牡蠣は生食だけでなく、グラタンや炊き込みご飯の具材・焼き牡蠣など様々な食べ方がありますが、牡蠣フライはスーパーマーケットのお惣菜や弁当・定食などで登場する定番メニューです。
いつから牡蠣フライが食べられるようになったのでしょうか。
サクサクジューシーな牡蠣フライの作り方や牡蠣フライの歴史やレシピ・付け合わせなどをご紹介。
目次
サクサクジューシーな牡蠣フライの作り方は簡単
牡蠣フライを作ってみたけど、身が小さくなっている、または固い・衣が剥がれてしまう・揚げているときに破裂するなど失敗してしまうことがあります。
サクサクとした食感のあるジューシーな牡蠣フライを作るためのポイントには、どんなことがあるのでしょうか。
牡蠣フライの作り方
- 容器に小麦粉(大さじ3)・水(小さじ4)・溶き卵(1個)を入れて良く混ぜ合わせ、バッター液を作ります。
- 水(1リットル)に塩(大さじ2)を入れて、塩水を作ります。
- 塩水で牡蠣(160g)をふり洗いをして、水気をしっかりと拭き取ります。
- 牡蠣に小麦粉(適量)をまぶし、バッター液→パン粉(適量)の順につけます。
- 170度の油に入れ、キツネ色になったら完成です。
牡蠣フライのポイント
水分
牡蠣に水分が残っている油ハネの原因になるだけでなく、ベチャッとした仕上がりになってしまいます。
塩水で洗った牡蠣をキッチンペーパーに挟んでから押さえ、しっかりと水分を拭き取るようにしましょう。
バッター液
バッター液とは小麦粉・卵・水で混ぜ合わせた液で、揚げ物の衣として使われています。
揚げ物は小麦粉→卵→パン粉と順番につけていくのが一般的ですが、バッター液にするとパン粉が剥がれにくくなりサクッとした仕上がりになります。
1度に材料を混ぜるより、小麦粉と水を軽く馴染ませてから溶き卵を入れるとキレイなバッター液になります。
パン粉
乾燥パン粉を使うとガリッとした食感になるので、粗めの生パン粉を使うとサクッとした食感になります。
【パン粉のつけ方】
- バッター液につけた牡蠣を生パン粉の上にのせます。
- 牡蠣にかぶせるように生パン粉を振りかけます。
- 牡蠣を手のひらにのせ、余分な生パン粉を振り落とします。
- 軽く握って形を整えます。
揚げ方
揚げ時間が長いと牡蠣の身は硬くなるので、180度の油でサッと揚げることが大切です。
揚げ時間は約2分が目安となっています。
牡蠣フライが誕生したのはいつ?カキフライの歴史
ところでこの牡蠣フライいつごろ誕生したんでしょう?
牡蠣フライの誕生についてはハッキリとした説はありませんが、有力な説は2つあるといわれています。
1つめは1893年10月6日付けの日刊新聞・時事新報で家庭向けレシピ記事「何にしよう子(ね)」に牡蠣フライの作り方が掲載されていたそうです。
2つめは東京・銀座にある1895年創業の洋食店「煉瓦亭」でトンカツをはじめとした多くの揚げ物料理を考案していて、1901年頃のメニューに牡蠣フライが入っていたそうです。
牡蠣フライに合う付け合せはなに?
牡蠣フライは油で揚げた料理なので、付け合わせるには野菜を使ったサラダ・おひたしなどが適しています。
またタルタルソースも牡蠣フライの付け合わせとしてよく使われています。
牡蠣フライに合う付け合わせレシピを紹介します。
マカロニサラダ(4人分)
- マカロニ(150g)を茹でザルにあけたら、オリーブオイル(適量)を入れて混ぜ合わせます。
- キュウリ(1本)は輪切り、スライスハム(4枚)は細切りにして、マカロニと混ぜます。
- マヨネーズ(適量)を加え混ぜ合わせ、塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
オクラのおひたし(2人分)
- オクラ(1袋)のヘタとフチを切り、塩(適量)をまぶして板ずりをして毛を取ります。
- ザルに入れて塩と毛を洗い流します。
- オクラを茹で、ザルにあけたら冷水で冷やします。
- ボウルにめんつゆ(大さじ2)・水(100ml)・すりおろしショウガ(適量)を入れ混ぜ合わせます。
- オクラを加え、冷蔵庫で約1時間冷やしたら完成です。
タルタルソース(2人分)
- 玉ねぎ(1/4個)はみじん切りにして、ボウルに入れます。
- ゆで卵(2個)を加えて潰し、混ぜ合わせます。
- 酢(大さじ1)・マヨネーズ(大さじ3)・パセリ(適量)を加え混ぜ合わせ、塩で味を整えたら完成です。
サクサクジューシーな牡蠣フライ さいごに
牡蠣フライは水気をしっかりと拭き取り、揚げ時間に気をつけておけば、サクサクとした食感のあるジューシーな仕上がりになります。
油でヤケドしないように牡蠣フライ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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