風邪を引いた時や体調がすぐれない時、消化のいいものを食べたいですよね。
温かくて食べやすくて消化のいいもの。
一番に思い浮かぶのは、「うどん」!
でも、同じ麺類なら蕎麦だって温かいし消化に良さそうですよね。
うどんとそばは、どちらが消化にいいんでしょうね。
うどんとそばで消化がいいのはどっち?
昔から消化にいいものといえば「うどん」と言われています。
体調不良の時や赤ちゃんの離乳食にも食べられるくらい胃腸にやさしい食べ物です。
うどんの原料は、小麦粉と塩と水。
そばの方はというと、そば粉と水につなぎとして小麦粉や卵、長芋などが使われたりします。
うどんは、成分のほとんどが炭水化物なので消化にいいそうなんです。
炭水化物は、胃に溜まっている時間が少なくいのだそう。
また、小麦粉に含まれているグルテンがでんぷんを包み込んでいるので、消化酵素が入りやすくなって消化が促進されるそうです。
これが、うどんは消化がいいと言われる理由なんですね。
一方そばの方は、つなぎで卵や長芋なども使われ、多くの要素が含まれている為、消化には負担がかかるのだとか。
また、雑穀であるそば粉に含まれる食物繊維は、水分を吸収すると膨らむため、胃から腸に移動するのに時間がかかるという事です。
成分的に見ても「うどんの方が消化がいい!」ということですね。
うどんの簡単レシピで風邪対策
ふわふわ卵とじうどん
材料(1人分)
うどん 1袋
水
めんつゆ
卵1個
長ネギ
片栗粉(大さじ1/2を大さじ1の水で溶く)
作り方
①長ネギは斜め切り。お好みの量で。
②鍋に水と麺つゆを煮立て、うどんと長ネギを投入。
③うどんがお好みの柔らかさになったら片栗粉を加えます。
④混ぜながらトロミがついたら、溶き卵を回しかけて卵がかたまったら完成です。
とろみのついた温かくてふわふわのうどんです。体も温まるしいいですよ♪
あったか味噌煮込みうどん
材料(1人分)
味噌大さじ2
しょう油大さじ1
酒みりん(各大さじ2)
ほんだし大さじ1/2
水400cc
うどん1袋
お好みの具(ねぎ、かまぼこ、卵など)
作り方
①鍋に水を入れ沸騰したら、ほんだしとうどんを入れます。
②再び沸騰したら、中火にして他の調味料を全部入れ煮込みます。
③柔らかくなったらお好みの具を乗せて出来上がり。
いつもとは違う味のうどんもいいですよ。
うどんで作る雑炊?作り方は
雑炊というとご飯が思い浮かびますが、うどんで作る雑炊もいいですよ。
うどん雑炊
材料(1人分)
にんじん1/4本
しいたけ1個
水250cc
出汁の素大さじ1
めんつゆ適量
ごはん(お茶碗半分)
うどん半分
卵1個
ねぎ適量
作り方
①人参はいちょう切りにしいたけはスライスしておきます。
②土鍋に水と調味料、麺つゆを入れ野菜を煮ます。
③野菜が煮えたらごはんとうどんも投入。
④うどんが煮えたら溶き卵を流しいれ、半熟になったらネギも入れて出来上がりです。
簡単で、胃腸にも優しいんですね。
うどんと雑炊も一緒に楽しめる嬉しいメニューです。
消化のいいのはうどんかそばか? さいごに
子供の頃、風邪を引いた時にはよく「うどん」を作ってもらっていました。
温かくて柔らかくて、身体も温まって消化にもいい。
風邪も早く治るような気がしましたね。
夏バテなどで食欲が無い時などは、冷たい蕎麦を食べる事もあります。
つるっと食べられて食べやすい。
ただ、やっぱり冬の体調不良には、そばよりうどんが一番ですね。
色々食べ方もアレンジ出来るし、うどん雑炊は私も初めて知ったのですが、うどんも雑炊も食べられるなんて!
今度は、うどん雑炊を作ってみようと思います(^^)