現在では飲食店だけでなく、店でも冷凍品やレトルトなどで売られている韓国料理。
韓国料理とは朝鮮半島に伝わる料理で、ご飯・スープ・キムチ・ナムルや和え物・焼き物などの副菜が中心となっています。
ニンニクや唐辛子・ゴマ油・香味野菜などを使っているので風味と香りが出て、健康的な料理ともいえるそうです。
しかし韓国料理には辛い物が多く、人によっては合わないこともあります。
韓国料理の特徴や歴史・どうして辛いのかなどを紹介します。
韓国料理の定義?とは
韓国料理とは朝鮮半島に伝わる料理のことです。
韓医学・陰陽五行の思想をもとに赤・黄・白・緑・黒の「五色」、酸味・甘味・渋味・辛味・塩味の「五味」、生・煮る・焼く・蒸す・炒めるの「五法」をバランス良くメニューに取り入れていることが韓国料理の定義となります。
韓国料理の特徴
韓国料理には以下のような特徴があります。

- 薬食同源
韓国では、食べ物と薬の根源は同じであるという「薬食同源」が根付いています。
天然の食物は薬であり、食べることで健康になれると考えられています。
- パンチャン
パンチャンとは、煮物や炒め物・和物・漬物など野菜中心のおかずのことです。
パンチャンとご飯・スープの献立が一般的となっています。
韓国の食堂では、パンチャンはおかわり自由になっていることが多いです。
これは、たくさんの料理を提供することがおもてなしになると考えられているからだそうです。
- 箸とスプーン
韓国料理では箸とスプーンが必ずセットになっていて、スプーンはご飯・スープを食べるときに、箸はおかずをつまむ時にと使い分けられています。
- スープ
韓国ではスープは欠かせない存在となっていて、種類は大きく分けて4つあります。
【スープの種類】
- クッ
具材が少なく、汁が多いスープです。
醤油や塩・コチュジャンなどを使用していて、アッサリとしたスープが多いです。
ワカメスープや餅スープ・干しスケトウダラのスープなどがあります。
- タン
肉や骨を長時間煮込んだスープをベースにしたもので、肉や野菜などの具材を軽く煮て食べることが多いです。
サムゲタンやヘムルタン・カムジャタンなどがあります。
- チゲ
肉や野菜・海鮮などの具材を土鍋、または鉄鍋に入れて煮込んだスープです。
具材が煮込まれているので他のスープより味が濃いという特徴があります。
キムチチゲやスンドゥプチゲ・プデチゲ・テンジャンチゲなどがあります。
- チョンゴル
日本の鍋のように大きな鍋に具材を彩りよく並べ、調理しながら食べる料理です。
チゲよりもボリューム感があるのが特徴となっています。
マンドゥチョンゴル(餃子鍋)やソンイチョンゴル(マツタケ鍋)・コプチャンチョンゴル(ホルモン鍋)などがあります。
韓国料理はなぜ辛い?歴史は?
韓国は大陸つづきにあるため北から冷たい風がきて、とても寒い環境になっています。
その寒さに耐えるために、料理に辛味をつけるようになったといわれています。
また、ボリュームのある肉に辛い味付けをすることで、満腹感だけでなく身体を暖めることができることなどが、韓国料理が辛くなっていると考えられています。

- 韓国料理の歴史
韓国料理の歴史は旧石器時代から始まっているといわれています。
どのような流れで韓国料理が出来ていったのかを紹介します。
- 石器時代
植物を採取する、狩猟などで食べ物を入手していました。
その後農耕が始まったことで、焼く・蒸す・煮るといった基本的な調理方法が取り入れられるようになりました。
また稲作・農耕が始まったことで穀類が主食、肉や魚は副食として栄養をとるようになりました。
- 三国時代
仏教が広まったことで、肉食が敬遠されるようになりました。
そのため穀物と野菜中心の食事へと変わっていきました。
豆麹を発酵させた醤(ジャン)という調味料が登場したことで、塩漬けだけでなく、醤油漬けや味噌漬けという保存方法が増えたといわれています。
- 朝鮮王朝時代
14世紀末に朝鮮王朝が建国したことで、儒教が国の教えとなります。
これによって、冠婚葬祭などが重んじられるようになり、食文化が発展してきました。
また唐辛子が伝わってきたことで、キムチがコチュジャンなどの調味料が発展していったそうです。

- 現在
外食産業の発展や食生活の変化によって、フライドチキンに甘辛いソースを絡めた物やタッカルビにチーズを合わせたチーズタッカルビなど新しい韓国料理が誕生しました。
またキムチとパスタのように韓国料理と他の国の料理を合わせた融合韓国料理もあるようです。
韓国料理の定義?韓国料理の特徴と歴史 さいごに
韓国料理が辛いのは寒い冬を乗り越えるために、唐辛子で食材を保存する・食べることで身体を暖めるなどという理由があるからだといわれています。
韓国料理といえば辛い物が多いと思われてますが、サムギョプサルやプルコギ・ソルロンタンなど辛くない物もあるので、事前に自分の好みに合う韓国料理をチェックしてみてはいかがでしょうか。


