最近話題の、糖質制限ダイエット。
糖を主成分とする炭水化物などの糖質を制限することでダイエットに効果があると言われています。
ダイエットを始めると、食事量を減らしたくなりますよね。
でも、急激に食事量を減らすのは、必要な栄養分まで摂れなくなり、体を壊す元となってしまいます。
栄養分も十分に摂れ、糖質も控えられる食品ってないのだろうか・・・
ということで調べてみました。
豆苗で節約しながらダイエット
糖質は、炭水化物以外にもほとんどの食品に含まれています。
野菜、果物などにも含まれています。
糖質が少なくて、栄養も摂れる食品は・・ありました(^^)。
その名は「豆苗」
豆苗は野菜の種類で、えんどうの若菜の事をいいます。
この豆苗、野菜の値段がどんどん上がっていく中、変わらずに100円をキープ(私の地域では)する優れもの。
家計にも優しいんです。
しかも食べた後も自分でもう一度栽培できるというお得な食材!
安いからという理由で買っていたこのお野菜。
実は栄養バツグンのお野菜なんですね。
ここでは、栄養バツグンでダイエットにも効果的な「豆苗」についてご紹介します。
豆苗の糖質と栄養 すごいパワーとは?
まず豆苗の糖質ですが、100gあたり0.7gです。
1gいかないということは、ほぼないのと同じ!?
他の野菜と比べても、キャベツは3.4g、野菜の平均でも3.6gと豆苗の5倍ちかくあります。
キャベツダイエットより、豆苗の方が効果的なのかもしれません。
また、豆苗はβ-カロテンを豊富に含んでいます。
β-カロテン
・・・4100㎍(100gあたり)・・強力な抗酸化力を持つ。
免疫機能を正常に保つ働きがあります。
他にも
ビタミンE
・・・細胞の老化を防ぐ。新陳代謝を促す。
ビタミンK
・・・血液の凝固促進、骨の形成を助ける。
葉酸
・・・赤血球の生成を助け造血を促す。胎児の細胞を作り出す際にも必要。
ビタミンC
・・・抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑える。
生活習慣病の予防に役立つ
ビタミンB群
・・・代謝を助ける働きがある。
食物繊維
・・・腸内環境を良くし、便秘の予防、生活習慣病の予防に役立つ。
などを豊富に含んでいる、栄養バランスの良い野菜です。
ビタミンEやビタミンB群には、新陳代謝を促す働きがあり、ダイエットに効果的。
また、食物繊維を豊富に含むため便秘の改善にもなります。
便秘はダイエットの天敵!腸内環境を整えることでダイエットにも効果的ですね。
パパッと作れる美味しい豆苗レシピ
豆苗の切り方
豆苗は再生栽培もできるので、やってみたい、という場合は切るところに注意です。
豆苗の豆部分ぎりぎりではなく、豆部分の少し上にある
側芽を2つ以上残してカットします。
栽培については、豆苗の栽培は意外と難しい? 豆苗の育て方のコツは水の量?で(^^)
まずは、カットした豆は別にとっておいて、切り取った葉と茎を使って料理しましょう。
豆苗の冷しゃぶ
豆苗は軽くゆで、お皿に敷くように盛り付けます。
その上に冷しゃぶを乗せ、おこのみのタレを掛けます。
(ゴマダレ、ポン酢など)
豆苗のツナ胡麻和え (4人分)
豆苗 1袋
ツナ缶 1缶
めんつゆ 大さじ3
すりごま 大さじ1
いりごま 大さじ1/2
豆苗は軽く茹でます。
めんつゆ、いりごま、すりごまを混ぜたものに油を切ったツナ缶、
茹でて食べやすい長さに切った豆苗を和えます。
豆苗の卵、ベーコン炒め(4人分)
豆苗 1袋
卵 4個
ベーコン 4枚
豆苗は食べやすい長さに切ります。
卵を炒め、半熟になった所でベーコンも投入し炒め合わせます。
豆苗も入れ、しんなりするまで炒め塩コショウで味を整えます。
お好みで醤油を入れても美味しいです。
豆苗と油揚げの煮びたし
豆苗 1袋
油揚げ 1枚
だし汁 200cc
砂糖 小さじ1~2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
豆苗は食べやすい長さに、油揚げは油抜きし、短冊切りにします。
だし汁、砂糖、みりん、しょうゆを煮立てたところに油揚げを入れ煮る。
油揚げが煮えたら、豆苗を入れさっと煮て火を止めます。
豆苗ダイエット さいごに
豆苗は、栄養も豊富でダイエットにも効果的。
また値段もお手頃なお野菜です。
栄養を取りながらダイエットも出来るなんて、一石二鳥いいことだらけですよね。
簡単レシピはいろいろアレンジもできます。
手抜きもしたいという方は、豆苗を食べやすい大きさに切って軽く煮ます、
味付けはお好みで。
そこに溶き卵をいれるだけ。豆苗スープのできあがり。
ぜひ、あなたも豆苗でダイエットしてみてはいかがですか(^^)
ただし、豆苗だけという無理なダイエットはせず、バランスの良い食事を心がけて下さいね。