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のれんは洗わない?なぜ?家庭ののれんの洗い方は?

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店の入り口や空間を仕切るためなどに使われるのれん。

のれんは洗う必要がないという人もいますが、どんな理由があるのでしょうか。

のれんは洗わなくても良いといわれても、汚れが気になって洗ってみたいと思う人もいるのではないでしょうか。

「のれんは洗わない」といわれている理由や家でのれんを洗う方法・頻度などを紹介します。

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のれんは洗わない?なぜ?

昔は、「のれんは洗わないもの」といわれていました。

のれんは江戸時代に店の顔として広まっていきました。

おしぼりや手拭きなどが提供されることがなかったので、食事を終えた客は店から出るときに汚れた指先をのれんで拭いていたそうです。

そのため、汚れた暖簾は美味しい店だという証明になっていたそうです。

現在では、テレビ番組やネットで美味しい店の情報を集めることが出来るようになったので、のれんの汚れ具合で美味しい店かどうかを見極める人は、ほとんどいなくなりました。

 

家庭ののれんの洗い方

お店ののれんではなく、家庭でものれんは仕切りや目隠しなどに使われています。

家庭ののれんはやはり汚れを落として綺麗な状態でかけたいものです。のれんを洗うには?

のれんは、生地や染め方によって洗い方に違いがあります。

 

 

のれんを洗うときのポイント

    • 洗濯機で洗うと色落ち、または他の洗濯物へ色移りする可能性があるので、使用しないでください。
    • のれんを洗う前にホコリやゴミを取り除いてください。

綿生地

丈夫でしなやかで透け感が少ないため、間仕切りや目隠しに適しています。

【洗い方】

  1. タライにぬるま湯を入れます。
  2. 中性洗剤を入れて、溶かします。
  3. のれんを入れて、優しく揉み洗いをします。
  4. 汚れがひどい部分は、ブラシで擦って落とします。
  5. のれんについた洗剤をぬるま湯で流します。
  6. のれんを水でゆすぎます。
  7. のれんを洗濯ネットに入れて、軽く脱水をします。
  8. シワになっている部分を伸ばして、陰干しにして乾かしたら終了です。

麻生地

綿より質感が硬く、織り目も粗くなっていますが、独特の風合いがあります。

【洗い方】

  1. タライに水を入れます。
  2. 中性洗剤とのれんを入れます。
  3. 手でゆっくり押す→引くという押し洗いを約5分繰り返して汚れを落とします。
  4. 水洗いで洗剤を落とします。
  5. 大きなバスタオルで包み、水分を取ります。
  6. ある程度水分が取れたら、陰干しにして乾かしたら終了です。

反応染め

反応染めとは、生地の上で化学反応を起こして色を固着させる染め方です。

細かい粒子の染料が生地の中まで均一に染み込むので、キレイな色を出すことができます。

【洗い方】

  1. タライにぬるま湯を入れます。
  2. 中性洗剤を入れて溶かします。
    • 必ず、漂白剤や蛍光剤の入っていない中性洗剤を使ってください。
  3. のれんを入れて優しく洗ってから、すすぎます。
  4. 大きなバスタオルで包み、水気を取ります。
  5. 陰干しにして乾かしたら終了です。

顔料捺染

顔料捺染とは、顔料を繊維の表面に付着させます。

顔料は水・アルコールに溶けることがないので、繊維に吸着することはありませんが合成樹脂を接着剤として使うことで繊維の表面に固着させることで色をつけることができます。

【洗い方】

  1. タライに水を入れます。
  2. のれんを入れて、軽く押し洗いします。
  3. 大きなバスタオルで包み、水気を取ります。
  4. 陰干しにして乾かしたら終了です。

クリーニング

染め方によって、クリーニングまたはドライクリーニングが出来ない場合があります。

のれんをクリーニングに出すときは、洗濯表示のタグを確認してください。

 

のれんの洗濯頻度は?

のれんは毎日洗濯する必要はありません。

汚れが気になってきたら洗うようにしましょう。

 

 

のれんは洗わない?さいごに

のれんは目隠しや空間を仕切るために使う他に、汚れた指を拭くという役割もありました。

そのため、汚れたのれんを吊している飲食店は美味しい店だという目印になったそうです。

現在では、美味しい店の情報は手軽に入るようになったため、汚れた暖簾であっても美味しい店とは言えなくなりました。

のれんを洗うことで色落ち・生地が縮む・傷みが進むなどが起こるので、頻繁に洗うことは良くないので汚れがどうしても気になる時だけに洗うようにしましょう。

最近では洗濯機で洗うことが出来るのれんもあるので、常にのれんを洗いたい人にはオススメです。

自分にとってメンテしやすいのれんを活用してみてはいかがでしょうか。

 

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