家に入る時に鍵が見つからないという経験をされた方もいると思います。
アパートやマンションの場合は大家さん・管理会社に連絡をすればスペアキーを借りることもできますが、営業時間外の早朝深夜の場合対応してくれないこともあります。
鍵がなくて家に入れないときの対処方法・自分で開ける方法・業者への依頼方法や料金などを紹介します。
鍵をなくして家に入れない時には?
鍵を持っている家族や同居人がいる場合は連絡をして帰ってくるまで待てば家に入ることができますが、一人暮らしとなるとできません。
大家さんまたは管理会社に連絡しましょう。
鍵を紛失した・忘れた・スペアキーの有無を伝えておくと、大家さん・管理会社はどんな対応をすればいいのかを決めやすくなりますよ。
大家さん・管理会社に聞いておくこと
鍵紛失のことを伝えたときに聞いておきたいことを紹介します。
いつ来て貰えるのか
営業時間外や夜間となると、希望通りにならない可能性があるので大体の目安を聞いておきましょう。
費用・支払い方法
解錠・交換によって作業内容が違ってくるので費用が違います。
また開錠でも鍵の種類によって費用が変わる可能性があります。
費用をその場で支払う必要があるのかを確認しておくといいですよ。
鍵を持ってきてくれるまたは交換にくることになった場合は、本人確認のため免許証・保険証などを提示する必要があります。
鍵紛失 自分で開ける方法
大家さん・管理会社にどうしても連絡が取れない場合は、家に入ることを諦めなければならないこともあります。
その場合はネットカフェで過ごす・ビジネスホテルなどを利用して、日中に改めて連絡を入れるようにしましょう。
どうしても家に入る必要がある場合は自分で業者を呼んで解錠してもらいましょう。
ただし、業者にしてもらうのは解錠だけで交換まではしないようにします。
大家さん・管理会社の許可なく勝手に鍵の交換をすることを禁止にしていることがあります。
勝手に鍵を交換した場合は、退去時に元の状態に戻す原状回復という義務が発生してしまいます。
また自力で鍵を開けるようなことはやらない方がよいですね。
鍵・扉を壊すだけでなく自分もケガをしてしまう可能性があります。
修理費や治療代など余計な出費が増えてしまいます。
鍵を開ける業者の頼み方と料金
業者に鍵の解錠を依頼するときは、電話での相談→見積もり確認→作業開始→支払いという流れで行われます。
解錠作業の流れ
電話での相談
電話で状況を説明して、見積もりと到着予定時間を教えて貰います。
見積もり確認
作業員が到着したら、実際の状況を確認して追加料金が発生したら新しい見積もりを出して貰います。
追加料金は業者によって有無となりますが、出張料・夜間作業料・休日作業料などがあるのでしっかりと確認してください。
内容に問題がなければ、作業をして貰いましょう。
作業開始
鍵の解錠作業が行われます。
支払い
作業終了後、見積金額を支払って完了となります。
解錠作業の料金
家のドアを解錠する作業料金は鍵の種類によって違ってきます。主な鍵の料金を紹介します。
ディスクシリンダー
両側面がギザギザになっているタイプの鍵です。
住宅の鍵としてよく使われています。作業料金は約8,000円からとなっています。
ピンタンブラー
片側面がギザギザになっているタイプの鍵です。
住宅だけでなく、机の引き出しやロッカーの鍵としても使われています。
作業料金はディスクシリンダーと同じで約8,000円からとなっています。
ディンプルシリンダー
表面にデコボコとしたくぼみがあり複雑な構造となっている防犯性の高いタイプの鍵です。
ディンプルシリンダーは特殊な工具が必要となるので、業者によっては対応してない場合があります。
問い合わせたときにディンプルシリンダー解錠の有無を確認しましょう。
作業料金は約10,000円からと他の鍵と比べると高くなります。
鍵をなくしたら さいごに
大家さん・管理会社との連絡が取れないけど、どうしても家に入る必要があるときは業者を呼ぶことになります。
「かいじょう」には、鍵を壊すことなく開ける方法の解錠と、開けるためには手段を選ばす鍵を壊してでも開ける方法の開錠があります。
問い合わせで相談するときは「解錠する」にしましょう。
解錠して貰った場合は、大家さん・管理会社に忘れずに連絡を入れてくださいね。
☆鍵については種類もきになりますよね。こちらの記事も合わせてご覧いただければと思います。
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