雨の日の外出で憂鬱になってしまうといえば足元が濡れてしまうことですね。
水や泥がはねてズボンの裾やストッキングが濡れてしまうことで不快な気分になってしまいます。
今回は、雨の日に歩くと裾が濡れてしまう原因から、水はねしない歩き方、靴の選び方などを紹介します。
目次
雨の日に歩くと裾が濡れる原因はなに?
雨の日の外出で裾が濡れてしまう主な原因には次のようなものがあります。
歩き方
急ぎ足や大股で歩く、または足を蹴り上げるなどで足先やかかとから雨水が跳ねて濡れてしまいます。
傘の差し方
傘の棒部分を肩にかけて歩く姿をよく見かけますが、落ちた滴が背中からお尻部分、かかと部分へ落ちて濡れてしまうことがあります。
楽なんですけどね(^^;)
雨の日の水はねしない歩き方は?
原因がはっきりすれば、雨の日に裾が濡れない工夫ができますね。
まずは、水はねしにくい歩き方をご紹介します。
重心の位置を意識する
体を正面から見たときに鼻・顎・膝の内側・内くるぶしが一直線になっていれば、重心が正しい位置にあることになります。
重心が左右どちらかに偏っていると、歩き方に歪みが生じてしまいます。
そして歩くたびに足元が濡れる・水はねするなどの原因になります。
重心が体の真ん中になるように意識するようにして歩きましょう。
足首を柔らかく
足首がかたいと足裏にかかる衝撃が大きくなり、着地時にバシャッと水はねが起きてしまいます。
歩くときに足の指で地面を押すことを意識することで、足裏にしなりができます。
重心を意識しながら足首を柔らかくして歩くことで体重移動がスムーズになり、水はねが起きにくくなります。
つま先を真っ直ぐに下ろす
つま先を真っ直ぐに下ろし、かかとが内側に入らないようにして蹴り出します。
両足の間隔をあける
両足の間隔をあけ、直線上で左右の足跡がかぶらないようにします。
両足が重なってしまうと水はねしやすい状態になってしまいます。
かかとの高い靴の場合
サンダルやパンプス・ヒールなどの場合は、かかとから着地するのではなく土踏まずあたりで着するようにすると安定した歩きとなります。
スニーカーの場合
かかと部分が高くないため歩きやすいですね。
でも、歩き方にクセが出てしまうので気をつける必要があります。
つま先の方向を真っ直ぐ正面に向けることで、雨水が前後方に真っ直ぐ跳ぶので足やふくらはぎが汚れにくくなります。
傘の持ち方・大きさにも注意する
傘を持つときは雨の流れに合わせて角度を変えるようにしましょう。
風がない時は歩く方向に向かって、傘の角度を15度前後に傾けるといいですよ。
風がある時は風が吹く方向に傘を向けるようにします。
体の大きさに合った傘を選ぶことも大切です。
男性は65~70cm、女性は60~65cmが一般的なサイズになっています。
同じ靴を履かない
雨の日に履いた靴は晴れの日に1ヶ月間履いたのと同じくらいのダメージを受けているそうです。
革がのびた分、型くずれしているので足に合わなくなっているので水はねしやすくなっています。
梅雨などで雨の日が続くと、翌日も雨の日に同じ靴を履くことになると思いますが、翌日も雨の時は違う靴ででかけるようにします。
雨の日に履いた靴は続けて履かず、きちんと乾燥させて保護クリームを塗って手入れするようにします。
雨の日水はねは靴のせい?選ぶ靴や履き方で違う?
選んだ靴での歩き方によって水はねが起こることがあります。
サンダル・パンプス・ヒール
かかとの高い靴は接地面積が狭いので、かかとから着地すると重心が偏り水はねになってしまいます。
また膝も曲がりやすくなってしまうので、前足から後ろ足へスムーズに体重移動ができなくなってしまうので注意しましょう。
スニーカー
がに股・内股で歩くと左右の足運びの軌道が重なるため、反対側の足によって水が跳ねるので注意しましょう。
雨の日はどんな靴を履くか
足の形・サイズが合っていて靴裏の溝が縦に入っている靴がおすすめです。
足の形・サイズが合っていないと歩いているときに靴がずれてしまい、気をつけていても水を跳ねてしまう恐れがあります。
また靴裏の溝が横に入っていると、水が溜まりやすくなるので跳ね上げてしまいます。
雨の日の歩き方 さいごに
水はねしてしまう原因として歩き方や足に合っていない靴がありますが、筋力の衰えによる足のぐらつきも考えられるといわれています。
筋力を鍛えることは水はね防止だけでなく、膝や足首を守ることにもなるので、親指をまっすぐ前に出した状態でつま先をする・足の指でタオルを掴んでたぐり寄せなどで筋力を鍛えるようにしましょう。
足に合った靴と正しい歩き方で雨の日の外出が楽しくなるようにしてみませんか。