蜂蜜には、純粋はちみつ・加糖はちみつ・精製はちみつの3種類がありますが、買うときにどの蜂蜜にしようか迷うことがありませんか。
はちみつの種類によっては、効果や栄養素が違ってきます。
自分がどんな用途や効果を期待してはちみつを買うのかを考え、はちみつを選びたいですね。
蜂蜜の選び方や効果・効能、食べ方などをまとめました。
目次
はちみつの正しい選び方で健康に
はちみつは大きく分けると純粋はちみつ・加糖はちみつ・精製はちみつの3種類があります。
純粋はちみつ
水分含有量が23%以下、果糖とブドウ糖の含有量が合計で60g/100g以上などの厳しい基準をクリアしていることが条件となっています。
加糖はちみつ
水あめや果糖・ショ糖などを加えあります。
手軽な値段で香りや風味を楽しむことはできますが、栄養や殺菌作用はほとんどありません。
精製はちみつ
はちみつに含まれているタンパク質やビタミン・ミネラルなどを特殊な膜によって除去してあります。
はちみつ独特の色や香りもなくなっているので、はちみつ風味の菓子や飲料水の材料・調味料として使われています。
加糖はちみつ・精製はちみつは、はちみつが持っていた栄養が取り除いて作られています。
はちみつの効果が欲しいときは、純粋はちみつを選びましょう。
はちみつの栄養や効果を取り入れるには純粋はちみつであることが必須条件となります。
しかし、純粋はちみつでも加熱タイプと非加熱タイプの2種類があり、加熱タイプでは栄養素が壊れているので非加熱タイプであるかチェックしてください。
はちみつの効果と効能
はちみつが持っている効果・効能には、どんなものがあるのでしょうか。
殺菌作用
ブドウ糖由来の過炭化水素が含まれているので傷を殺菌して、早く治す効果があるといわれています。
整腸作用
腸内の環境を整えるグルコン酸やオリゴ糖が含まれています。
また免疫の働きを整えられるので、大腸がんの予防にもなります。
抗酸化作用
身体が酸化して錆びないようにする働きのあるポリフェノールが含まれていて、美肌になる手助けをしてくれますよ。
疲労回復
ブドウ糖や果糖は非常に吸収されやすいので、疲労回復には最適であるといわれています。
ダイエット効果
ブドウ糖と果糖は単糖と呼ばれていて、身体に早く吸収されるため血糖値が急激に上がることがないのでインスリンの過剰分泌を防ぎ脂肪が作られる割合を減らすことができます。
はちみつのおいしい食べ方はそのまま食べる!
はちみつには、ビタミンやミネラル・アミノ酸・有機酸・酵素・色素・香気物質などが含まれていますが、60度以上の熱を加えると壊れてしまいます。
はちみつの効果を取り入れるには、加熱しすぎないことが重要となります。
レモンに漬ける
スライスをしたレモンをはちみつに漬けておくことで、はちみつが持っている果糖とブドウ糖、レモンの持っているクエン酸とビタミンが同時に採ることができるので早く疲労回復することができますよ。
ヨーグルトにかける
はちみつをかけたヨーグルトを夕食後または寝る前に食べると、老廃物が身体から排出するデトックス効果が高くなります。
また便秘解消や冷え性の改善にも効果があります。
肉を漬ける
肉に含まれているタンパク質は加熱すると凝固することで硬くなってしまいます。
はちみつに含まれているブドウ糖には、タンパク質の凝固することを防いでくれる効果があります。
砂糖代わり
砂糖よりも甘味度は高いのですが、カロリーが低いので砂糖の代わりに使うとカロリー摂取過剰を防ぐことができます。
はちみつを砂糖の代用として使う量は、砂糖10gに対してはちみつ8gが目安となっています。
ただし、はちみつの種類によってはクセや風味が料理の味やバランスを崩す可能性があるので注意が必要となります。
はちみつの選び方 さいごに
はちみつには殺菌作用や整腸作用・疲労回復・ダイエット効果など、多くの効果があります。
しかし中には加熱処理や糖を加えたものがあり、はちみつの効果が得ることができない可能性があります。
はちみつの効果を取り入れるには、なにも手を加えていない純粋はちみつで加熱処理をされていないものを選ぶようにしましょう。
また使うときに加熱しすぎてしまうと栄養が壊れてしまうので注意してください。
上手に使って、はちみつの効果を取り入れてくださいね。
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