購入できます。
コイン精米機で貰うことや、家庭用精米機を使うなどがあります。
スーパーマーケット
普段は漬物の材料コーナーや調味料コーナーに置いてありますが、タケノコが旬の時期になるとアク抜きをするときに必要になるため一緒に置いてありますよ。
値段は100円から300円くらいが相場となっています。
米屋
米屋によっては無料で貰えますが、量り売りや袋詰めされて販売しています。
値段は米屋によって違いがあるので購入前に確認しましょう。
ネットショップ
Amazonや楽天市場・Yahoo!ショップなどで販売しています。
1kgから15kgで値段は300円から2,000円が相場となっています。
コイン精米機
料金を投入して一定量の玄米を精米することができます。
農協やスーパーマーケット・ホームセンターなどの駐車場に設置されていることが多いです。
コイン精米機には米ぬかを溜めておく場所があり、自由に持ち帰ることができるようになっています。
しかし、中にはマナーが悪く近所から苦情がきたという理由で施錠されていることがあるそうです。
家庭用精米機
米は精米したときから劣化が始まり、約2週間で味が落ちるといわれています。
家庭用精米機を使って玄米を精米することで、いつでも新鮮な米と米ぬかが同時に入手することができます。
米ぬかで掃除も安全!使い方
米ぬかにはγ-グロブリンというタンパク質があり、汚れを落とす界面活性剤の働きがあるといわれています。
また米を作るときに農薬が使われていますが、収穫時には農薬が残っていないので安全なものになっているので安心して掃除に使うことができます。
木綿のハンカチやガーゼの中心に米ぬかをのせ、こぼれないように包んで紐や輪ゴムなどで結んで米ぬか袋を作ります。(不織布の袋を使うと簡単です)
硬く絞った雑巾に米ぬか袋包み、フローリングや木製の家具や柱を拭くことで汚れを落とすだけでなく油分のワックス効果によって磨き上げることができます。
また掃除機をかけた後の畳に米ぬか袋で優しくなでるように拭くとツヤが出てきます。
掃除したい場所に米ぬかを撒いてから、ホウキで掃くとホコリを立てることなく掃除をすることができますよ。
米ぬかの活用は美容にも効果
米ぬかには肌の老化を防ぐ・ツヤや弾力をアップする・シワやシミを予防する成分が含まれているので、美容にも使うことができますよ。
ただし、米ぬかを使った美容を行う前に米ぬかが自分の肌に合うのかを確認するためにパッチテストを行う必要があります。
ぬるま湯に溶かした米ぬかを清潔にした腕の内側に10円玉の大きさでのせ布をかぶせ1日様子を見て発赤やかゆみなどの異常がないかを確認しましょう。
途中で赤みや刺激・かぶれなどが出たときは、すぐに洗い流して使用を中止してください。
入浴剤
手ぬぐいやガーゼの中心に米ぬかをのせ包んでから紐や輪ゴムで結んで米ぬか袋を作り、湯船に入れます。
身体の汚れを落とすだけでなく、血行が良くなり肌がツヤツヤになりますよ。
洗顔
米ぬか(小さじ1)を手にのせ、水またはぬるま湯で混ぜてから顔全体にのばしてマッサージをしてから洗い流します。
また木綿ハンカチやガーゼで米ぬかを包んだ米ぬか袋を、ぬるま湯を入れた洗面器で揉み込むと白い液体が出てきたら、米ぬか袋を取り出し顔全体に優しくマッサージをしてから洗い流す方法もあります。
パック
米ぬか(大さじ2)・小麦粉(大さじ1)を混ぜ合わせ、水またはぬるま湯を少しずつ加えてペースト状にして顔全体に薄く塗り伸ばして約10分浸透させてから洗い流します。
ペーストを作るときにヨーグルトやハチミツなどを加えると香りだけでなく美容効果がアップしますよ。
米ぬか買い方と活かし方 さいごに
米ぬかは、ぬか床や料理・家庭菜園の肥料に使うだけでなく掃除や美容にも使える万能なものです。
常温保存では冬は約1週間、夏は3約日間が限度ですが、密封して冷蔵庫で保存すると約2ヶ月と長くなります。
料理や家庭菜園だけでなく掃除や美容などにも米ぬかを活用してみてはいかがでしょうか。
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