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のれんの簡単な作り方を解説!定番サイズと布選びのポイント

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店の目印として使われているのれんは、インテリアや室内の仕切りとして使うこともできます。

のれんを買ってきて使うのもいいですが、好きな布地で手作りしたのれんを使うのもいいのではないでしょうか。

のれんの簡単な作り方や手作りする際ののれんの定番サイズ・のれんとして使うのに適した布を選ぶ方法などを紹介します。

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のれんの簡単な作り方を解説!

完成が幅70cm×長さ70cmとなる、のれんの簡単な作り方を紹介します

基本的なのれんの作り方

  1. 横幅49cm(45cm、両端の縫い代各2cm)×縦長78cm(70cm、下の縫い代3cm、上の縫い代5cm)を2枚・のれんをかける棒を用意します。
  2. 両端を三つ折りにしてから、ほつれないように縫います。
  3. 2枚の布の高さが同じになるように上から5cm分折り、1cm分を中へ織り込み縫います。
  4. 下は3cm分折り、1cm分を中へ織り込み縫います。
  5. 縫った布の表面を合わせます。
  6. 棒を通す部分から10cmの長さで2枚の布を縫い合わせます。
  7. 左右に広げてから棒を通したら完成です。

縫わないのれんの作り方

  1. 好きながらの手ぬぐいを2枚・のれんをかける棒を用意します。
  2. 棒を手ぬぐいの端でくるみます。
  3. 両端をホッチキスやヘアピンで留める、または布用接着剤をつけるなどで手ぬぐいを固定したら完成です。

風呂敷を使ったのれんの作り方

  1. 大きな風呂敷1枚・のれんをかける棒を用意します。
  2. 風呂敷の真ん中で上から15cmのところから下までに両面テープを貼ります。
  3. 貼り付けた両面テープの中心から下から風呂敷ごと切ります。
  4. 切り止まりの部分は、Y字に切ります。
  5. 両面テープの紙を取って、内側に折って風呂敷を貼り付けます。
  6. 上辺に両面テープを貼り付けます。
  7. 両面テープの紙を取り、のれんをかける棒に巻きつけたら完成です。

のれんの定番サイズって?

のれんのサイズは設置したい部分によって、自由に調節することができるため、決まったサイズはありません。しかし丈の場合、120cmを標準とすると半のれん・長のれんの丈が違ってきます。

 

丈の長さ

 

  • 半のれん

通常より半分の丈になっているのれんです。中の様子が見えやすいというメリットがあるため、ラーメン屋・蕎麦屋・居酒屋などで使われています。

  • 長のれん

丈が約150~160cmとなっているのれんです。

目隠しや日除けの役割があり、和食料理店や隠れ家的な店などで使われています。

 

裾の高さによる効果の違い

のれんの裾が床から離れる高さによって、効果が違ってきます。

 

  • のれんの裾が床上から0cm

裾が床についているため、しっかりと目隠しをすることができます。

冷気や暖気を逃がしにくくする効果がありますが、人の気配に気づきにくいという欠点があります。

 

  • のれんの煤が床上から5cm

空間を仕切ることができ、足下が見えるので人の気配を感じやすいです。

裾にホコリやゴミがつきにくくなり、光や空気の流れが感じられます。

  • のれんの裾が床上から20cm

足首が見えるようになり、人の気配が感じやすいです。

空気が通りやすくなるので、のれんが揺れやすくなり軽い印象になります。

 

  • のれんの裾が床上から60cm

膝が見えるようになるので、人の動きが分かるようになります。

床や通路が見えるようになるので、空間のつながりが感じられます。

 

  • のれんの裾が床上から90cm

腰あたりがみえるので、人物を特定することができます。

のれんがめくりやすくなるので、通りやすくなります。

適度に空間を仕切れる効果があります。

 

  • のれんの裾が床上から130cm

肩あたりまで見えるので、人物を特定することができますが顔を隠すことができます。

往来の多い通路にかけるのに適しています。

荷物運びがスムーズにできます。

 

のれんを手作りするなら布選びのポイントはこれ!

のれん専用の布というのはないので、好きな布で作ることができます。

手作りのれんで使われている布を紹介します。

 

 

  • 手ぬぐい

100円ショップには、様々なデザインの手ぬぐいがあります。

大きな布を買ってきて裁断するのもいいですが、手ぬぐいなら2枚用意するだけでいいので手軽に作ることができます。

違う柄を組み合わせるという楽しみもあります。

 

  • 着物・浴衣

もう着ることがなくなった着物・浴衣をリメイクしてのれんにするのが愛好家たちで話題になっているそうです。

 

  • 蚊帳

風通しが良く、フワフワと揺れて涼しげに見えます。

 

 

  • その他

カーテンにもなっているレース生地や風呂敷、ヨーヨーキルト、帯、シーツなどが手作りのれんの布として使われています。

 

のれんを手作りサイズと布選び さいごに

のれんは、ミシンがなくても手縫いや布用接着剤を使うことで簡単に作ることができます。

100円ショップには、様々な柄の手ぬぐいや布があるので費用を安く抑えることもできます。

好きな柄の布でのれんを手作りして部屋を飾ってみてはいかがでしょうか。

♪のれんについてもっと知れたくなったらこちらもご覧いただければと思います。

のれんの本来の意味とは?暖簾の誕生と暖簾の歴史やかける意味

 

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