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フライパンの歴史 日本でいつから?その種類や選ぶポイントは?

投稿日:2021-04-26 更新日:

食材を焼く・炒めるときに使う調理器具のフライパン。

日本ではいつから調理器具として使われるようになったのでしょうか。

またフライパンは様々な素材で作られています。

フライパンの歴史や日本で使われるようになったいきさつやフライパンの種類・素材など気になったことを調べてみました。

そこから選ぶときのポイントなどをまとめました。

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 フライパンの歴史!日本にはいつからあるもの?

フライパンは1700年代の北ヨーロッパで使われていたことが始まりといわれています。

日本には明治時代に西洋料理とともに伝わりました。

日本で広く普及したのは、大正時代に一般家庭でも西洋料理のような料理を作るようになってからです。

確かに昔の日本ではなくてもよかったものかもしれません。
現在ではフライパンは一家に1つはあると思いますが、いろいろな種類があり素材も様々です。

鍋のように用途によって使い分けるというより、これはという1つがあればいろんな料理に利用できますね。

そんなフライパンにはどんなものがあるのか調べてみました。

 

フライパンの種類を素材別にみると

フライパンには素材や加工方法によって、素材が違ってきます。
フライパンに使われている素材と特徴を紹介します。

油なじみが良く、高温での調理ができるのでチャーハンや炒め物に向いています。
また強度もあるので長期間使うことができます。

使えば使うほど油がなじむので、焦げ付きにくくなります。
また鉄フライパンで作った料理で鉄分が少し摂取できます。

他の素材のフライパンと比べると重みがあるので、大きいサイズのフライパンは扱いにくいことがあります。

 

熱伝導率が高く、一般家庭のガスコンロでも熱ムラの少ない料理を作れます。

焦げ付きも少なくサビも出にくい特徴があるためプロの料理人が愛用しているそうです。

長く使うことができますが酸の強い食材によって銅が溶け出してしまうので、酸味のある食材での調理はやめておきましょう。

 

アルミニウム

軽くて手頃な値段で買うことができます。

熱伝導に非常に優れていますが、高温になると食材がくっつきやすくなってしまう欠点があります。

アルミパンとも呼ばれていて、パスタやリゾット・目玉焼きなどに適しています。

 

ステンレス

熱伝導率が低いため熱ムラを起こしやすいですが、冷めにくい性質があるのでパエリアやローストビーフ・チキンステーキなどの余熱料理に適しています。

丈夫でサビに強いという特徴がありますが、焦がしやすい・食材がくっつきやすいという欠点があります。

 

チタン

他の金属よりも軽いため手が疲れにくい・調理中に発生した熱が逃げにくいなどの特徴があります。

 

ガラス

ガラスは熱してから冷やすと熱膨張によって割れてしまいます。

ガラスフライパンに使われている素材は硼珪酸ガラスやガラスセラミックなどの耐熱ガラスなので割れる心配はほとんどありません。

保温性が高い・そのまま食卓に出すことができるなどの特徴があります。

 

 

フッ素加工

フライパンの調理面にフッ素樹脂がコーティング加工してあるので、滑りが良くなり食材がくっつきにくい・簡単に汚れを落とすことができます。

ただし、金属製のフライ返しが使えない・強火にしない・空焚きをしないなどの使用上の制限があります。

 

ダイヤモンドコート加工

硬い物質である人工ダイヤモンドの粒子をフッ素樹脂に混ぜて、フライパンの調理面にコーティング加工してあり、フッ素加工より長く使えるという特徴があります。

 

マーブルコート加工

硬い物質である大理石の粒子をフッ素樹脂に混ぜて、フライパンの調理面にコーティング加工してあります。

耐久性はフッ素加工より高く、ダイヤモンドコート加工より低いことが特徴になっています。

 

セラミック加工

フライパンの調理面にセラミックをコーティングしてあります。

セラミックは温度が高くなると遠赤外線を放出します。

遠赤外線には食材を中から温めてくれるので、表面を焦がすことなく熱を通すことができます。

 

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フライパンの選び方のポイント

自分に合ったフライパンを選ぶには素材の他にサイズと形があります。

サイズ

1人暮らし・2人家族であれば20~22cm。
3~4人家族であれば24~26cm。
5~6人家族であれば28cmを目安にするといいです。

ただし28cmのフライパンは重くて扱いづらいこともあるので、持ってみて重く感じたら24~26cmと20~22cmと2つのサイズのフライパンを揃えて、料理によって使い分けてみましょう。

 

フライパンには浅型と深型の2種類の形があります。

浅型は食材をひっくり返す・取り出しやすいので手際よく調理することができます。
焼き物や炒め物、ホットケーキを焼くなどに適しています。

深型は焼く・炒めるだけでなく、煮物や蒸し物・揚げ物の調理に使うことができます。

 

フライパンを選ぶ時には素材の特徴やサイズ形という全体から、自分のライフスタイルに適したものを選びますが、これひとつあれば全てOKというのもなかなか難しいですよね。

私はひとりなので大きい物は必要ない気がしますが、料理によってはもう少し大きくないと困るという事も出てきます。

なので1つにしたいところですが、小さめの日常で使い勝手のよい浅型のものをひとつ。

そしてそれより一回り大きい少し深い型の物も置いてあります。

どちらもコーティングしてあり、焦げつきにくく汚れの落としやすい物を用意しています。

以前はフライパンだけでも4つくらいありました(^^;) 兼用できるものは兼用するということで数を減らしました。

あなたはどんなフライパンを選びますか?

 

フライパンはいつから さいごに

フライパンには様々な素材と加工方法があります。他にも持ち手が取り外しできるものや見た目がおしゃれなフライパンもあります。

フッ素・ダイヤモンドコート・マーブルコート加工のコーティングは数年で剥がれてしまうので、買い換える必要があるので気をつけましょう。

いろんなフライパンを見比べて、お気に入りのフライパンを探してみましょう。

 

♪お鍋についての記事はこちらです。合わせてご覧いただければと思います。

鍋の発祥と歴史 鍋の種類はどのくらい?鍋の選び方は素材の特徴から

 

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