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土鍋の選び方種類は何がいい?サイズの号数と土鍋を使うメリット

投稿日:2020-12-26 更新日:

土鍋は鍋物にするだけでなく、炊き込みご飯や蒸し料理・煮込み料理など様々な料理に使うことができます。

土鍋には豊富な種類があるので、どれを選んだらいいのか悩んでしまうことがありますよね。

ひとり暮らしの場合は1人用がいいの?それとも少し大きめが使い勝手がよいの?

土鍋選びの時に知りたい土鍋の種類やサイズ選び方などまとめました。

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土鍋の選び方 種類は何がいい?

用途や熱源・産地などによって選ぶ土鍋が変わってきます。

 

用途

どんな時に土鍋を使うかによって種類は違ってきます。

 

・炊飯用

深型や浅型の土鍋でも御飯を炊くことができますが、炊飯用の土鍋は吹きこぼれにくいものが多く、ゆっくりと加熱していくので米の甘さを引き出してくれます。

重さがあるので手入れ・収納には手間がかかりますが、保温性の高さ・適度な蒸気の噴出などがあるので、初心者でも簡単に炊くことができます。

 

・浅型

火の通りが早く、土鍋の保温効果によって料理を美味しく仕上げることができます。

口径が広くなっているので大人数で鍋を楽しむのに適しています。

ただし吹きこぼれやすいので、強火で煮過ぎないように気をつけましょう。鍋料理の他にロールキャベツや煮込みハンバーグ・茶碗蒸しなどの蒸し料理にも適しています。

 

・深型

長時間煮込んでも吹きこぼれしにくいので、おでんやポトフ・シチュー・煮込みうどんなど汁気のある料理に適しています。

また茶碗蒸しやプリンを作ることもできます。

大人数で取り分ける料理には不便ですが、1人鍋なら取り分ける必要がないので便利です。

 

熱源

直火で使うのが一般的ですが、最近ではガスコンロの他にIHコンロやハロゲンヒーターなどの熱源があります。

IH対応の土鍋もありますので家で使っているコンロを確認して適応した土鍋を選びましょう。

 

 

産地

土鍋の原料に使われている土は地域によって違いあるので、特徴にも変わってきます。

 

・萬古焼

三重県四日市市で作られていて伝統工芸品として認定されています。

ペタライトというリチウム鉱石が配合されているので耐熱性が高く強度があるので使い勝手が良い土鍋です。

また料理の匂いがつきにくいので、キムチ鍋やスパイスを使った煮込み料理にも適しています。

 

・伊賀焼

三重県伊賀市で作られていて萬古焼と同じく伝統工芸品として認定されています。

古琵琶湖で採れた土で作られているので耐火性と蓄熱性が高く、火から下ろした後でもすぐに冷めずに同じ温度を保ってくれます。

 

・信楽焼

滋賀県甲賀市で作られていて、タヌキの置物で有名です。

信楽で採れる土を数種類混ぜてあるので保温性に優れていて長時間加熱する料理や煮込み料理などに活用することができます。

また焼成の工程で出てくる焦げのある素朴さが特徴となっています。

 

・セラミック

色ムラのないつるりとした質感とシンプルなデザインが特徴となっています。

ほとんどが外国で作られていますが、最近では国産の土鍋にセラミックコーティングしてあるタイプもあります。

料理の匂いがつきにくいので、スパイスを使ったカレーなど煮込み料理に適しています。

 

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土鍋のサイズの号数とは

メーカーや種類・デザインなどで違いはありますが、土鍋のサイズは号数と口径で表示されています。口径とは持ち手部分を抜いた直径になりますよ。主な土鍋のサイズは以下の通りになります。

・3号(口径:約13cm、1人用)

・4号(口径:約16cm、1人用)

・5号(口径:約18cm、1人用)

・6号(口径:約20cm、1~2人用)

・7号(口径:約22cm、2~3人用)

・8号(口径:約25cm、3~4人用)

・9号(口径:約28cm、4~5人用)

・10号(口径:約30cm、5~6人用)

・11号(口径:約32cm、6~7人用)

 

1人用の土鍋のサイズは6号が一般的になっていますが、3~5号までの小さなサイズは子ども用や小食の人用として使うとか少量のお粥や煮物または湯豆腐などに使うことができます。

号数は口径の大きさを表しているだけで、深型または浅型・炊飯用の区別はしていないので選ぶ時にチェックしましょう。

 

土鍋を使うメリットは?1人用と多人数用では

金属製の鍋と違い土鍋は熱伝導率が低いため、簡単に冷めないようになっています。

また低温で煮込むことができるため野菜が煮崩れする心配はありません。

1人用の土鍋を使う時は深型がおすすめとなります。

 

 

鍋が深くても1人なら具材を取り出す時に気を使う心配はありません。

大人数で土鍋を使う時は浅型がおすすめです。

鍋が浅く、口径が広くなっていれば食材が取り出しやすくなりますよ。

 

土鍋の選び方 さいごに

土鍋は熱の伝わり方がゆっくりしているので食材の旨味を引き出すことができますよ。

深さによって適した調理法が変わってきますので、どんな時に土鍋を使いたいのかを確認しておきましょう。

土鍋選びの参考にしてみてくださいね。

 

♪土鍋を買ったらまずやることは?NGなども気になりますね。こちらをご覧いただければと思います。

土鍋の使い始めには目止めが必要?土鍋のNGと使い始めの目止めの方法

 


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