コーヒーや炭酸飲料などの飲み物にアイスクリームを浮かべたものをフロートと呼んでいます。
また、ソーダにアイスクリームを浮かべたものをクリームソーダとも呼ばれていますが、どんな違いがあるのでしょうか。
フロートとクリームの違いやフロートの起源・魅力などを紹介します。
フロートとクリームの違いとは?
クリームソーダもフロートも飲み物にアイスクリームを浮かべたもので違いはありません。
クリームソーダもフロートの1種となります。
あるとしたら、飲み物にソーダが使われていれば「クリームソーダ」、それ以外は「フロート」と呼ぶことが違いとなります。
フロートの名前の起源
フロートは1874年、アメリカ合衆国のフィラデルフィアで行われたフランクリン財団の50周年行事で店を出していたロバート・マッケイ・グリーンがクリームソーダとして出しました。
当日はとても暑く、飲み物に入れる氷を使い果たしてしまいます。
そこで、彼は隣の店で売っていたバニラアイスを氷の代用として使ったのが始まりであるといわれています。
フロートは英語で「浮かべる」という意味があり、飲み物にアイスクリームを浮かべたところから呼ばれるようになりました。
フロートやクリームソーダの魅力
フロート・クリームソーダは飲み物にアイスクリームを浮かべてあるので、飲み物とアイスクリームが混ざり合うことでクリーミーな味を楽しむことができます。
また、スプーンでアイスクリームを掬って食べると飲み物と同時にデザートも味わえることが魅力となっています。
フロート・クリームソーダのアレンジレシピ
- イチゴフロート
- グラスにイチゴジャム(小さじ1)・レモン果汁(小さじ1/2)を入れて混ぜ合わせます。
- イチゴシロップ(大さじ3)・氷(適量)を加えます。
- 牛乳(160ml)を静かに注いで2層にします。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
- 抹茶ラテフロート
- グラスにグラニュー糖(大さじ1)・抹茶(大さじ1)を入れてダマがなくなるまで混ぜ合わせます。
- 氷(適量)を入れます。
- 牛乳(150ml)を注いで混ぜ合わせます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
- ココアフロート
- 耐熱容器にココアパウダー(大さじ2)・砂糖(大さじ2)・お湯(大さじ2)を入れて混ぜ合わせソースを作ります。
- グラスにソースを入れ、牛乳または豆乳(適量)をそっと注ぎます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
- ビールフロート
- グラスにお好みのアイス(適量)を入れます。
- お好みのビール(適量)を注いだら完成です。
- カクテルキューバフロート
- グラスに氷(適量)を入れます。
- ラム酒(30ml)を入れます。
- コーラ(適量)を注ぎます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
- コーヒースカッシュフロート
- インスタントコーヒーで濃いコーヒー(60ml)を作ります。
- グラスにコーヒー・氷(適量)・炭酸水(90m;)を入れます。
- バニラアイス(適量)をのせます。
- ホイップクリーム(適量)・さくらんぼ(1個)で盛りつけたら完成です。
- レモンクリームソーダ
- レモン(1/2個)は輪切り3枚分切ってから、残りを絞りレモン汁にします。
- グラスにレモン汁・ソーダ水(適量)・ガムシロップ(1個)を入れて混ぜ合わせます。
- 氷(適量)・輪切りにしたレモンを入れます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
- 柚子茶クリームソーダ
- グラスに柚子茶(大さじ3)を入れます。
- 氷(適量)を入れてから炭酸水(適量)を注ぎます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。飲むときはスプーンで柚子茶をかき混ぜてください。
- キウイクリームソーダ
- キウイ(1個)を厚さ5mmにスライスします。
- スライスしたキウイをグラスの内側に貼り付けていきます。
- 氷(適量)を入れてから、サイダー(適量)を注ぎます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
- ザクロ酢クリームソーダ
- グラスに氷(適量)・ザクロ酢(50ml)を入れます。
- 炭酸水(150ml)を注ぎます。
- バニラアイス(適量)をのせたら完成です。
フロートとソーダの違い さいごに
飲み物にアイスクリームをのせたものは「フロート」で、ソーダにアイスクリームをのせたものは「クリームソーダ」となります。
しかしクリームソーダもフロートの1種となるので、飲み物にアイスクリームをのせたものは全部フロートになります。
いろんな飲み物にアイスクリームをのせてオリジナルのフロート・クリームソーダを作ってみてはいかがでしょうか。