空高くうかぶ凧は観ていても気持ちよさそうです。
あなたも、もっと高くとぐんぐんあがることを思いながら凧あげをしたことありませんか。
でも高く上げられない・・凧あげもなかなか難しいですよね(^^;)
凧には遊びや観測などと様々な種類があります。
そんな凧の種類や特徴をまとめてみました。
そして上手に上げるコツや簡単な作り方などもご紹介。
凧揚げの種類と特徴 どんなものがある?
角凧
日本各地でよく見られる典型的な四角形の凧です。
六角凧
新潟県で昔から親しまれている六角形の凧で、海外でも知名度が高く「ROKKAKU」と呼ばれているそうです。
丸凧
静岡県袋井市で伝承されている丸形の凧で、風の抵抗を受けにくい特徴があります。
連凧
1本の凧糸に多くの凧を繋げたもので空に一直線となって上がる、曲線を描くなど躍動感のある動きが特徴となっています。
ぐにゃぐにゃ凧
ビニールに2本の棒を取り付けた凧で簡単に作れて、よく飛ぶ特徴がありますよ。
ゲイラカイト
アメリカ合衆国・ゲイラ社が製造した三角形の凧で、日本には1974年に輸入され大流行しました。
バイオカイト
2001年に伊藤利朗博士が開発した凧で、そよ風で上がる・季節や天候を気にする必要がない・真上に上がるなどの特徴があります。
凧揚げ上手くあげるコツは?
凧あげをしているのをみると、とても簡単にあがるように見えます。
でも実際やってみると難しいですよね。上手く風に乗れなかったり、一生懸命走っているのに凧は地上をころがってついてくるだけだったり・・(^^;)
凧揚げのコツは、1人と2人では違ってきます。
うまくコツをつかんで空高く浮かべましょう!
1人の場合
自分が風上、凧が風下に来る位置に立ちます。
糸を引くまたは緩めるときの力加減がポイントになります。
- 右手に凧と糸の繋ぎ目を、左手に糸巻きを持って、風上に向かって走りながら右手に持った糸を送り出し伸ばしていきます。
- 糸が10mくらい送り出せたら、凧の方に向いて糸を引く・緩めるという動作を繰り返しながら凧を風に乗せます。
2人の場合
お互いの息を合わせることがポイントになります。
- 凧を持って風下に立ってもらい、もう1人は5mほど離れて立ち糸を張ります。
- 2人で声をかけてゆっくりと走り出し凧がある程度風を受けるようになったら、持ち役は左右のバランスを保ちながら少し上に上げる感じでゆっくりと凧から手を離します。
- 凧の方に向いて糸を引く・緩めるという動作を繰り返しながら凧を風に乗せていきます。
凧揚げ子供と一緒にできる簡単な作り方
家にある物で簡単に凧が作れる方法を紹介します。
子供と一緒に作って凧あげを楽しんでみませんか^^
レジ袋
- レジ袋またはコンビニ袋の両方にある持ち手に適当な長さに切った凧糸を結びつけます。
- 袋に好きな模様を描いて完成です。
画用紙
- 八つ切り画用紙に好きな絵を描きます。
- 絵を描いた画用紙を半分に折り、折り目の上から約10cmの所を鉛筆で穴を開けます。
- 絵を描いた方から凧糸を通して、裏面で結び目を作りセロハンテープで止めます。
- 細長く切った紙を凧の下につけたら完成です。
コピー用紙
- コピー用紙を半分に折ります。
- 輪になっている方を約2cm折ります。
- コピー用紙を全部広げて、V字になった部分にのりをつけ貼り合わせてTの形にします。
- 好きな絵を描き、真ん中になるようにストローを置いてセロハンテープで止めます。
- 裏返しにして上から約1/3になる場所に、凧糸を通したときに破れないようにするためセロハンテープを貼り、穴を開けます。
- 穴に凧糸を通し適当な長さで切って両端を結びます。
- 細長く切った紙を凧の下につけたら完成です。
折り紙
- 折り紙を三角形になるように折ります。
- 向きを変えて三角形になるように折ります。
- 広げた中心に穴を開けます。
- 1つの角を中心に開けた穴に合わせて折り、さらに半分に折ります。
- 広げてつけた折り目に合わせて3回折ります。
- 適当な長さに切った凧糸を表から通します。
- 裏面に2cmほど出したら、のりで仮留めをします。
- 3回折り目をつけた所を広げて、のりをつけながら折り込んでいきます。
- 細長く切った紙を裏面の中心に貼り付けます。
- 凧の下に足をつけたら完成です。
ハガキ
- ハガキを縦半分に折ります。
- 約2cm間隔で印をつけ、約2cmの長さで切り込みを入れます。
- 広げて交互に折ります。
- 上から約5cmの所に穴を開けます。
- 表面から凧糸を穴に通し、結び目を作ってセロハンテープで止めます。
- 凧糸は適当な長さで切ります。
- 細長く切った紙を凧の下につけたら完成です。
身近にあるいろんなもので凧を作ることができるんですね。
ちょっとした冬休みの工作にもできますね。
凧あげ種類 揚げるコツ さいごに
天気が良く、少し風のある日が凧揚げに適しています。
まわりに凧が引っかかるものがない広い場所が良いのですが、凧揚げ禁止となっている場合もあるので事前に確認しておくといいですよ。
コツを参考にして凧揚げを楽しんでくださいね。
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