寝言と気づかずに返事をしてしまったということは、ありませんか。
寝言に対して返事や会話をしてはいけないという都市伝説があるそうです。
寝言に対して返事・会話をしたらどうなるのでしょうか。
気になりますね(^^;)
寝言に返事をしたらどうなるのかとか返事をしてはいけない理由を探ってみました。
寝言に関する都市伝説なども紹介します。
寝言に返事をしてはいけない? 返事をしたら?
寝言に返事をすると、寝言が増えるといわれています。
睡眠には浅い眠りであるレム睡眠、深い眠りであるノンレム睡眠があり、ノンレム睡眠から入りレム睡眠へと移行します。
レム睡眠時では身体は寝ていますが脳が起きている状態でその日に習得した動作のリプレイが行われているといわれます。
そして、ノンレム睡眠では脳も寝ている状態になっていています。
レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すことで脳と身体は休息を取ることができますが、寝言に答えられてしまうと、睡眠の正しいサイクルが乱れてしまいます。
睡眠サイクルが乱れたことで、休んでいる神経と接続されている神経が上手くかみ合わなくなってしまい、脳が起きている状態であると勘違いすることで寝言が増えていくといわれています。
寝言と気づかずに答えてしまったことは仕方ないことですが悪ふざけで寝言に返事をすると、その人の睡眠の質を下げてしまいます。
寝言にまつわる都市伝説とは
寝言にまつわる都市伝説をいくつか紹介します。
その1
寝言を話している時は近くに幽霊が来ていて寝ている人に話しかけ、寝ている人はその幽霊に返事をしているそうです。
そのため、寝言に返事をしてしまうと幽霊との会話を邪魔することになります。
もし寝ている人に話しかけていた幽霊の機嫌を損ねてしまった場合は、寝言に返事をした人に悪影響が出る可能性があるので寝言には返事をしてはいけないといわれています。
その2
男性が夜の山道を彼女とドライブしていたら、横にいる彼女が「そこを右」、「しばらく真っ直ぐ」などとナビケートを始めました。
男性は彼女がよく知っている道なのかなと思いながら走り続けていました。
しかし男性はそんな彼女のナビケートに嫌な予感がして、急ブレーキを踏みました。
崖下へ落ちる寸前で車が止まった時、「ちっ、助かりやがったか」という声が聞こえたので、男性が驚いて彼女の方をみると熟睡していたそうです。
その3
数人集まって遊んでいた時、寝ていたAさんが言い争うような寝言を言い出しました。
他の人たちが面白がって返事を繰り返していたら、いきなりAさんが叫び出しました。
みんなは驚き、Aさんを起こそうとしましたが起きませんでした。
Aさんは腕を身体のそばにピッタリと付けた状態で身体を起こす・横になることをまるで壊れた機械のように繰り返したそうです。
その後Aさんがどうなったかは分からないそうですよ。
寝言に返事したらダメな理由
昔の日本では、眠っている人は仮死状態になっていて魂が抜け出して黄泉の国(あの世のこと)に行っていると信じられていました。
寝る時に使う枕の語源は魂蔵(たまくら)で魂の入れ物という意味があります。
寝ている時に抜け出した魂が枕の中に入っているので死んでいると同じ状態になっているそうです。
あの世へ行っている人の寝言に返事をしてしまうと魂と肉体が分離しているため、この世へ戻ってこられなくなり、死んでしまうと考えられていたそうですよ。
また寝言に返事をしたことで催眠状態になり、何が何だか分からなくなって錯乱状態になることもあるといわれています。
科学的にはレム睡眠とノンレム睡眠を一定時間繰り返すことで、身体と脳を休ませることができる大切なサイクルです。
そのサイクルの途中の寝言に返事をすると、意識がハッキリして起きてしまうことで、記憶力の低下やストレスの蓄積などで心身の不調に繋がるので、寝言に返事をしてはいけないと言われている理由です。
寝言に返事をしてはいけない さいごに
寝言に返事をしてしまうと魂があの世から戻れなくなる、または錯乱状態になるなどの説がありました。
それは寝言に返事をしたことで、その人が体調を崩す・睡眠不足になるのをみて、寝言に返事をしてはいけないという言い伝えとして残したのではないかと考えられているそうです。
寝言に返事を繰り返すと寝言が増えて体調を崩すことがあるので、寝言に返事してしまったと気づいたら繰り返さないように、そっと寝かせてあげましょう。
☆そもそも寝言とは?なんてことも気になりますよね。
そんな時は次の記事を参考にご覧ください(^^)
寝言を言うのはなぜ?寝言の意味とは寝言を止めるには?対処方法は