ぬいぐるみは、遊び道具やマスコット・インテリアとして鞄や部屋を飾ったり、贈り物などでよく使われていて、誰でも1度は手にしたことがある身近な物ではありませんか?
不要になったぬいぐるみを処分するにはどんな方法があるのでしょうか。
ぬいぐるみの処分や供養する方法、またぬいぐるみ供養をしている神社などを紹介します。
目次
ぬいぐるみを処分する方法
不要となったぬいぐるみを処分する主な方法として、可燃ゴミとして出す・譲る・寄付または寄贈する・売るなどがあります。
可燃ゴミとして出す
ぬいぐるみは可燃ゴミとして出すことができます。
ただし、ぬいぐるみ本体についている鈴やプラスチック、大きいぬいぐるみは地域によって出し方が異なります。
各自治体のルールを確認してから正しくゴミを出してくださいね。
また、ぬいぐるみをそのままゴミ袋に入れて出すと外から丸見えになってしまい、人によっては不快な気分になることがあります。
布に包む・紙袋に入れるなど、外から見えないようにしてからゴミ袋に入れるといいですよ。
譲る
ぬいぐるみの状態が良く、ゴミとして捨てるのに抵抗がある場合は、友人知人に声をかけてみましょう。
ただし無理に押しつけずに、もし良ければというふうに相手にプレッシャーをかけないように気をつけてくださいね。
寄付または寄贈をする
処分するぬいぐるみが大量にあり、状態が良い場合は、幼稚園や保育園・学童クラブ・小児科など、子どもたちが集まる施設や団体に寄付または寄贈をする方法があります。
事前に問い合わせをしてから直接持ち込む、またはNPO法人へ郵送するとぬいぐるみを必要とする場所へ贈られるようになっています。
売る
ぬいぐるみを売る方法にはネットオークションやフリマアプリに出品する、リサイクルショップや買い取り専門店へ持ち込む、フリーマーケットに出店するなどがあります。
ぬいぐるみの処分には供養を
日本では昔から人形に魂が宿るといわれていて、動物や人の形をしたぬいぐるみを粗末に扱うことに抵抗感を持つ人が多いようです。
そのため役目を終えた人形やぬいぐるみに対して、感謝の思いを込めて供養する人形供養が誕生したそうです。
人形供養は戦後に広まっていったといわれていて、供養することで愛着のある人形やぬいぐるみを手放すときの心の痛みや葛藤が和らぐ効果があるといわれています。
ぬいぐるみ供養している神社
ぬいぐるみも供養してくれる人形供養は人形感謝祭とも呼ばれていて、供養を行っている寺社は日本各地にあります。
安江住吉神社(石川県)
人形供養は通年行われていて、人形の形や数・大きさによって金額が変わってきます。
受付時間は9時から16時まで、事前に問い合わせをする必要があります。
また毎年3月には人形感謝まつりが行われています。
【住所】石川県金沢市北安江2丁目15-37
【電話番号】076-261-7474
長福寿寺(千葉県)
約400年の歴史があり、人形供養優良寺院に選ばれています。
供養から火葬まで僧侶によって行われています。
受付時間は9時から16時までで、事前に連絡を入れておく必要があります。
【住所】千葉県長生郡長南町長南969
【電話番号】0475-46-1837
富士浅間神社(群馬県)
ぬいぐるみや人形・剥製・こけしなど生き物の形をしたものの供養を行っています。
電話またはメールで申し込むことができます。
申し込みから約2ヶ月頃に完了の報告が届くようになっています。
受付時間は9時30分から11寺30分、13時30分から17時までとなっていて、仏滅の日とお盆は休業しています。
【住所】群馬県藤岡市藤岡1152番地
【電話番号】0274-22-2597
倉留寺(島根県)
ぬいぐるみや雛人形・武者人形・こいのぼり・こけし・ガラスケース入りの人形などの供養を行うだけでなく、1ヶ月間本堂で毎日供養を行ってからお焚きあげを行う特別供養があります。
受付時間は8時から22時までとなっています。
また、宅配便での供養受付も毎日行っていますよ。
【住所】島根県出雲市園町136
【電話番号】0853-31-6388
ぬいぐるみの処分は神社で供養を さいごに
ぬいぐるみは人や動物の形をしているので、可燃ゴミとして処分することに抵抗を感じることもあるそうです。
寺社でぬいぐるみに感謝を込めて供養してもらうのも1つの方法ですが、状態が良ければ施設などで遊んで貰えるように寄付寄贈をするのもいいですね。
処分方法はいくつかありますが、自分が納得できる方法で正しくぬいぐるみを処分してみてくださいね。
♪ぬいぐるみの供養についてでしたが、いつまでも大事にしたい時には手入れ方法も知りたいですよね。こちらもご覧いただければと思います。
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