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武道の弓道とは?はじまりとその歴史から礼儀作法を尊重するわけ

投稿日:2021-04-02 更新日:

弓道とは28m先にある直径36cmの的に弓を使って矢を飛ばし、的に当てる武道です。

弓を引き、矢を放ち的に当たるまでを見届けるまでの動になります。

他の武道と違い対戦する相手のいない武道ということになります。

弓道はどんな武道なのか?

その起源や歴史、また礼儀作法を尊重する理由などを知りたいと思い調べてみました。

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武道の弓道とは?

弓道とは古武道の弓術基にし、弓で矢を放ち28m先にある的に当てるまでの一連の所作を通して心身の鍛練を行う武道です。

柔道や剣道のように対戦相手は存在せず、集中して的に当てるまでの自分との戦いが特徴となります。

 

射法八節

弓を引き、矢が的に当たるまでの一連の所作を「射法八節」と呼ばれていて、弓道を始めたときに最初に覚える基本の動きです。

 

  1. 足踏み(あしぶみ)

両足を外八文字に開きます。

両足親指の先を的の中心と一直線上に置くとことが大切です。足踏みの時に持っている弓の上部が床につかないように注意しましょう。

 

  1. 胴造り(どうづくり)

体の中心を意識して肩が床と平行になるように立ちます。

弓の下部を左の膝頭に乗せ、右手は腰に置きます。

目線は鼻頭に合わせ膝の裏を伸ばして呼吸を整え、しっかりと重心を置いて体を固定します。

体が前後左右にぶれないようにすることが重要です。

 

  1. 弓構え(ゆみがまえ)

取懸け(とりかけ)・手の内(てのうち)・物見(ものみ)という3つの動きがあります。

  • 取懸け(とりかけ)

右手を弦にかけて固定します。

  • 手の内(てのうち)

左手の握りを整えます。

  • 物見(ものみ)

右目で的の中心を見定め頭を固定します。

右手、左手、頭は1度固定したら矢を放つまで動かしません。

手の内がしっかりできていないと、離れの時に弓の動きが悪くなる可能性があるので注意しましょう。

 

  1. 打起こし(うちおこし)

弓構えの動きを保ちつつ、両手が同じ高さになるように静かに持ち上げます。

高さは額より少し高めで、上腕と体の角度は45度が目安となっています。

正面打起こしと斜面打起こしの2種類があります。

 

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  • 引き分け(ひきわけ)

3段階に分けて引き分けをします。

  • 第一段階

左肘が伸びる程度に引き分けます。

  • 第二段階

全体の3分の2程度まで引き分けます。

  • 第三段階

弓が開ききるまで引き分けます。

弓を一気に引くのではなく、両腕が伸びるようなイメージで行いましょう。

 

 

  1. 会(かい)

矢を放つ機会を待つ状態のことをいいます。

へその下あたりに力を入れ、自然な呼吸を心がけ肩と肘の高さに注意し、体全体のバランス・重心に気を配りながら、的をしっかりと見つめ5秒ほど保つ必要があります。

 

  1. 離れ(はなれ)

機が熟したら胸を開き、両腕が同じタイミングで左右に開くようにしながら矢を放ちます。

どちらかの手の動きが速くなってしまうと、矢は的に当たらないので注意しましょう。

自然でスムーズな動きで成り立つので、無心で的に向き合い矢を放つことが重要です。

 

  1. 残心(ざんしん)

矢が手から離れた後でも、体を動かさずに矢が当たった場所を見据えます。

気合いを緩めずに一連の動きの集大成として行いましょう。

その後弓をゆっくりと倒し、呼吸をしながら両手を腰に戻します。

 

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弓道の起源・はじまりとその歴史

弓は狩猟の道具として原始時代から世界中で使われています。

世界で使われていた弓のほとんどは握り部分が中心となっていますが、日本の弓は握り部分が中心より下にあることが特徴となっています。

原始時代では食料調達のために使われていた弓ですが、次第に戦の武器として使われるようになりました。

また中国文化の影響により、儀式の道具として使われるようになりました。

鉄砲が伝来したことで弓は武器として使うことがなくなり、平和な江戸時代になると心身の鍛練を目的とした弓道となりました。

 

 

しかし明治時代に西洋文化中心となり、弓道は衰退の危機を迎えました。

しかし、戦争によって国家主義思想が高まったことで武道による心身の鍛練の重要性が再認識され弓道が一般へと広まっていきました。

終戦後、学校教育から除外されましたが様々な取り組みや全日本弓道連盟の設立などで、教育的・体育的意義が認められ、現在ではスポーツとしての側面を持つようになっているそうです。

 

弓道では礼儀作法を尊重するわけ

ただ弓を引くだけでなく、礼儀をわきまえ作法を身につけることが自分自身の成長につながります。

矢を的に当てるためには矢を放つまでの「射法八節」が重要で、おろそかにしてしまうと矢を的に当てることができません。

また柔道や剣道などほかの武道と同じように、礼儀作法を通して「自分がされて嫌なことは相手にしない、されて嬉しいことは相手にもしてあげる」心遣いを身につけることができます。

 

弓道の歴史 さいごに

弓道は的に矢が当たるまで、射法八節の動きを繰り返す必要があります。

的に当たるようになるまで、時間がかかりますが自分自身の成長へとつながります。

弓道には、礼儀作法だけでなく集中力を身につけることができます。

弓道に興味が出てきたら、弓道場や教室などへ出かけてみてはいかがでしょうか。

 

♪日本の武道について、他の武道についてはこちらの記事を合わせてご覧いただければと思います。

・柔道とは?柔術との違い 柔道の起源や柔道の日本の歴史を年表でみる

・剣道とはなに?定義ってどんなこと?成り立ちを歴史からみると

 

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