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季節の行事・歳時

秋の五節句!重陽の節句の由来 行事食や花にはどんなものがある?

投稿日:2018-08-10 更新日:

 

 

日本では四季があり、その季節の節目の日に節句という行事があります。

1月には七草の節句、3月は桃の節句、5月は端午の節句、7月には七夕と・・

そして
9月には重陽の節句というのがあります。

これらの節句を五節句といいます。

五節句の中でもあまり知られていないのが9月の重陽の節句。

ここでは重陽の節句について書いています。

 

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それぞれ奇数が重なる日が節句になります(例外的に1月は1月7日になります)
7月までは一般的によく知られていますが重陽の節句はあまりなじみのないお節句ですよね。

どんなお節句なのか?由来などを調べてみました。

 

重陽の節句の由来とは

重陽は旧暦の9月9日になります。

旧暦の9月9日は、今でいうと10月中旬頃になりますが、そのまま旧暦の日付でお節句のお祝いをしています。

陰陽道では奇数は陽の数で、陽の数が重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされていました。

それを祓う行事として節句が行われていたんですね。

9は特に強い気の数字とされ、当時、強いものが重なる場合というのは不吉とされ9月9日は、9が重なるため邪気が舞い込みやすいと信じられていました。

邪気は悪い気の流れのことで、病気や不幸を総称しているんです。

その邪気を払うために、秋の産物で身体を清めて長寿を願う節句を行ったということです。

それが重陽の節句の由来になります。

邪気払いの日とも言われています。

松野芭蕉も奥の細道でこの重陽の節句のことを詠んだ句があるということです。

かなり昔からある行事なんですね。

平安時代にはあったという記録もあります。

 

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重陽の節句で食べる行事食

「おくんち」というのは聞いたことありますか?

9日のことを「くんち」と呼びます。

くんちとは、九州北部における秋祭りに対する呼称なんです。

収穫を感謝して奉納される祭で「おくんち」と称される場合もあります。

昔からこのくんちの日には、茄子を食べると良いとされています。

なぜ茄子なのでしょうか?

脳の病気でしびれが来る症状を伴うものを中風と呼びますが、この中風を予防するのに茄子が効果的とされていました。

季節の変わり目に効果のあるもの食べる風習として重陽の節句に茄子が使われました。

他にも重陽の節句の料理は、秋の食べ物がキーワードになります。

古くからよく食べられているのは、栗ご飯やおもちなんていうのも行事食に挙げられます。

栗は、硬くてイガの付いた殻に覆われていて、更にその中に美味しい実があります。

邪気から身を守って、養分をたっぷり補給できるものとして食べられてきたんですね。

 

 

キーワードは秋に旬を迎える食材ということ。

秋の収穫物を食べて健康を祈願する節句と覚えれば、その時期の旬の食べ物は行事食といえますね。

また、スイーツでいえば重陽の節句には和菓子がおすすめ。

重陽の節句で義実家の訪問の場合は、和菓子をお土産に持って行くといいかもしれません。

和菓子には栗を使ったものが多くあります。

お饅頭や、ようかんにも栗が入っていますね。

秋の産物は風流な和菓子のモチーフにピッタリです。

 

 

選びやすいし、お土産などには相手へも好印象が期待できます。

菊の模様の和菓子もよく見ますね。

 

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重陽の節句で準備する花は?

 

重陽の節句は別名「菊の節句」とも言われています。

よくニュースなどでお花の品評会をやっている映像がありますね。

昔からこの重陽の節句の時期は菊の品評会が行われることが多いんです。

秋の花と言えば菊。

菊の花は昔から邪気を払うのに効果的と考えられてきました。

平安時代には前日から菊の花を綿に包んで、その露で身体を拭う邪気払いがされていました。

平安時代の人気小説家紫式部も重陽の節句に友人たちと菊の露で邪気払いしたという記録があります。

菊で身体を拭くなんて雅な感じですね。

お酒で、菊酒というのもあります。

お酒に菊の花びらを浮かべて邪気払いする方法です。

目で楽しみながら邪気を払うなんて風流ですね。

 

ひな祭りだけじゃない!重陽の節句でもひな人形を飾る!

重陽の節句でも雛人形を飾る文化があります。

でも雛人形といっても、いわゆお雛様のようなひな人形とはちょっと違います。

重陽の節句というのは、大人の節句とも言われています。

だから飾る雛人形も大人の人形になります。

飾る場合にスペースをあまりとらない人形のこと。

お雛様の場合には、段飾りなど飾るスペースが必要です。

重陽の節句の人形は、立雛や親王雛の場合が多いんですね。

 

重陽の節句 さいごに

重陽の節句を行う家庭も最近減ってきていますから、その文化を知らなくても仕方ないですね。

重陽の節句は、秋の収穫物を食べたり、身体を拭いたりして邪気払いするもの。

そして家族の健康長寿を願うものです。

昔は栄養状態も今のようではないので、大切な邪気払いだったんですね。

現代では食べ物も豊富でいつでもいろいろ食べられますが、その時期の旬の食べ物というのは、その時期に合った大切な栄養素が豊富と言われています。

この機会に旬の食べ物の見直しなんていうのもいいかもしれませんね。

 

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