スニーカーは履き心地が良いため、老若男女幅広い年齢層で愛用されていますが、これといった手入れはしていない方も多いのではないでしょうか。
スニーカーも履き続けるなら、やはり手入れは必要ですよね。
汚れも履き方で違ってきますが、そのまま履き続けていれば汚れもこびりつき、臭いの問題もでてきます。
どんな手入れをどのくらいのペースでするのがよいのでしょう?手入れについて、ペースや洗い方をまとめてみました。
目次
スニーカーの手入れの頻度
スニーカーのメンテナンスや手入れの頻度は人により様々ですが、まず、長持させるには 毎日同じスニーカーを履かないこと。
1日履いたら下駄箱に仕舞わずに玄関に出して置き、翌日仕舞い、その日はちがうスニーカーを履きます。
洗う頻度は履き方にもよりますが、汚れが目立ってきたら洗う。
汗をかく季節なら、汚れがそれほどでない場合は天日干しをすればよいです。
あまり洗いすぎると傷みます。
子供の場合は汚れ方も違いますので週1くらいで洗う方が多いようです。
大人の場合はスニーカーメインの場合、洗わないで履きつぶす。
という方もいます。
私もどちらかというとそのくちかもしれません(^^;
まぁ、なるたけ安いスニーカーを普段使いで買い、2~3足を履きまわして、
ダメになったら買い替えるという感じです。
でもお気に入りのスニーカーはそうはいきません!
大人の場合はあまり汚れないとか、汚さないように履いているという方も多く、洗うのも年2~3回という感じでしょうか。
スニーカーも良いものになると、購入時に取説や手入れ方法などがついていたりします。
履く前に防水スプレーをして、汚れたら専用のペーパーで拭く、基本洗わないという場合もあります。
ただ、足は雑菌も多いので、洗わないという場合でも、履いたら日に干して湿気をとります。ものによっては陰干しで。
スニーカーの手入れ頻度をまとめると
・スニーカーを新しくした時に履く前に防水スプレーでコーティングをします。
・後は月に1~2回防水スプレーと、履いた後にブラッシングで埃をとる。
・大人の場合、履く頻度で変わりますが汚れが目立ってきたら洗う。
・大体年2~3回程度。
・材質にもよるので、特殊なスニーカーはメーカーの手入れ法を参考にメンテナンスをします。
スニーカーは洗濯機で洗える?手洗いの場合のやり方は?
スニーカーの洗い方
靴・スニーカーを洗濯機で洗えることを知っていますか?
コインランドリーには靴専用洗濯機「スニーカーランドリー」がありますが、
家庭用洗濯機でも洗えます。
頻繁に汚してくる子供のスニーカーなどの場合は洗濯機利用が楽ですね。
家庭用洗濯機を使った方法
スニーカーの素材が布ならば家庭用洗濯機で洗うことができます。
【用意するもの】
・ ブラシまたは歯ブラシ
・ 靴用洗濯ネット
・ 衣類用液体洗剤
【手順】
1.ブラシまたは歯ブラシを使って靴底についている汚れ・小石・泥や砂などを
キレイに落とします。
2.靴ひも・中敷きを外し、スニーカーと一緒に靴用洗濯ネットに入れます。
中敷きが紙の場合は溶けてカスになってスニーカーに付いてしまうので、
洗濯機で洗わないでください。
3.洗濯機に靴用洗濯ネットに入ったスニーカーと衣類用液体洗剤を入れて、
普段の洗濯と同じコースで洗います。
4.風通しの良い日陰で干して終了です。
干すときは完全に乾くまでしっかり干します。
【ポイント】
・ 小石が残っていると、洗濯機が故障する原因になります。
靴の中にも入ってないかを確認しましょう。
・ 衣類用液体洗剤と水の量は通常より多めにすると、洗浄効果が上がります。
またスニーカーのダメージ軽減にもなります。
・ 衣類にスニーカーの汚れが付いてしまう恐れがあるので、一緒に洗わないこと。
手洗い方法
手間はかかりますが、素材が布ならば手洗いすることができます。
洗濯機で洗うよりスニーカーのダメージが少ないです。
【用意するもの】
・ ブラシまたは歯ブラシ
・ バケツ
・ 衣類用液体洗剤
【手順】
1.靴ひも・中敷きを外します。
ブラシまたは歯ブラシを使って靴底についている汚れ・小石・泥や砂などを
キレイに落とします。
2.バケツに40~45度のお湯と衣類用液体洗剤を入れて洗剤を溶かします。
スニーカーを入れて約1時間浸けておきます。
3.ブラシまたは歯ブラシを使ってスニーカーの汚れを落とし、お湯ですすぎます。
4.風通しの良い日陰で干して終了です。
【ポイント】
・ 洗剤が残っていると黄ばみの原因になります。
しっかりとすすぎましょう。
・ 靴ひも・中敷きはスニーカーと一緒につけ置きしてから靴ひもはもみ洗い、
中敷きはブラシまたは歯ブラシで擦り洗いをします。
あとはしっかりとすすぎましょう。
その他の素材の手入れ方法
水洗いできない素材もあるので簡単に手入れ方法をご紹介。
【合成皮革】
柔らかい布にぬるま湯に浸し、良く絞ってから汚れを拭き取ります。
汚れが酷い場合は、靴専用のクリーナーを使いましょう。
【天然皮革】
専用ブラシで汚れを落とし専用クリームをスニーカー全体に塗ります。
柔らかい布で余分なクリームを拭き取ります。
【スエード】
毛並みに逆らってブラシを使ってホコリを落としてから、毛並みに沿って整えます。
スニーカーのちょっとした汚れに効果の手入れアイテムとは
スニーカーの汚れ防止やちょっとした汚れに効果のある手入れ方法・
アイテムを紹介します。
汚れ防止に効果があるアイテム
・ 防水スプレー
防水対策だけでなく、汚れ防止にもなります。
スプレーを使うときは20cmくらい離しましょう。
効果は1週間くらいが目安ですが、大雨で濡れてしまうと効果がなくなります。
どんな素材のスニーカーに使うことができます。
・ ベビーパウダー
ベビーパウダーには、汚れやシミを吸収する性質を持っています。
スニーカー全体にベビーパウダーをはたいておくと、繊維に付いた汚れが染み込む前に吸い取ってくれます。
白スニーカーや淡い色のスニーカーにおすすめです。
・ ろうそく
白いローソクをスニーカー全体に塗り込むようにすると、防水スプレーと同じような効果があります。
ただし革・スエード素材のスニーカーに使うと、生地を傷めてしまいます。
ちょっとした汚れに効果があるアイテム
・ 消しゴム
軽い汚れなら、こするだけで取ることができます。
・ メラミンスポンジ
研磨剤が含まれているので水をつけてこするだけで、汚れを取ることができます。
ただしレザーやコーティングされた部分に使うと表面を傷つけてしまいます。
・ 除菌アルコールスプレー
ソール・ゴム部分にシュッと吹き付けてから、ティッシュや布で拭き取ります。
また、除菌することで消臭効果も期待できます。
・スニーカー専用のペーパークリーナー
ちょっとした汚れは手軽にこれで拭き取ります。
バッグに入れて持ち歩くこともできますね(^^)
スニーカーの手入れ 最後に
スニーカーの手入れ方法について紹介しました。
子供のスニーカーは、週に1回洗うのが理想ですが、大人の場合は汚れによりますが、3ヶ月に1度くらいのペースで洗うといいですね。
また、雨や泥で汚れた場合は、早めに洗うと雑菌の繁殖を防ぐことができます。
余談ですが、スニーカーの語源は英語の「Sneak」(忍び寄る)からきています。
柔らかい素材で作られているので音を立てずに背後に忍び寄ることができるということから、1916年アメリカのKeds社が静かなクツであることをアピールするキャッチフレーズから生まれたと言われています。
だから柔らかくて履き心地がいいんでしょうか?
これからも、お気に入りのスニーカーを長く履けるように、きちんと手入れをしたいと思います。
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