リュックは登山やアウトドアだけでなく、通勤通学・普段使いもできる便利なカバンです。
リュックには多くの部品がありますが、どんな使い方ができるのかをご存じでしょうか。
リュックについている部品の名称や使い方などを紹介します。
リュックについている部品やパーツの名称は?
リュックには以下のような部品がついています。
- メインコンパートメント
- フロントアクセス
- トップリッド
- ボトムコンパートメント
- フロントポケット
- サイドポケット
- ウエストベルトポケット
- ショルダーハーネス
- サイドコンプレッションストラップ
- ヒップベルト
- チェストストラップ
- ショルダーストラップ
- グラブループ
- スリーピングバッグストラップ
- デイジー チェーン
- バンジーコード
リュックパーツの機能と使い方
- メインコンパートメント
メインとなる荷物を入れるための袋状のもので、荷室(にしつ)や気室(きしつ)とも呼ばれています。
大きなリュックの内部に仕切りをつけることで、上下に荷物を入れることができる2気室構造にすることができます。
- フロントアクセス
リュック前面からメインコンパートメントに入っている荷物を取り出すことができます。
- トップリッド
メインコンパートメントを開閉するとき、雨風から守る役割があります。種類によっては、小物を入れることができるポケットがついているタイプもあります。
- ボトムコンパートメント
サブとなる荷物を入れるための袋状のもので、汚れ物やシューズなどを入れることが多いです。
- フロントポケット
リュックの前面についていて雨具や地図・軽食などを入れておくと、移動中でもサッと取り出すことができます。
- サイドポケット
リュックの側面についているポケットで、折りたたみ傘など細長い物を入れるのに便利です。
また、水筒やペットボトルなどを入れるドリンクホルダーにもなります。
- ウエストベルトポケット
ヒップベルトにあるポケットで、スマートフォンやカメラ・コンパスなどの収納に適しています。
- ショルダーハーネス
リュックを背中に背負うために肩にかける紐です。
リュックを肩から背中に安定させる働きがあります。
- サイドコンプレッションストラップ
メインコンパートメントの容量を調節するときに使います。
またサイドポケットに細長い物を入れるときに固定するときにも使えます。
- ヒップベルト
リュックを体に引き寄せるためのベルトで、腰で支えることでリュック全体の重さを肩や背中にかかる負担を軽くすることができます。
またリュック全体の揺れを抑えることもできます。
- チェストストラップ
ショルダーハーネスについている部品で、リュックと体のフィッティング性を高める働きがあります。
また、ショルダーハーネスが外側へズレないようにする働きもあります
- ショルダーストラップ
ショルダーハーネスの長さを調節する働きがあります。
調節するときに、リュックの重さを肩に引き寄せることで体との一体感をアップさせることが可能です。
- グラブループ
リュックの上部真ん中あたりにある取っ手のような部品です。
背中から降ろしたリュックをカバンのように持ち歩くときに使います。
- スリーピングバッグストラップ
リュック前面の下の方にあるループ状のベルトで、寝袋やウレタンマットなどを吊すことができます。
- デイジー チェーン
フロントやショルダーハーネスについている輪の形になっているナイロンベルトです。
登山用のギアをぶら下げるときに使います。
- バンジーコード
リュック前面を覆うようにつけられた伸縮性のあるコードで、脱いだジャケットを挟んで固定することができます。
ただし簡易的なものなので、知らないうちに挟んでいたジャケットが落ちてしまう可能性があるので、カラナビを使って防止しておきましょう。
リュックパーツに取り付けられるアイテム
リュックのパーツに取り付けると便利なグッズもあります。
- アジャスタブル ボトルホルダー
ショルダーハーネスに取り付けることができるボトルホルダーです。サイドポケットに入れるより、簡単に飲み物を手にすることができます。
リュックのパーツの名称と使い方 さいごに
リュックの種類によってついているパーツに違いがあります。
それぞれ使う目的が違うので、アレンジは難しいですが市販されているボトルホルダーなどのアクセサリーをつけて使いやすくすることはできるので、自分に合った方法で活用してみてはいかがでしょうか。