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凧あげをこどもにわかりやすく説明するには?由来と歴史と季節

投稿日:2019-11-07 更新日:

 

凧あげは童謡「お正月」の歌詞にもなっている代表的な正月遊びです。

小さい子供はなんにでも疑問符がつきます。

すると質問攻め(^^;) 凧あげをする意味や由来・歴史など、どうしてお正月や寒い季節に凧あげをするのかなどをわかりやすく説明するにはどうしたらいいのでしょう。

ちょっと考えてみました。

 

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凧あげする意味をこどもにわかりやすく説明

凧あげは男の子が誕生したお祝いや健やかな成長を願う、また厄除けや祈願などの願いを込めて行うという意味があります。

昔の言葉に「立春の季に空に向くは養生のひとつ」というのがあります。

立春とは暦では春が始まる日であるこの時期に空を見上げると健康になると言われているため凧あげをするそうです。

これらを5歳児に説明するとしたら?

例えば

「〇〇ちゃんが生まれたお祝いや元気に育ってほしいという願いをこめて、お空に凧をあげるんだよ。

空高く元気に泳ぐ凧はとっても気持ちよさそうでしょ。

あんなふうに〇〇ちゃんもこれからいろんなことにがあっても、元気にぐんぐん空に上がる凧のようになって欲しいなあという気持ちかな」

とか・・・自分で調べた意味やなんかをその子の年に合わせて話してあげるということでしょうか?

もっとつっこまれると答えるのも苦しくなりそうですが(^^;)

 

凧揚げの由来と歴史なぜ凧?

凧揚げは5~6世紀頃に中国で戦の道具として生まれたそうです。

空高く上げた凧で遠くにいる味方に攻めの合図を送っていました。

凧の形は敵にバレないように鳶になっていて紙で作られた物は紙鳶(しえん)と呼ばれていたそうですよ。

戦の道具として使われていた凧は、貴族の遊び道具になっていきました。

日本には平安時代に中国から伝わり貴族たちが遊んでいました。

江戸時代になると庶民たちにも広まり、日本各地で凧揚げが流行になりました。

 

明治時代以降になると電線が増えたため市中で凧揚げをすることは減りましたが、正月の遊びや節句・祭りなどの楽しみとして続いていました。

現在は高知県では還暦のお祝いの風習として、埼玉県春日部市宝珠花(ほうしゅばな)地区・新潟県三条市や新潟市南区白根・静岡県浜松市などでは年中行事として凧揚げや大凧揚げ・凧合戦などが行われています。

 

また中近東やインドを発祥とする菱形の凧は、大航海時代にヨーロッパに伝わり、オランダから東南アジアを経て外国との交易があった長崎に伝わり、「ハタ」または「ハタ揚げ」と呼ばれていたそうですよ。

「ハタ」の語源は凧に描かれていた模様が南蛮船の旗や信号標識旗などのデザインを模していたこと・インドネシア出身の船乗りが凧揚げをしているときに長崎の人が「これはなに」と質問したところ、凧を意味するインドネシア語「パタン」という言葉で答えたのを「ハタ」と聞こえたなどがあります。

 

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凧と呼ばれるようになったのは?

以前は四角で下に2本の長い脚がついている凧の形がイカに見えることから「いかのぼ」と言われていたそうです。

江戸時代「いかのぼり」が流行となっていましたが、空に上げていた「いかのぼり」が落ちて屋根や高い所に引っかかったのを取ろうとしてケガをする事故が多発しました。

大名行列に落ちる大事故に発展したため江戸幕府は1646年に「いかのぼり禁止令」を出しました。

しかし一部の庶民は「いかのぼりではなく、凧揚げをしている」と言い訳をしたことから、関東では「いか」から「タコ」へと名前が変わっていったそうです。

関西では「いか」と呼び続けていましたが、明治時代初期にはタコが標準語になり統一されたといわれています。

 

凧揚げの季節はなぜ冬?

風さえ吹いていれば凧揚げはいつでも出来そうですが、冬または春が適しています。

冬は北風が吹きやすく、春は心地よい風が吹くため気持ちよく凧揚げを楽しめるなどの理由があげられます。

また凧揚げは外で空を見上げて遊ぶので、暑くて日差しの強い夏や残暑のある秋には楽しめないということもあるそうですよ。

 

どうして正月に凧揚げをするの?

諸説がいくつかあります。

  • 男の子の誕生を祝う

男の子の誕生を祝い、健やかな成長を願う儀式として行われていたそうです。

また近所の人に知らせるという意味もあったと言われていますよ。

  • 陰陽五行

陰陽五行とは自然界のあらゆるものを陰と陽に分けて、「自然界は木・火・土・金・水の5つの要素で成り立っている」という五行思想を結びつけたものです。

気持ちよく正月を迎えるためには火の力を強めて金の力を弱める必要があるといわれています。

春である正月は木の力を持っていて、金の力と相性が良くありません。

そのため金の力を弱めるために火の力を強める儀式として凧揚げをしていたそうです。

凧揚げはいかのぼりとも呼ばれていて、イカのエンペラーの形が「炎」と似ているため火の象徴と考えられているそうですよ。

 

凧あげ まとめ

正月に行う凧揚げには男の子の誕生を知らせる・気持ちよく正月を迎える儀式などの意味がります。

また立春に凧を揚げることで空を見上げることで健康になれると言われています。意味がわかったところで、このお正月には家族みんなで凧揚げを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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