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猫を引き取る手順とは?かかる費用や人間の心構えも必要?

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ペットとして飼われている猫の数は約953万頭ですが、1年間で自治体の保健所や動物愛護センターなどに引き取られる猫は約6万頭いるといわれています。

飼い主の元に戻る・新しい飼い主に出会えることもありますが、約4万頭は殺処分されているのが現状。

保健所や動物愛護センターにいる猫を引き取るための手順や費用・心構えなど紹介します。

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猫を引き取る手順とはどんなこと?

地域によって違いはありますが、保健所や動物愛護センターから猫を引き取るための主な流れは以下のようになります。

 

探す

保健所や動物愛護センターのホームページに引き取りたい猫がいるのかを探します。

 

問い合わせ

引き取りたい猫がいたら、保健所や動物愛護センターに連絡を入れます。

 

条件の確認

猫の里親になるための条件には、以下のようなものがあります。

  • 家族全員が猫を飼うことに賛成している。
  • 猫を飼うことができる住居である。
  • 譲渡前講習会に参加できる。
  • 不妊去勢手術を確実に受けさせることができる。
  • 最後まで責任を持って世話ができる。

 

譲渡前講習会

猫を飼うために必要なことを学びます。

 

猫との対面

実際に会ってみて飼うことができるかどうかを判断します。

 

審査

飼い主として基準を満たしているのかを審査します。

 

譲渡

審査に問題がなければ、猫を受け取ることができます。

 

保健所や動物愛護センターにいる猫の特徴

 

  • 野良猫

野生で生まれた猫や外に出て家に帰れなくなり野生として生活するようになった猫のことです。

野良猫は地域のゴミをあさる・家に侵入する・畑や花壇を荒らすことがあるため、害獣と思う人たちによって捕獲され、主に保健所へ連れてこられることが多いです。

 

  • 捨て猫

飼い始めてみたけど手に負えない・子猫を産んだけど育てられないなどの理由で飼い主が捨てた猫のことです。

ほとんどが捨て猫を見つけた人が持ち込んできますが、中には飼い主が連れてくることがあるそうです。

 

  • 迷い猫

飼い猫が脱走、または何かしらの理由で家に帰れなくなった猫のことです。

保護をしたけど連絡先が分からなくて、保健所へ連れて行くことがあります。

 

 

  • その他

飼っている猫の数が増えすぎたことで飼育環境が悪くなり、近所からの連絡・飼い主からの依頼などによって保健所へ連れてこられることがあります。

 

猫を引き取りにかかる費用とは?何にいくらかかるの?

 

自治体によっては猫を引き取るには手数料が必要になることがあります。

生後91日以上は約4,000円、生後90日以下は約1,000円が相場となっています。

また引き取ってからワクチン接種と不妊去勢手術を受けさせる必要があります。

ワクチン接種費用は3種混合で約5,000円、4種・5種混合で約7,000円、不妊手術費用は約35,000円、去勢手術費用は約25,000円が相場となっています。

 

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猫を引き取りする時の人間の心構えも必要?

保健所や動物愛護センターから引き取った猫との生活で気をつけたいことには、何があるのでしょうか。

 

慣れるまで時間がかかる

人懐っこい猫もいますが、中には飼い主に捨てられた・虐待を受けたなどの理由で人間不信になっていることがあります。

新しい環境や飼い主になれるまで、時間をかけて見守ってあげましょう。

 

トイレ

野良猫で保護された可能性もあるので、トイレのしつけには時間がかかる場合があります。

トイレをしたい感じになっていたら、トイレまで運ぶようにしましょう。

トイレ砂が合わない場合もありますので、色々試して合う物を選んでください。

生後1ヶ月未満の子猫は自分でトイレができないので、濡らしたティッシュペーパーやコットンで優しくお尻を拭いてあげましょう。

 

健康

保護された猫たちのほとんどは出生が不明となっているため、先天性の病気を持っている可能性もあります。

また生後6ヶ月未満の子猫はエイズや白血病などの検査を行うことができないため、飼い始めてから発覚することもあるので医療費がかかることを想定しておいてください。

 

 

最後までしっかりと面倒をみる

最近では猫の寿命は約20歳と長くなっているため、飼い主は60歳未満であることが譲渡条件になっていることが多いです。

また前の飼い主に捨てられた・虐待された猫は、心に傷を負っています。

また同じような目にあってしまうと、2度と人間に心を開かないようになってしまいます。

引き取ったからには、責任を持って最後まで一緒にいてあげてください。

 

猫を引き取る手順 さいごに

猫はペットショップで飼うだけでなく、保健所や動物愛護センターから引き取ることもできます。

ただし、猫によっては前の飼い主に虐待され人間が嫌い・何らかの病気を持っていたことがあります。

しっかりと条件や猫の状態を確認して、納得してから引き取るようにしましょう。

縁があって迎え入れた猫は家族の一員として最後までしっかりと面倒をみてあげてください。

 

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