電動キックボードは自動車や自転車で通れない道でも、通ることができる便利な乗り物です。
しかし、正しい乗り方をしないと事故を起こす原因になります。
あなたは電動キックボードの正しい運転のしかた知っていますか?
電動キックボードの運転の仕方や置き場所など調べたことをまとめてみたのでご紹介します。
目次
初めての電動キックボードの運転の仕方基本
電動キックボードの運転は、電源を入れる→ハンドルを回すと動き出す。
ハンドルについているブレーキをかけると止まるようになっていて自転車に乗ったことがない人でも簡単です。
電動キックボードに乗る前にチェックしておきたい部分
安全に乗るために以下の部分を事前にチェックしてください。
- 前照灯は点灯するか
- 方向指示器は点灯するか
- ブレーキランプは点灯するか
- ナンバープレート灯は点灯するか
- 充電残量は少なくないか
- ブレーキは正しく作動するか
- タイヤの空気圧は適切か
- タイヤの消耗は激しくないか
- クラクションは鳴るか
運転中の姿勢
電動キックボードを安全に乗るためには、姿勢も大切です。
- 背筋を伸ばす
- 目線は進行方向に向ける
- ハンドルは両手でしっかりと握る
【危険な姿勢】
以下のような姿勢をとると、事故やケガの原因になるので注意してください。
- 前のめり
- 後ろに重心をかける
- ボードに片足しか乗っていない
電動キックボードの正しい乗り方や止まり方
- 乗り方
- ハンドルを両手で持ちます。
- ボードに片足を乗せ、反対の足で数回地面を蹴りながら助走します。
- 地面を蹴っていた足をボードに乗せてから、アクセルボタンをゆっくり押します。
- 止まり方
- 両ハンドルにあるブレーキをゆっくりと握り、少しずつ減速します。
- 完全に止まったら、片足を地面につけます。
【注意】
- ブレーキは前輪・後輪と連動しているので、片方のブレーキだけかけると前のめり・転倒の原因になります。
- 車体が軽いので、急ブレーキをかけるとバランスを崩してしまい転倒の原因になります。
- 曲がり方
曲がる方向へ車体を傾け、視線は曲がる先を見ます。
雨天や路面が濡れている場合
-
- 電動キックボードの操作性が低下するので、雨が降ったときはやむまで待つ、または乗らずに電源を切ってから押して歩くようにしてください。
- 濡れたマンホール、または白線の上で急ブレーキをかけてしまうと、滑ってしまう危険があるので注意してください。
電動キックボードはどこに置く?駐輪場所は?
電動キックボードは定格出力によって置ける場所が変わってきます。
0.60キロワット以下であれば駐輪場、0.60キロワット以上であれば駐輪場と駐車できる場所が変わってきます。
道路交通法では、電動キックボードの定格出力が0.6キロワット以下は原動機付自転車になるので「駐輪場」、0.60キロワット以上であれば普通自動二輪車になるので「駐車場」となります。
電動キックボードを駐車するときに気をつけたいこと
電動キックボードの駐車は場所によって、気をつけなければいけないポイントが違ってきます。
- マンションやアパートなどの集合住宅
他の入居者とトラブルにならないように、以下のことを確認しておきましょう。
- 電動キックボードを駐輪することができるかを建物の管理規約で確認する。
- 自転車と同じ駐輪場を利用することができるかを確認する。
- 車体の大きさ・重さを考慮して、安全に駐車できる場所があるかを確認する。
- 公共の場所
電動キックボードは原動機付自転車や普通二輪車と同じなので、気をつけないと違反になります。
- 定格出力が60キロワット以上の電動キックボードはバイク用の駐輪場を使う。
- 許可されていない場所には、駐輪しない。
- 地域によってルールが違う場合があるので、確認する。
【軽い気持ちで、駐車すると…】
電動キックボードの車体はコンパクトなので、「ちょっとの間だけなら、いいだろう」と駐車すると、駐停車違反・放置駐車違反になる場合があります。
- 駐停車違反
駐停車が認められていない場所に置いてしまうこと
- 放置駐車違反
駐車が認められていない場所に置き、すぐに運転ができない状態になっている
初めての電動キックボードの運転 さいごに
電動キックボードは簡単に乗ることができますが、正しい姿勢や操作をしないと事故になる可能性があります。
公道に出る前には、必ず安全な場所で練習して事故を起こさないようにしましょう。
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