けん玉は子どもから大人までと幅広い年齢層で遊ぶことができる昔ながらの玩具です。
けん玉はいつからあるんでしょう?
起源や歴史も気になりますね。
あなたも1度は遊んだ経験があるのではないでしょうか。
私もチャレンジしたことがあります^^; 難しいです!
上手くなる練習方法やコツなどを知りたいと思いませんか。
そこで調べてみました。
けん玉の起源と歴史 ルーツはどこの国?
けん玉は十字状の剣(けん)と呼ばれるパーツと穴の空いた玉を紐で繋いだ玩具です。
日本だけでなく世界各国で遊ばれています。
では、始まりはどこなんでしょう?
起源
中国やメキシコ・アフリカ・ギリシャなどいくつか諸説があります。
記録によると16世紀のフランスで子どもたちが遊んでいるビルボケという玩具を王様たちも遊ぶようになったとあり、この説が有力といわれています。
ビルボケとはフランス語でけん玉といいます。
ビルは「玉」ボケは「小さな木」のことです。
両端に受け皿がついた木の真ん中に糸で繋がれた玉を垂らした状態で玉を受け皿で交互に受け止めて遊んでいたそうですよ。
歴史
フランスで遊ばれていたビルボケが世界各国に広まり、日本には江戸時代に伝わったといわれています。
酒席での遊びになっていたそうです。
明治時代になると文部省(現・文部科学省)が発行した児童教育解説「童女荃(どうじょせん)」に「盃及び玉」として紹介されたことで子どもたちの遊びになりました。
大正時代に広島県呉市で剣先と三日月のような形をした皿で構成された剣と太陽を見立てた玉を組み合わせた「日月ボール」が発売されました。
これにより現在のけん玉が完成したといわれています。
2010年アメリカの若者が日本から持ち帰ったけん玉の様々な技を、音楽に合わせて披露した動画をインターネットに投稿しました。
これがきっかけとなり、新しいストリートパフォーマンス「KENDAMA」として海外でも知られるようになったそうですよ。
けん玉のやり方は?初心者でも簡単な練習方法
けん玉を持って構えるときは足を肩幅に開きます。
膝は軽く曲げて、けん玉を持っている手の方の足を半歩前に出しましょう。
体の重心をつま先に置き、肩の力を抜いてリラックスすることがポイントですよ。
練習方法
皿にのせる
大皿にのせる前に手のひらに玉をのせて、真っ直ぐ上に上げて受け取る練習から始めます。
慣れてきたら、玉を大皿にのせてみましょう。
大皿にのるようになったら、中皿・小皿に挑戦しましょう。
皿の上でジャンプさせる
玉の動きに合わせて膝を柔らかく動かしリズム良く大皿の上でジャンプさせましょう。
大皿でのジャンプが上手になったら、大皿から中皿や小皿へのジャンプにも挑戦しましょう。
基本的な技
けん玉は技を決めて楽しむ遊びで約1,000種類以上あります。
初心者でも楽しめる基本的な技にはどんなものがあるのかを紹介します。
- ろうそく
剣先を摘まむように持ち、下に垂らした玉を引き上げ中皿に乗せます。
- 飛行機
玉を手で持ち剣を下から上へ上げ、玉の穴で剣先を受け止めます。
- ふりけん
玉を振って1回転させて剣先で受け止めます。
- 日本一周
大皿→小皿→剣の順に玉を移動させます。
- 世界一周
大皿→小皿→中皿→剣の順に玉を移動させます。
- 灯台
主に3つの方法がありますよ。
- 手で剣を玉の上にのせて落とさないようにする。
- 玉を持ち下に下げた剣を真上に引き上げ、玉の上にのせます。
- 玉を手で持ち剣をグルッと1回転させて、玉の上にのせます。
けん玉の剣先を穴に入れるコツはこれ!
玉を剣先で受け止める技を「とめけん」といいます。
簡単そうに見えるけど、初心者が挫折しやすい技でもあります。
技を決めるには、どんなコツがあるのでしょう。ご紹介しますね。
持ち方
剣と皿の付け根部分に親指・人差し指・中指の3本を使って持ちます。
コツ
- 膝を曲げて玉をゆっくりと真っ直ぐ下に下げます。
- 糸が揺れると玉の穴の位置がずれてしまい、剣先に入らなくなる可能性が高くなります。糸が揺れなくなるまで待ちます。
- 膝を伸ばすと同時に玉を真上に引き上げて、玉の穴をしっかり見ながら穴の下に来るように剣先を移動させます。
けん玉の起源と歴史 上手くなるコツ さいごに
けん玉は自然と膝の曲げ伸ばしをするので足腰を鍛えることができます。
また体全体を使って遊ぶため腹筋・背筋などが鍛えられ自然と姿勢が良くなる効果があるそうです。
最近ではスポーツ選手のトレーニングとして取り入れられています。
あなたもけん玉に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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