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和食器の焼き物の種類は何がある?種類による違いと魅力とは

投稿日:2021-01-12 更新日:

和食器にはどんなものがあるのでしょう?

茶碗や椀・皿・鉢・丼など様々な種類があります。

そして和食器に使われている素材には木製と焼き物の2種類があります。

和食器の中でも焼き物は私たちの食事の場を落ち着いた雰囲気に飾ってくれます。

そんな和食器の魅力はどこにあるのか?

また和食器の魅力の元となる形や素材についても調べてみました。

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和食器の焼き物の種類は何があるの?

主な和食器の種類のご紹介です。

 

皿には大皿・中皿・取皿・小皿・豆皿などがあります。

 

  • 大皿(9寸/27cm以上)

尺皿とも呼ばれていて、刺身の盛り合わせや何品かまとめて一緒に盛り付けると料理が華やかになります。

最近ではワンプレートとして使うことがあり、深さがあれば焼きそばやパスタなどの麺類を盛り付けることができます。

 

  • 中皿(7~8寸/21~24cm)

良く使われている皿で、焼物や揚げ物・前菜・カレー・パスタなどの1人分の料理を盛り付けることが多いです。

また取り皿として使うこともできます。

 

  • 取皿(5~6寸/15~18cm)

料理の取り皿だけでなく、水菓子やデザートなどの盛り付けにも使われています。

 

  • 小皿(4寸/12cm程度)

副菜やフルーツ・パンなどをのせることができますよ。

 

  • 豆皿(3寸/10cm以下)

清めの塩を盛るために使われていたので、手塩皿と呼ばれていて、豆皿と呼ばれるようになったのは最近だそうですよ。

昔は塩を盛り付け食卓に置いて、不浄を祓ってから食事をする習慣がありました。

今では食卓に塩を盛って置くことがなくなったため、醤油や漬物・薬味などをのせる皿として使われています。

またナッツやクッキー・チョコレートなどのおやつを盛り付ける・箸置きやカトラリーレストなど、様々な使い方ができます。

 

 

飯碗・丼

ご飯を入れる器のことで、ご飯茶碗とも呼ばれています。

飯碗より一回りほど大きい器は丼になります。

丼はご飯やご飯物だけでなく、汁物を入れることがあります。

 

茶器

主に急須や土瓶・湯飲み茶碗があります。

 

  • 急須・土瓶

取っ手が横に付いているのが急須、取っ手のツルが上にあるのが土瓶になります。

急須は煎茶や玉露、土瓶は番茶を入れる時に使います。

 

  • 湯飲み茶碗

お茶を飲むための茶碗です。

お茶は種類によって温度が違うため、様々な厚さ・サイズがあります。

熱闘で入れるほうじ茶や番茶の場合は厚手の湯飲み茶碗、煎茶や玉露の場合は口の広い小さな茶碗の汲みだし茶碗を使うといいです。

 

大鉢と小鉢があります。

大鉢は大皿と同じく主菜や取り分けができる料理、小鉢は皿より深みがあるので、鍋料理の取り皿や煮物・汁物に使います。

また小鉢には浅めの物もあるので、和え物・酢の物・お浸しなど1人分の副菜に使うといいです。

 

箸置き

食事中に箸を置きたい時に使います。

サイズ・デザインが豊富にあるので、料理や食卓の雰囲気・季節によって選ぶことができます。

 

酒器

徳利・お猪口・ぐい呑みなどがあります。

 

  • 徳利

お酒を注ぎ入れる容器です。

由来には、お酒を注ぎ入れる時に「とくり、とくり」と音がする・見た目は小さいのに思ったより多くの酒が入ることから「徳を得る」「利を得る」という意味から作られたなどの諸説があります。

 

  • お猪口・ぐい呑み

お猪口は1回で酒が飲みきれる器で、ぐい呑みはお猪口より一回り大きい器のことを言いますが、明確な基準はないそうです。

 

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和食器の種類による違いとは

和食器には形・素材・模様などに違いがあります。

 

中皿や小皿は手に取りやすくなっています。

和食は器を手に持ち箸を使うという特徴があり、ナイフとフォークだけを持って食べる洋食にはない魅力となっています。

 

素材

代表的なものに土ものと石ものの2つがあります。

土ものには多孔質でザラッとした質感があり、石ものには光を通しやすくスベスベとした質感があります。

異なる手触りがあるので自分好みの器を選ぶことができます。

 

模様

植物や動物・幾何学模様など様々な模様があります。

冠婚葬祭や懐石料理では、平和な暮らしを願う・青海波、無病息災を願う・六瓢など縁起の良い模様が入った和食器が使われることが多いそうです。

見た目の印象だけでなく、縁起や願いの意味などで選ぶ楽しみがあります。

 

 

焼き物の和食器の魅力

和食は洋食と違い食器を手に持って食事をすることが多いです。

和食器は手に持つことを想定しているので、手に収まる・持ちやすい・重すぎない・口当たりに違和感がないように作られています。

また形や色・産地・土・釉薬・製法などで1つ1つに違いがあるので、同じ料理でも見映えが変わるのが魅力になっています。

 

和の文化 和食器さいごに

形や大きさ・種類が豊富にある和食器は、使い方によって料理を引き立てることができます。

料理や自分の好みで和食器を選んで、食卓を飾ってみてはいかがでしょうか。

 

♪和の焼き物の歴史はこちらをご覧いただければと思います。

和の文化の焼き物とは?日本の焼き物(陶磁器)の歴史 起源は土器?

 

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