ミネストローネとは、トマトをベースにしたスープで多くの野菜を細かくして煮込んだ料理ですが、米やパスタを入れることもあります。
ミネストローネはいつどこで誕生したのでしょうか。
ミネストローネの歴史や自分でできる簡単レシピ・アレンジなどを紹介します。
目次
ミネストローネの発祥はいつどこで?
ミネストローネとはイタリアの家庭料理で、いつ誕生したのかは不明で作り方や材料・味付けなどには細かい決まりはありません。
イタリア語で汁物料理を意味する「minestra(ミネストラ)」に「one」をつけてミネストローネと呼んでいます。
ミネストローネのレシピは簡単!
ミネストローネはイタリアでは味噌汁のような定番スープで、簡単に作ることができます。
基本のレシピを紹介します。
基本レシピ(4人分)
- ジャガイモ(1個)・ニンジン(2/3本)・玉ねぎ(1/2個)・キャベツ(2枚)は、1cm角に切ります。
- ニンニク(2片)はみじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイル(大さじ1)を入れ熱してから、みじん切りにしたニンニクを入れ炒めます。
- 香りが立ってきたら、1cm角に切った野菜を入れ炒めます。
- 野菜がしんなりしてきたら、ホールトマト缶(1缶)を加えつぶします。
- 水(1000ml)・固形コンソメ(3個)を加えたら煮立てます。
- 煮立ったら中火にして約10分煮込みます。
- 器に盛りつけ、パセリ(適量)をちらしたら完成です。
ミネストローネを美味しくアレンジ!
ミネストローネはダシや調味料を変えることで、いろんな味や料理を楽しむことができます。
和風ミネストローネ(2人分)
レンコンやゴボウを加え和風にアレンジしたミネストローネです。ブロッコリーは火が通りやすいので、ダシ汁が煮立ったら入れるようにしてください。
- ブロッコリー(1/8個)・ニンジン(1/2本)・ジャガイモ(1/2個)・玉ねぎ(1/2個)・レンコン(90g)・ゴボウ(1/2本)・油揚げ(1枚)は1cm角に切ります。
- 鍋にオリーブオイル(大さじ1)を入れ熱してから、1cm角に切ったニンジン・ジャガイモ・玉ねぎ・レンコン・ゴボウ・油揚げを入れて炒めます。
- 野菜がしんなりしてきたら、ダシ汁(800ml)を加え煮立てます。
- 煮立ったら中火にして約15分煮込みます。
- ブロッコリーを加え、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
- 塩(小さじ1)で味を整えたら、完成です。
カレー風味ミネストローネ(4人分)
スパイシーなミネストローネを楽しむことができます。
- ジャガイモ(1個)・玉ねぎ(1/2個)・ニンジン(1/2本)・パプリカ(1個)・インゲン(8本)・スライスベーコン(2枚)は1cm角に切ります。
- フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ熱してから、切った野菜・ベーコンを炒めます。
- 火が通ったら鍋に移し、水(600ml)を加え火にかけます。
- 沸騰したら、パスタ用のトマトソース(250g)・カレールー(1かけ)・顆粒コンソメ(大さじ1)を入れ、よくかき混ぜます。
- カレールーが溶けたら、味を見て足りなければ塩(適量)で味を整えます。
- 器に盛りつけ、バジル(適量)をちらしたら完成です。
中華風ミネストローネ(4人分)
中華調味料である創味シャンタンを使ったミネストローネです。
- ニンジン(1/2本)・レンコン(50g)・キャベツ(1/4玉)・シメジ(1/2株)・玉ねぎ(1/2個)は1cm角に切ります。
- 鍋に切った野菜・水(800ml)をいれて、火にかけます。
- 煮立ったら、創味シャンタン(大さじ2)・トマト缶(1/2缶)を加え、かき混ぜます。
- 味を見て足りなければ塩コショウ(適量)で味を整えたら完成です。
【余ったミネストローネをリメイク】
余ってしまったミネストローネをリメイクして、別の料理で楽しむことができます。水分が多い場合は、ある程度飛ばしてから調理しましょう。
- チーズ焼き(1人分)
チーズを加えグラタン風にリメイクしたミネストローネです。
- グラタン皿にミネストローネ(適量)を入れます。
- ピザ用チーズ(適量)をのせます。
- オーブントースターで焼き目がつくまで焼いたら完成です。
- リゾット(1人分)
翌朝の朝食でサッと食べられます。水分が足りないときは水とケチャップで調節してください。
- 鍋でミネストローネ(適量)を温めます。
- ご飯(150g)を加え、全体をほぐします。
- ピザ用チーズ(適量)を加え、混ぜ合わせたら完成です。
ミネストローネの発祥/簡単レシピとアレンジ! さいごに
ミネストローネはイタリアの家庭料理ですが、いつ誕生したのかは不明です。
またトマトが必ず入っているというイメージがありましたが、特に細かい決まりがないのが意外でした。
いろんな調味や食材を使ってオリジナルのミネストローネを作ってみてはいかがでしょうか。