目覚まし時計を何個もセットしておいたのに、時間になっても起きられない、目覚ましの音が聞こえないなんていうことはありませんか。
朝起きられないのは睡眠不足が原因の1つと考えられます。
他にはどんな原因があるのでしょう?
朝になっても起きられない原因を探してみました。
またすぐにできる対処方法などまとめてみましたのでご紹介します。
目次
朝起きられない!目覚ましが聞こえない
朝起きられない原因に目覚まし時計の音が聞こえないというのがあります。
それは目覚ましの音を脳が聞きたくない音だと認識している可能性があります。
人間の脳は、聞きたくない音と聞きたい音を区別することができます。
目覚まし時計の音が鳴っていても起きることができないのは、脳が聞きたくない音として認識しているため、聞こえていないからだといわれています。
また無意識に鳴った目覚まし時計を止めてしまったということもあります。
完全に目が覚める前に鳴っている目覚まし時計を止めてしまっているので、止めたことを覚えていずに再び眠りに入ってしまうことも目覚まし時計の音が聞こえない原因になります。
朝起きられない原因探し
朝起きられない原因には、どんなものがあるのでしょうか。朝ちゃんと起きられるようにするには、まず原因を探して対処することが大切ですね。
睡眠不足
個人差はありますが最適な睡眠時間が満たされていないと、睡眠不足となります。
布団に入ってみたけど寝付けずスマートフォンを操作する、または夜更かしなどで夜遅くなってしまうと睡眠不足が積み重なり朝になっても起きられなくなってしまいます。
自分にとって最適な睡眠時間を把握して睡眠不足にならないように気をつけましょう。
不規則な生活
就寝時間や起床時間がその日によって変わる不規則な生活をしていると、自律神経のバランスが乱れ朝起きられなくなります。
寝ている間は副交感神経が優位になっていますが、自律神経のバランスが乱れてしまうと交感神経が優位になっているため寝る時間になっても寝付くことができなくなってしまいます。
そのため、睡眠時間が減ってしまい朝起きることができなくなってしまいますよ。
ストレス
仕事や勉強などで集中していると交感神経が優位になっています。
ストレスが溜まっていると身体がストレスに負けないようにと交感神経が活発になる時間が長くなり、寝る時間になっても寝付けず睡眠時間が少なくなってしまい、朝になっても起きることができなくなります。
運動不足
仕事や勉強で頭や脳に疲れが溜まっているのに、身体は運動していないため疲労感が少ないため頭と身体の疲労バランスが崩れることで睡眠の質が下がるといわれています。
時々目が覚める、寝たのに眠気が取れないなどが原因となり睡眠不足になってしまいます。
低血圧
血圧が通常よりも低い状態によって、身体がだるくなる・頭痛がするなどの不調が起こり朝起きられなくなってしまいます。
低血圧は血管の収縮能力が低いため、血行不良になりやすくなり脳から身体への指令が鈍くなり朝起きられなくなります。
低血圧は筋肉の少ない女性になりやすいので、注意が必要です。
ウォーキングや階段の上り下りなど適度な運動を行うようにしましょう。
朝起きられない時の対処
朝スッキリと起きられるようにするには、どんなことをすればいいのでしょうか。
昼寝をしすぎない
約20分の昼寝なら問題はありませんが、寝過ぎてしまうと体内時計が乱れる原因になってしまいます。
また次の日に絶対に起きなければいけないというストレスが加わると眠れなくなってしまいます。
長時間の昼寝をしないように気をつけましょう。
カフェインを取らない
カフェインには脳を覚醒させる働きがあり、寝付きが悪くなり睡眠の質を低下させてしまいます。
15時以降にコーヒーや緑茶などカフェインを含んだ飲み物を取ってしまうと眠気が出る時間までカフェインの影響が残ってしまいます。
飲むのは午前中までにするとよいかもしれませんね。
有酸素運動
夕方から夜にかけて有酸素運動をすると身体に適度な疲労がつくので、寝付きやすくなり質の高い睡眠を取ることができます。
約30分から1時間のジョギングや水泳・早歩きなどが効果的であるといわれています。
寝る直前に食べない
寝る直前に食事をすると、消化・吸収を行うため寝付けない状態になるだけでなく、胃もたれの原因にもなります。
どうしてもお腹が空いて眠れそうもないときは、ヨーグルトやゼリーなど消化に良いものを少し食べるようにしましょう。
入浴時間
人は深部体温が低くなると眠気が出てきます。
入浴すると深部体温は一時的に上がりますが、約90分後には下がって眠気が出てくるようになってきます。
しかし寝る直前に42度以上の熱い風呂に入ってしまうと交感神経が高くなるだけでなく、深部体温が下がるまで時間がかかるため寝付きが悪くなります。
寝る2時間前までに38度のぬるめの湯で約30分入るようにしましょう。
朝起きられない さいごに
目覚まし時計が鳴っても朝起きられないのは、質の良い睡眠が取れていないことが大きな原因になっていることが多いようです。
朝スッキリと目覚めるには、規則正しい生活を行うことが重要となります。
今の生活を見直して質の良い睡眠を取るようにしてみましょう。
それでも朝起きられない状態が続く場合は、睡眠障害がある可能性があるので病院で受診するようにしましょう。