おもてなしとは良く聞くけど、具体的にどんなことをすればいいの?
なんて思う事ありませんか。
遊び気に来てくれた人に喜んで貰えるおもてなしをしたい時など何をしたらいいのでしょう?
久しぶりに訪ねてくれることになった友人にちょっとしたおもてなしをしたい・・その方法や簡単に作れて喜んでもらえる料理、気遣いなどを考えてみました。
目次
ちょっとしたおもてなしで喜んでもらうには
どんなことがおもてなしになるのか?具体的なことを考える前に、よくきくおもてなしとは?
それがわからないとちぐはぐなサービスになってしまうかもしれません。
簡単に言えばおもてなしということばは「もてなす」の丁寧語。
おもてなし=相手に対する気遣いのようになるかと思います。
私たちがいろいろなところで受けるサービスと似ていますが、ちょっと違うということです。
サービスは相手がだれであれ同じように「お客様の事前期待に適合するもの」をサービスという。
なんていう定義がありました。
ではおもてなしは?
この事前期待に対して、良い意味での想定外の心遣いとなるようです。
例えば接客の時などに出されるおしぼり。
これは誰にでもするサービスですが、そのおしぼりを渡す時に「おつかれさまです」と一言添えるとか・・・相手の様子や望むことをさっして行う気遣いや心配りでしょうか。
相手が気持ちよく居心地良くすごせるような配慮ができたら、お客様にたいしてのおもてなしになるかと思います。
ここでは、ちょっとしたおもてなしの気持ちで訪ねてくれた友人に喜んでもらうには?ということを考えての提案です。
玄関
訪問した時に足の踏み場もないように散らかっているなんていうのは論外ですが、普段から綺麗にしている玄関でも、ちょっとひと手間季節の花を飾ってみたり、爽やかな香りで出迎えたり、なんていうのも「あら」なんてちょっと感動?してもらえることもありますね。
洗面所・トイレ
掃除をしてキレイにしておくことが大切ですが、普段使っているタオルから肌触りの良いタオルに変えるだけでもいいですね。
またゲストにトイレットペーパーを交換させないように、新しいものをセットしておきます。
飲み物
人によってはコーヒーや紅茶が苦手という場合もあります。
選べるように飲み物の種類を多めに用意しましょう。
また季節に関係なく温かい・冷たいドリンクが選べるようにしておくといいですよ。
飲み物と一緒におしぼりを出すようにしましょう。
ハンガー
玄関に用意しておくと、上着・コートを床に置く・シワになる心配がありません。
「どうぞ、ここにかけてください」と一言添えるのもいいですが、自然と訪問した方が掛けられる工夫をするのもいいかもしれません。
ここに書いたのはほんの一例ですが、さまざまなところでちょっとした気遣いはできます。
肝心なのは、わざわざやってくれたのだなんて相手に気づかれないことです。
見えないところでやって、相手に気遣いさせないようにします。
簡単で喜ばれるおもてなし料理5選
おもてなし料理というとなんだか大変と思いがち。
でも普段作り慣れないもので失敗したり無理してはなんにもなりません。
作り慣れたもので、気楽にいただけるものがよいと思います。
また、食べやすい物、好みのものを考えながら作れるといいですね。
簡単にできて、おいしくいただけるものを選んでみました。
ミニピザ
- 鶏肉(適量)を食べやすい大きさに切り塩を振り、フライパンで焼き目がつくまで焼きます。
- 餃子の皮(1枚)にケチャップ(適量)を塗り、焼いた鶏肉・ピザ用チーズ(適量)をのせます。
- オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
長芋グラタン
- 長芋(1/2本)はすりおろし、長ねぎ(2本)は小口切りにします。
- ボウルにすりおろした長芋・小口切りにした長ねぎ・玉子(1個)・めんつゆ(大さじ4)を入れ、混ぜ合わせてから耐熱容器に入れます。
- ピザ用チーズ(100g)を散らし、オーブントースターで約10分焼いたら完成です。
ジャガイモの白ワイン煮
- ジャガイモ(2個)の皮を剥き約8mmの厚さにスライスし、水にくぐらせ水気を切ります。
- 玉ねぎ(1/2個)は薄切り、スライスベーコン(2枚)は5mm幅に切ります。
- しめじ(1/2パック)は石づきを切り落とし小房に分けます。
- 鍋に玉ねぎ・ジャガイモ・しめじを交互に並べ、白ワイン(100ml)・水(100ml)・顆粒コンソメ(小さじ2)・バター(10g)を加えて火にかけます。
- 沸騰したらフタをして弱火にしてから約15分煮込みます。
- 塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
鶏ハム
- 鶏胸肉(1枚)を観音開きにして、麺棒で表面が薄くなるまで叩きます。
- ハーブソルト(大さじ1)を鶏肉全体にまぶします。
- 広げたサランラップの上に鶏胸肉をのせてキャンディをくるむような感じで巻きます。
- 鍋に巻いた鶏胸肉を入れ、かぶるまで水を入れて火にかけます。
- 沸騰して約5分茹でたら火を止めて冷めるまで放置します。
- 完全に冷めたらラップを剥がし、好きな厚さにスライスしたら完成です。
ビスケットケーキ
- ボウルにインスタントコーヒー(小さじ2)・お湯(大さじ3)を入れ、良く混ぜ合わせてコーヒー液を作ります。
- 別のボウルにマスカルポーネチーズ(100g)・生クリーム(50g)・砂糖(10g)を入れ、角が立つまで混ぜ合わせクリームを作ります。
- ビスケット(10枚)をコーヒー液に1枚ずつ入れて浸します。
- ビスケットにクリームを塗り、5枚で1つになるように重ねます。
- 残ったクリームを重ねたビスケットの側面に塗ります。
- クリームが付かないようにふんわりとラップをかけ、冷蔵庫で一晩冷やします。
- ラップを剥がして、ココアパウダー(適量)をかけたら完成です。
♪ お料理は相手の好みに合わせて用意するといいですね。
あまり多く用意する必要もありません。
メインとなるもののほかに副菜になるもの2品くらいで。
盛り付け(大皿に盛り、取り分けるのか、一人分ずつ用意するのか)に工夫したり、手づかみできるようなものなら、おしぼりやウェットテッシュなどがいつでも使えるように用意しておくといいですね。
ちょっとしたおもてなしにはこんな気遣いを
自分も楽しもう
おもてなしをするホストとなると、やることで頭がいっぱいになり遊びに来てくれたゲストを置いてけぼりしてしまうことがあるようです。
遊びにくる人は、お店のようなサービスを期待しているのではなく、気兼ねすることなく楽しい時間を過ごしたいはずです。
もてなすことに頑張りすぎず、ゲストと過ごす時間を大切にして、自分も楽しむようにしましょう。
無理をしない
おもてなしをすることに頑張りすぎたり、お金をかけすぎることをすると、ゲストが「気を遣わせすぎたかな」と遠慮がちになってしまいます。
次に遊びに行くと言いにくくなってしまう可能性があります。
無理せずに自分も楽しめるおもてなしを心がけましょう。
ちょっとしたおもてなし さいごに
喜んで貰えるおもてなしをしようと張り切りすぎてしまうと、逆効果になってしまうことがあります。
無理することなく自分にできる範囲でおもてなしをして、みんなが楽しく過ごせる時間を作ってみましょう。