あなたは恵方参りって聞いたことがありますか?
私は初耳でした。
恵方といったら恵方巻き、参拝といったら初詣・・・なんかはわかるんですが、恵方参りとは何なのだろう・・・
恵方参りでも願い事がかなうお参りのしかたとかもあるようで、それはどんなのだろうと・・・初耳なことが多くて??となったので、疑問に思ったことを調べてみたいと思います。
恵方参りと初詣の違いとは?
まず
「恵方参り」とは何なのか?
恵方参りとは、古くからある正月行事の一つで、一月一日(元日)に、その年の恵方にある神社やお寺を参拝し、その年の幸福を祈願するのだそうです。
その年の福徳を司る神である歳徳神さまが居る方角を恵方といい、恵方は毎年変わります。
自分の住んでいる所から見て恵方にあたる社寺を参拝します。
次に
「初詣」とは何なのか?
初詣は、年が明けて初めて神社やお寺を参拝する事をいいます。
一年の感謝と新年の無事と平安を祈願したりします。
氏神様や恵方には関係なく、近くの神社や有名な社寺を参拝するのが、最近は多いそうです。
簡単に説明すると、
恵方参りとは、元日に恵方にある社寺を参拝する事。
初詣は、恵方に関係なく年が明けて初めて社寺を参拝する事をいいます。
恵方参りで願い事を叶える方法
せっかく恵方参りをするのであれば、効果的に願いを叶えたいですよね。
そんな恵方参りのやり方をみつけたのでちょっとご紹介しますね。
まずは、恵方にある寺社を探しましょう。
地図で調べるのもいいし、スマホのコンパスを使って調べるのも簡単です。
恵方が決まったら自宅から750m以上離れた所にある寺社を探します。
恵方の効果は750m以上離れないと出ないのだそうです。
ちなみに寺社は、お墓を守っているお寺とお稲荷さんはダメなので、注意して下さいね。
寺社を参拝する時のやり方ですが、手水は通常通りの参拝と同じにします。
お願いする際に、右手で天を指し、左手で地面を指し、お釈迦様と同じポーズをするといいそうです。
こんなポーズですね。
天の気と地の気とつながる事で願いが叶いやすくなるのだとか。
でも人が多い場所でやるのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
そんな時は指で指すのもいいそうなんです。
胸元で見えないようにやるだけでも効果はあるそうです。
ぜひ、試してみて下さい。
願い事の仕方にもちょっとしたコツがあります。
普通お願い事をする時って、「恋人が出来ますように」とか「試合で勝てますように」とか「~できますように」っていう感じで願いませんか?
願い事も積極的なお願いの方がいいみたいなんです。
「私にチャンスを下さい」とか、なんなら言い切っちゃって、「絶対試合で勝てます!」くらいの感じでもいいのかもしれませんね。
これって引き寄せの法と同じような感じでしょうか?
そしてお参りが終わったら寄り道せず、まっすぐ家に帰りましょう。
恵方参りの方角はどうやって決まる
恵方参りの方角ってすごく難しそうな気がしますよね。
恵方は十干(じっかん)で決まります。
十干は、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)からなります。
例えば、丙午の年であれば、丙の方角の南南東になるということなんです。
そして、恵方の方角って西南西・南南東・北北西・東北東の4つしかないそうなんです。
その年の下一桁の数字でどの方角かがわかります。
下一桁 0と5 西南西(庚の方角)
1と6 南南東(丙の方角)
2と7 北北西(壬の方角)
3と8 南南東(丙の方角)
4と9 東北東(甲の方角)
ということは、十干でもその年の下一桁の数字でも方角がわかるということ。
覚えておくといいかもしれませんね。
詳しい恵方のことについては以下の記事をご覧下さい。
恵方参りと初詣 さいごに
恵方参りは、元日にその年の恵方にある寺社をお参りする事。
なかなか元日にお参り出来なかったり、恵方を選ばなくても好きな寺社を参拝出来る初詣の方が今では主流になっているようです。
どちらも参拝して幸せを祈願するのは同じ。
でも元日に参拝すると決まっているのであれば、ぜひ恵方参りをするのもいいのではないでしょうか。
私も機会があったら、1度恵方参りをしてみたいなぁと思っています。
もちろんお釈迦様のポーズで!
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