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季節の行事・歳時

お彼岸とお盆 こんな違いがあった お彼岸の始まりはいつから?

投稿日:2018-07-23 更新日:

お彼岸やお盆には、お墓参りに行くお家も多いと思います。
そんな時、お子さんに「お彼岸とお盆って何が違うの?」と聞かれたら?
これはなかなか難しいですよね^^;

即座に答えられるという方は、ここはパスしてください^^
とっさにきかれてうろたえる前に、ここで改めて確認したいという方はどうぞ!

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お彼岸とお盆のちがい

お子さんにも分かりやすいように違いを簡単に言うと、次の通りです。

「お盆」・・・亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんやご先祖様の霊が家に帰ってくるので、
それを家でお迎えして、もてなして、またあの世へ送り出す日(行事)。
時期は8月中ごろ(8月13日~16日ごろ)か、地域によっては7月中旬。
「お彼岸」・・・もともとはご先祖様の霊にお祈りするものではなく、自分が死んだ時に、
仏様のいる幸せなあの世へ行けるようにお願いするための行事。
行う時期は年2回。

「春のお彼岸」は春分の日(3月21日ごろ)の前後3日間の合計7日間。
「秋のお彼岸」は秋分の日(9月23日ごろ)の前後3日間の合計7日間。

ざっと書いてみるとこんな感じでしょうか?

きかれると言っても、自分のこどもなのか、親戚の子なのか、近所の子なのか・・

年齢も「こども」というくくりでは広すぎますよね(^^;

なのでここに書いたような内容を頭にいれておいて、もしきかれるようなことがあれば、
相手にあわせて、かみくだくなり、もっとことばを選ぶなりして、説明できるようにしておくといいですよね。

なにより自分が解っていないと説明なんてできないですよね^^;

私もここでおさらいしておかなくちゃ・・・・

ひとことで言えばお盆は先祖供養、お彼岸は自分の修業のため でしょうか。

お彼岸はいつから始まったの??

さて、あらためてお彼岸とかお盆て、毎年当たり前に訪れるんですけど、
いつから始まった行事なんでしょうか?

お彼岸は、平安時代中期(およそ西暦900年~1000年)から始まったとされています。

つまり、現代まで1000年以上続けられている日本の行事なんですね。

そもそも「お彼岸」というのは、仏教の言葉です。

仏教では人が死ぬと、川をはさんで、「此岸(しがん)」というこの世から、
「彼岸(ひがん)」というあの世へ行くとしています。

その生死の境の川は、「三途(さんず)の川」と呼ばれています。

「三」という数字の通り、死んだ人が生きている間にした行いの良し悪しによって、
川を渡る難易度が3段階に設定されています。

つまり良い行いをした人は、流れのゆるやかな浅い瀬を歩いて簡単に渡れますが、
悪い行いの人が渡るのは、すごく大変です。。。

ここで「あっ、今のうちに泳ぎを覚えておかなくちゃ!」とか、思ったあなた!違いますからね。

思うところのある方も、大勢いますよね。

まぁ、人間長く生きてくれば、いろんなことがありますから。

そこで、どんな人でも念仏を唱えれば、「彼岸」にある幸せな極楽浄土へ行くことができるとする浄土宗という仏教が日本で広まりました。

平安時代中期のことです。

浄土宗では、極楽浄土は西の方角にあると信じられていました。

太陽が真西に沈む春分・秋分の日は、此岸と彼岸が最も近づく日とされています。

それで、太陽が真西に沈む春分と秋分の日は、夕日が極楽浄土への道しるべ
になると考えて、この春分・秋分の日を挟んだ7日間がお彼岸の時期となりました。

彼岸の期間中は、西の太陽に祈りを捧げ煩悩を払います。

普段仏道修行をしていない人達でも「悟り」をひらけるように・・
という意味合いがあるそうです。

そして、この期間に仏様の供養をする事で功徳があり、
極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたんですね。

そして、いつしか極楽浄土にいるご先祖様に食べ物などをお供えして、
お参りをするという行事になったのです。

いつの時代も、どんな人にも救いの道はあるということですね。

・・・・・・・・・・・・

お彼岸のころになると、お店におはぎが並べられますね。
お家でおはぎを作る方もいるでしょう。

でも、なぜお彼岸におはぎを食べるのでしょうか?

これも少しだけ知っているといいかもしれませんね^^

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お彼岸におはぎを食べるわけ

「おはぎ」というのは、もち米とうるち米を混ぜて炊いて、それをついて、
丸めたものを小豆あんで包んだものです。

小豆あんは、小豆と砂糖で作られています。

小豆は古来から、厄除けの力があると信じられていました。

また昔、砂糖は高貴な薬とみなされ、神様へのお供え物としても使われていました。

このように特別な小豆と砂糖を使ったおはぎは、ご先祖様を供養する特別なお彼岸にお供えされるようになったのですね。

小豆は、縄文時代の大昔から日本で食べられていました。

その独特の赤色から、小豆は縁起が良く、厄除けの力があると考えられていました。

そこで、お祭りや祝い事の席では、お赤飯や小豆粥が食べられるようになりました。

小豆あんは、鎌倉時代からあったようです。

しかし当時の砂糖は渡来品で、上流階級の人だけが口にすることのできる
貴重なものでした。

時代が廻って江戸時代になると、外国からの砂糖の輸入量が増えて、
国産の砂糖も栽培されるようになりました。

そこで江戸では、一般庶民向けのお菓子として、ぼたもち(=おはぎ)や大福などが作られるようになりました。

こうして、ぼたもち(=おはぎ)の登場によって、庶民もお彼岸という特別な時に
おはぎをお供えして、食べられるようになったんですね。

ちなみに、「おはぎ」と「ぼたもち」は同じものです。

「おはぎ」は秋に咲く萩(はぎ)の花、「ぼたもち」は春に咲く牡丹(ぼたん)の花にちなんで名づけられました。

お盆とお彼岸のちがい さいごに

なんとなくわかっていても、いざ説明しようとするとむずかしいことがいっぱいあります。

これで、お盆とお彼岸の違いをお子さんに説明できるようになったでしょうか?

今度のお彼岸には、家族でお墓参りをして、由来などを説明しながら、おはぎを食べるのもいいいですね。

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