自宅の中を見せずにWeb会議やオンライン飲み会などに参加できるZoomのバーチャル背景。
ちゃんと設定したのにバーチャル背景になっていないということがあるようです。
バーチャル背景が機能しない原因には、どんなものがあるのでしょうか。
Zoomのバーチャル背景を正常に機能させる条件や設定できない時の対処方法などをまとめました。
目次
Zoomのバーチャル背景が設定できない場合
Zoomのバーチャル背景を選ぼうとしたら「コンピュータが要件を満たしていません」というメッセージが表示されて使えないことがあります。
そういう場合は、グリーンスクリーンまたはグリーンバックと呼ばれる緑色の布を背後に貼り付けるとバーチャル背景が使えるようになります。
グリーンスクリーンまたはグリーンバックは1,000円から買うことができますが、費用を安くしたい場合は緑色の模造紙にしましょう。
模造紙なら100円ショップで手軽に購入することができます。
グリーンスクリーンの設置ができたら、Zoomの設定にあるバーチャル背景内にある「グリーンスクリーンがあります」にチェックを入れるとバーチャル背景が使えるようになります。
Zoom背景設定の条件は?
Zoomのバーチャル背景を使うには、どんな環境が必要になるのでしょうか。
できない原因を調べるには、まず基本的なことを確認してみましょう。
推奨環境
バーチャル背景を快適に使える推奨環境は以下の通りになります。
- Windows
OS:Windows10 64bit
CPU:Core i7以上
- Mac
OS:iOS10.13以降
CPU:クアッドコア以上、Core i7以上
- iPhone
iPhone8、iPhone8plus、iPhoneX以降
- iPad
iPad pro、iPad(第5世代以降・第6世代以降)
上記以外の環境でもバーチャル背景を使うことができますが、キレイに表示することができない場合があります。
背景設定できない原因とその対処法
バーチャル背景になっていない場合は、以下のことを確認しましょう。
Zoomのバージョンを確認する
バーチャル背景が使えるのは、Zoomのバージョンが3.5.53922.0613からとなっています。
Zoomのバージョンを確認する方法がないので、Zoomのアプリケーションを起動しサインインすると画面に
「新しいバージョンを使用できます。 更新」
と表示された場合は「更新」をクリックしてアップデートを行うといいですよ。
もし画面に更新を促すメッセージが表示されていない時にバージョンを確認したい場合は、画面右上にあるアイコンをクリックするとメニューが表示されます。
その中にある「アップデートを確認」をクリックするとバージョンが確認され、「更新可能」または「最新の状態を保っています」が表示されます。
「更新可能」の場合は指示に従い、アップデートを行いましょう。
サインインできていない
Zoomはサインインしていなくても使うことはできますが、バーチャル背景を使いたい時はサインインする必要があります。
Zoomのホームページまたはアプリケーションを起動して、メールアドレスとパスワードを入力してサインインしましょう。
バーチャル背景が有効になっていない
事前にバーチャル背景を有効にしていないと、背景を選ぶことができません。
Zoomのホームページまたはアプリケーションを起動・サインインして、設定にあるバーチャル背景のトグルスイッチが青色になっているかを確認してください。
背景が表示されていない
照明・背景色などの影響でバーチャル背景が表示されていないことがあります。
以下の方法を試してみてくださいね。
- 高品質なカメラを使用する。
- 照明が均一になるように、日光を遮るためにカーテンを閉める
- 背景と同じ色の服を着ない
- 背景色を手動で選択する
- 仮想背景を設定できるカメラアプリを使う
- 仮想背景を設定できるカメラアプリを使う時は起動した時に背景を単色に設定してから、Zoomの設定またはビデオ通話時の「^」ボタンで「カメラの選択」を選び起動したアプリを選択します。
バーチャル背景をクリックして画像を選びます。
バーチャル背景が設定できない さいごに
バーチャル背景は事前に部屋を掃除・片付けする必要がないので急なWeb会議でも参加することができる便利な機能です。
推奨環境以外でもZoomのバーチャル背景を使うことはできますが、キレイに表示することができないことがあります。
グリーンスクリーンまたはグリーンバックを使って、照明が均一になるようにすればバーチャル背景を使えます。
自分の好きな背景を使って、Web会議やオンライン飲み会に参加してみてはいかがでしょうか。
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