あなたはぐっすりと眠りたいのに眠れず疲れが取れないことありませんか?
なかなか眠れないのは体内時計が狂っている可能性が高いです。
体内時計をリセットするにはトマトに含まれているGABA(ギャバ)という成分が良いといわれています。
トマトが睡眠に良いといわれている理由やトマトの効果的な食べ方などを紹介します。
トマトで睡眠効果!疲れたあなたにおすすめな理由
睡眠を取ることで心身の疲れを取るだけでなく、ホルモンバランスの調整・免疫力向上・記憶の整理・定着などを行う大切な時間でもあります。
でも、布団に入っても寝付けなかったり眠りが浅かったりとよく眠れないことありますよね。
そんな症状の不眠や、睡眠時間と量が確保できていない状態の睡眠不足になってしまうと、調子が悪くなり肥満や高血圧・脂質異常症・うつ病になる恐れがあります。
人間には体内時計がありますが、不規則な生活で体内時計が狂ってしまうことがあるんですね。
体内時計は、夜遅くまで明るい環境下にいる・昼夜逆転の生活をしている・朝食抜きなどで乱れてしまうことがあります。
体内時計をリセットすることで、良い睡眠をとり疲れが残らないようなリズムに戻してあげるといいんですね。
体内時計をリセットするには、自分の生活パターンに合わせて光を浴びることや睡眠の質を良くする成分が含まれた食べ物を食事に取り入れることが大切になってきます。
睡眠の質を良くする成分が含まれている食べ物の1つとしてトマトがあります。
トマトはナス科トマト属の一年生果菜で原産地はアンデスの高地といわれています。
日本には江戸時代・長崎に伝わったのが最初で観賞用として使われていました。
食用として使われるようになったのは明治時代。
日本人の味覚にあった品種の栽培が盛んになったのは昭和時代になってからだそうです。
トマトには睡眠に必要なメラトニンが多く含まれています。
メラトニンは脳内の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠・覚醒リズムを調節する働きがあります。
しかし加齢とともに分泌量が減ってしまい寝付きが悪くなるそうです。
トマトを食べることで、メラトニンの分泌を促すことができます。
良い睡眠のためのトマトの効果的な食べ方とは?
質の良い睡眠を得るためには、夕食時に約80gのトマトを食べることです。
皮を剥かずに食べるようにしましょう。
トマトに含まれているビタミンCは熱に強いのでスープや煮込み料理にするといいですよ。
また油に溶けやすい栄養成分も多く含まれているので、シチューやカレーの具材・ミートソースの材料として使うのもいいです。
美味しく食べるトマトレシピ
冷やしトマト
1. 冷蔵庫でよく冷やしたトマト(1個)を水洗いしてから、ヘタを取ります。
2. 好きな厚さにトマトをスライスして皿に盛り付けます。
3. 胡麻油(適量)をかけてから、塩(適量)を振りかけて完成です。
豚肉と大葉のトマト煮込み
1. トマト(2個)は8等分に切り、大葉(1束)は千切りにします。
2. フライパンにサラダ油(適量)を入れ熱してから豚こま肉(300g)を炒めます。
3. 火が通ったら、切ったトマトと大葉を加え炒め合わせます。
4. トマトが柔らかくなったら、塩コショウ(適量)・ポン酢(大さじ2)を加えて少し煮詰めたら完成です。
トマトと卵の炒め物
1. トマト(3個)を食べやすい大きさに切ります。
2. ボウルに卵(4個)を割り入れ、醤油(小さじ2)・酒(小さじ1)・みりん(小さじ1)・鶏がらスープの素(小さじ1)・塩(ひとつまみ)を加えて混ぜます。
3. フライパンにサラダ油(適量)を入れ熱してから、卵液を入れ軽く混ぜ炒り卵にしてから一旦皿に移します。
4. 空いたフライパンにトマトを入れて炒めてから、炒り卵を加え混ぜ合わせたら完成です。
トマトのGABA(ギャバ)とは?どんなもの
睡眠の質を良くする成分にはトリプトファン・GABA・グリシンがあります。
トマトにはアミノ酸の1つであるGABAが含まれています。
GABAとは脳や脊髄で働く神経伝達物質です。
・脳内の血流を活発にする
・酸素の供給量を調節する
・脳細胞の代謝機能を高める
などの働きがあります。
また興奮を抑えて心身をリラックス働きもあるので、睡眠にも効果があるといわれています。
チョコレートでGAVAというのがありますね。成分を観るとGAVAパウダーが入っていました^^。
トマトで睡眠効果 さいごに
トマトには睡眠だけでなく、いろんな効果がある野菜なので積極的に取るようにするといいですね。
ただし脳の働きを活発にする「チラミン」という成分も含まれているので、寝る3時間前までに食べておきましょう。
睡眠に効果があるからとトマトばかり食べ過ぎてしまうと痛風のきっかけになるといわれているので気をつけてくださいね。
トマトを上手に使って質の良い睡眠を手に入れましょう。