あなたはどんな裁縫箱を使っていますか?
私は小学校の教材で買ったものを使っていて、今は母の使っていたものを利用しています。
使いやすくオリジナルなものに替えようと思い手作りについて調べてみました。
あるものを利用したり用途の違うケースを使ったり・・裁縫箱を作る時に使えるものやアイデア・ソーイングセットの作り方などをまとめました。
目次
裁縫箱手作り 利用できるものはなにがある?
裁縫箱を手作りできる材料には、どんなものがあるのでしょうか。
フタ付きの小さな缶
場所を取らないので、どこにでも置くことができます。
弁当箱
曲げわっぱや竹・草などの植物を細く薄く加工した縦横交互に編み込んだ網代(あじろ)模様などの弁当箱は持ち運びに便利です。
お菓子の缶・空き箱
クッキーや煎餅・お土産などお菓子の入っていた缶や円柱状の空き箱は、デザインが良いのでオシャレな裁縫箱にできます。
化粧ポーチ
フタにポケットを付けて、下にピンクッションや糸などを収納することができます。また取っ手をつけると持ち運べます。
ミニトランク・ピクニックバスケット
フタの内側にハサミやピンクッションを収納できるように加工して、箱の部分に糸や布などをたくさん収納することができます。
布
裁縫箱にする箱や缶の外側・中側に好きな布を貼り付けて飾ることができます。この方法はフランスの伝統工芸・カルトナージュと呼ばれています。
裁縫箱を手作り!こんなアイデアで使いやすくなる
使いたい裁縫道具をサッと取り出せる収納アイデアを紹介します。
ストックバッグ
糸やボタンなど細かい裁縫道具は、食品を保存するストックバッグに入れておくとスッキリと収納することができますよ。
仕切り板
100円ショップで売っている仕切り板を作った裁縫箱のサイズに合わせて切って使うと、自分の思うように裁縫道具を整理することができます。
携帯ソーイングセットも手作りで自分らしく
手縫い針・手縫い糸・糸切りばさみなど最低限の裁縫道具を収めた携帯用のソーイングセットも手作りすることができますよ。
フタ付きメガネケース
使わなくなったフタ付きメガネケースに自分の好きな布を貼り付けます。
がま口
100円ショップで販売している10cm角丸のがま口にポケットをつけます。
フェルト
フェルトは布端の始末をする必要がないので、簡単に携帯ソーイングセットを作ることができますよ。
【作り方】
- 内側になるフェルトを12cm×24cmに切ります。
- フェルトを5cm×9cmに切り、ポケット・ピンクッションで置きたい場所に並べます。
- ピンクッションにするフェルト部分はたてまつり、ポケットにするフェルト部分はブランケットステッチ、ポケットの仕切りになる部分はランニングステッチで縫い付けていきます。
- 表となる布の裏側にフェルトと同じ大きさに線を引き、その線より5cmほど大きく取り布を切ります。
- 切った布に引いた線に沿って各辺を折ってから、アイロンでしっかりと折り目をつけ、その上にピンクッションやポケットをつけたフェルトをのせます。
- 合わせた布をかがるようにして、ブランケットステッチで縫い合わせます。
- 半分に折りたたみ、内側に閉じるためのスナップボタンをつけたら完成です。
【ブランケットステッチの縫い方】
- 布の裏側から縫い針を刺し、表へ通します。
- 表に糸が出たら同じ穴に縫い針を入れて一針をすくい、糸を縫い針に引っかけてから縫い針を引き抜きます。
- 必要な分だけ1と2を繰り返し、最後は裏で玉どめをします。
【たてまつりの縫い方】
- 布の裏側から縫い針を刺し、表へ通します。
- 針目が垂直になるように真上に縫い針を刺し、布をすくって縫い針を出します。
- 必要な分だけ1と2を繰り返し、最後は裏で玉どめをします。
【ランニングステッチの縫い方】
- 布の裏側から縫い針を刺し、表へ通します。
- 裏側に針を通し、2~3mm間隔で布をすくって縫い針を出します。
- 必要な分だけ1と2を繰り返し、最後は裏で玉どめをします。
裁縫箱を手作り 最後に
アイデア次第で裁縫箱や携帯用ソーイングセットを作ることができます。
身近な物で自分の使いやすい裁縫箱や携帯用ソーイングセットを作ってみてはいかがでしょうか。
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