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海洋葬とは?手続きや散骨までの流れ 散骨場所は選べるのか?

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海洋葬とは、自然葬のひとつで、パウダー状にした遺骨を海に散骨して

自然へ還す葬送方法です。

お墓でなく、好きな海の中で眠りたいと希望する人が海洋葬を選ぶことが

増えたそうです。

海洋葬を行うための手続き・メリットやデメリット、そして必要な物

マナーなどを紹介します。

 

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海洋葬のメリットデメリット

海洋葬にはどんなメリットデメリットがあるのでしょうか。

メリット

故人の希望を叶えてあげられる

散骨することで故人を好きだったまたは思い出の場所へ還してあげることができます。

 

宗旨宗派などにこだわらなくてもよい。

宗旨とは大まかな宗教の種類のことで仏教やキリスト教といった、

何を信仰の対象にしているかを表します。

宗派とは仏教の中でも浄土宗や臨済宗というように、

より細かな教えのことを指します。

 

宗旨宗派によって葬儀の意義や葬送の作法が異なりますが、

海洋葬では宗旨宗派にこだわらずに葬送することができます。

 

デメリット

予定通りに行えない可能性がある

海に散骨するためには、漁場や海上交通の要所・人目のつきやすい海水浴場を避けるため、陸地からかなり離れた場所まで移動するために船を使います。

海洋葬当日天気が悪いと船が出せないため、予定通りに行うことができない可能性があります。

 

副葬品に制限がある

海に散骨する時に故人の好きだった物を副葬品として一緒に海へ撒きたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、自然に帰らない物を海に撒いてしまうと海洋汚染になってしまいます。

 

 

海洋葬には決まりはない?必要なことは?

海洋葬を行う時のマナー・必要な物を紹介します。

マナーについて

散骨をする場所

人目のつきやすい観光地・海水浴場や漁場・海上交通の要所などを避けましょう。

また、条例により規制・条件を設けている場所があるので、

事前に役所に問い合わせて確認する必要があります。

 

遺骨はパウダー状にする

遺骨をそのまま海に撒いてしまうと、刑法190条「死体遺棄罪」

となります。

遺骨を海に撒くためにはパウダー状にする必要があります。

 

服装

カジュアルな服装、靴は運動靴や履き慣れた靴などが良いと言われています。

公共の桟橋やヨットハーバーで船に乗り込むことになりますが、

いろんな人が利用するので喪服だと目立ってしまい、何事かと思われてしまう恐れがあります。

また、船のデッキは滑りやすいので、普段から履き慣れていない靴だと転んでケガをする可能性があります。

 

必要な物

遺骨の粉骨

遺骨を約2~3mmのパウダー状にします。粉骨方法は専門業者に依頼する、自分ですり鉢やすりこ木などの道具を使うまたは機械をレンタルして粉骨するがあります。

 

献花・お酒・副葬品

海洋葬では遺骨と一緒に献花とお酒を海に撒くことがあります。

お酒は海を清めるという意味があります。

献花は、花びらにします。

副葬品は、海洋汚染にならない物を選びましょう。

 

火葬証明書のコピー

火葬証明書は遺体の火葬を行ったことを証明する書類です。

専門業者に依頼する時にコピーが必要になる場合があります。

 

海洋葬の流れ

・出港

乗船手続きをしてから、散骨エリアに向かいます。

 

・セレモニー

開式の挨拶→散骨→献花・献酒・献水→黙祷・号鐘→閉式の挨拶の順でセレモニーが行われます。

 

・帰港

散骨エリアから港へ戻ります。

 

 

海洋葬の費用 なににどのくらいかかるの?

海洋葬には主に3つのパターンがあります。

個別散骨

船を貸し切り親しい人たちだけで海洋葬を行います。

費用は約15万円~40万円程度となっています。

 

合同散骨

2~3組で船を貸し切り合同で海洋葬を行います。

他の家族と乗り合わせるので日程調整が必要となります。

また、必要人数に達しない場合は延期になることもあります。

費用は約10万円~20万円となっています。

 

代行散骨

遺族に代わって業者が散骨してきます。

散骨が行われた証として証明書や写真での報告などのサービスがあります。

費用は約5万円~10万円となっています。

 

海洋葬 まとめ

海洋葬は大好きだった海で眠りたいという故人の遺志を尊重した葬送方法です。

しかし、お墓がないので反対する親族も少なくありません。

海洋葬を滞りなく行うためには、生前中に意思表示をしっかりしておくことが重要となります。

家族が揃っている時に話す・自筆の遺言書を書いて家族に託すなど・・

納得して貰うまで話し合うなどをしておき、気持ちよく故人とお別れできるようにしましょう。

 

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