パソコンにつきもののマウスとは、画面上にあるポインタを自分の思う場所へ移動させる、選択や実行などで使われるパソコン周辺機器の1つです。
マウスには様々な種類があり、接続方法・センサーなどに違いがあります。
マウスの購入前にマウスの種類や特徴などを把握してから、自分に合うマウスはどれが適しているか知ることも大切です。
目次
マウスを買う前に種類と特徴を知る!
パソコンにはかかせないマウス。
何も考えずにパソコンについてきたマウスを使っている方も多いですよね。
自分に合ったマウスで快適にパソコン操作をしたいものです。
マウス選びにはまず、マウスを知ることが大切です。
主なマウスの種類や特徴には、どんなものがあるのかを紹介します。
ゲーミングマウス
ゲームを快適に遊べるように作られたマウスで、一般的なマウスと比べるとマウスポインターが止めやすく、クリックした時の反応や操作性に優れています。
トラックボールマウス
トラックボールと呼ばれる球体のついたマウスで、トラックボールを手でクルクルと回転させカーソルポインターを操作します。
3Dマウス
平面な動きだけでなく、縦横全ての動きに合わせることができるマウスで、主にグラフィックデザインに使われています。
動かすだけでなく、回転や拡大・縮小など立体的な動きをさせることができます。
小型マウス
従来のマウスより小さく作られたマウスで、手の小さい人や持ち運ぶことが多い人たちに人気があります。
サイズが小さいだけで、性能は変わりません。
空中マウス
手に持った状態で操作をすることができるマウスで、指輪型やリモコン型などがあり主にプレゼンテーションで使われています。
机の上に置いて操作する必要がないので、場所を選ばずに使うことができます。
テンキーマウス
数字入力ができるテンキーとマウスが一体化したもので、表計算や伝票入力などの作業を効率良く行うことができます。
ペンマウス
ペンのような形をしたマウスで、どこにでも持ち運ぶことができ通常のマウスでは操作しにくい場所でも使うことができます。
肩・腕への負担が少ないという理由で使う人が多いようです。イラストや画像加工にも使われています。
p マウスにもいろいろな種類があるんだ。空中マウスなんていうのもあるんだ(^^)
n おいらペンマウス知ってるよ。絵を描くのにすごくいいよね(^^)
マウスの種類 接続方式やセンサーの違い
マウスは接続方式やセンサーの違いによって、マウスの種類がいくつか分かれます。
接続方式
- USB
USBポートに差し込んで使います。
- PS/P2
USBコネクタが普及する前に使われていた規格で、1987年に発売されたIBMのPS/2というコンピューターに初めて搭載されたことからPS/P2コネクタと呼ばれるようになりました。
USBコネクタが主流となってきたため、現在では古いコンピューターやサーバー・業務用マシンなどに限られているようです。
- USBワイヤレス
USBコネクタに受信機を取り付けることでワイヤレス(無線)接続となります。
最新のOSであれば接続するだけで使うことができます。
マウス本体に電池を取り付けるため重くなり、電池が切れると反応しなくなるというデメリットがあります。
- Bluetooth
コンピューターとマウスをペアリングして接続します。
Bluetooth機能のあるパソコンやスマートフォン・タブレットなどで使うことができます。
センサー
- ボール式
マウスの底面にボールが内蔵されていて、転がることで内部にある縦・横・斜めなどを検知するローラーでポインタを動かしています。
定期的にボールを外して掃除をしないと動きが悪くなるというデメリットがありました。
光学式などのマウスが主流となってきたため、現在では販売されていないようです。
- 光学式
マウスの底面にある赤色LEDから光を出して、その反射を読み取ります。最初の頃は精度も悪く専用のマウスパッドが必要でしたが、改良を続けられ透明なガラス以外の場所では専用のマウスパッドがなくても使えるようになりました。
- 不可視光線光学式
光学式の1種で、波長の長い赤外線LEDが使われています。
消費電力が少ないので、無線タイプや小型マウスなどに使われています。
- レーザー式
2004年9月にロジクールが開発したもので、見ることのできないレーザー光を照射させて、読み取りを行います。
光学式では読み取りにくいといわれていた、ツヤのある表面や凸凹のある場所でも使うことができます。
- ブルーLED式
2008年9月にマイクロソフトが発売したもので、青色LEDから光を出して、その反射を読み取ります。
赤色LEDよりも波長が短く拡散率が高いため、わずかな汚れやホコリがあっても読み取ることができます。
- 暗視野顕微鏡レーザー式
暗視視野顕微鏡の技術を応用しています。
精度が非常に高く、透明なガラスの上でも読み取ることができます。
マウスの選び方はここがポイント!
自分に合ったマウスを選ぶには、安定性やサイズにチェックする必要があります。
無線接続のマウスはコードがないためスムーズに動かすことができますが、バッテリーの残量が少なくなると反応が悪くなってしまいます。
有線の場合では後でコードの長さが合わずに苦労している方もみかけます。
必要な長さを把握しておきましょう。
また手のサイズに合わないマウスでは使いづらくなるので、実際に手に取って操作しやすいかどうかを確認するようにしましょう。
マウスの種類や特徴 さいごに
パソコンを使うにはマウスは必要不可欠な周辺機器です。
いろんな種類があるので、性能を確認して自分に合ったマウスを選んで快適に使ってみましょう。
♪マウスを買う時って、動きが悪くなったり、あきらかに故障してだめだと思った時ですよね。突然動かなくなって、故障と決める前にやってみることや確認することありますね。こちらの記事をご覧いただければと思います。