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写真とは?起源や発明はいつ?写真の無い時代の記録方法とは

投稿日:2023-05-29 更新日:

写真は、その場の状態を写し撮ることができます。

今ではデジタルカメラやスマートフォンなどで簡単に撮影をすることができます。

現在は誰でも写真を撮り保存し加工したりしています。

では写真はいつ誕生したのでしょう?

そして昔はどんな方法で写真を撮影していたのでしょうか。

写真の起源や無かったときの記録方法などを紹介します。

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写真とは何?

写真とは、光学的な映像や放射線・粒子線の痕跡を見られるようにする技術の総称または画像のことをいいます。

主にカメラやスマートフォンなどの機器を使って、風景や建物・人物・動物・植物・その場で起きた出来事などを瞬時に撮ることができます。

 

 

写真の発明はいつ?起源は

小さな穴に通った光によって外の景色を映し出す技術は昔からありました。

この仕組みを利用して作られたピンホールカメラが原点であるといわれています。

しかし、ピンホールカメラには撮影機能がなく、映すだけのものでした。

15世紀頃、ピンホールカメラを改良したカメラ・オブスクラが登場しました。

カメラ・オブスクラはラテン語で「暗い部屋」という意味で、小さな穴を通して壁に外の景色を映し出せるようになっていました。

この装置はヨーロッパの画家たちの間で流行したそうです。

16世紀になると、ピンホールの代わりに凸レンズを使うことで、より明るく景色が映し出せるようになり、その景色をなぞることで正確な写生を行えるようになりました。

 

1826年、フランスのニエプス兄弟が道路の舗装に使われているアスファルトを感光板にして、自宅から見える景色を撮影したのが世界初の写真となります。

この写真は、シャッターが開いてから閉じるまでの露光時間が約6~8時間と長く、画像も鮮明ではありませんでした。

1839年、フランスのルイ・ダゲールが銀メッキの銅板を使ったダゲレオタイプカメラを発明しました。

このカメラは露光時間が約30分と短くなり、風景や建物・人物などを撮影することができるようになりました。

これによって写真の重要性が広く知られるようになったので、写真の起源であるともいわれています。

その後、新しい技術が次々と誕生し現在のようなデジタル写真にまで発展してきました。

 

 

ピンホールカメラの作り方

ピンホールカメラは、身近な物で作ることができます。

【材料】

  • トイレットペーパーの芯 2本
  • ハサミ
  • 黒の油性ペン
  • セロハンテープ
  • トレーシングペーパー
  • 黒い画用紙
  • マチ針

 

【作り方】

  1. 1本のトイレットペーパーの芯の1箇所にサイズを調整するための切れ目を縦に入れます。
  2. 切れ目を入れたトイレットペーパーの芯の内側を、黒の油性ペンで塗ります。
  3. もう1本のトイレットペーパーの芯の中に、内側を黒く塗ったトイレットペーパーの芯を差し込みます。
  4. 内側を黒く塗ったトイレットペーパーの芯を抜き差ししやすい大きさに調節してから、セロハンテープで仮どめをします。
  5. 内側を黒く塗ったトイレットペーパーの芯を取り出し、切れ目をセロハンテープでとめます。
  6. トレーシングペーパーに内側を黒く塗ったトイレットペーパーの芯を載せ、鉛筆でなぞって円を描きます。
  7. 描いた円から5cmの外側に円を描き、ハサミで切り取ります。
  8. 内側の円に向かって約10~20箇所に切り込みを入れます。
  9. 内側を黒く塗ったトイレットペーパーの芯の片側を塞ぐように、切り込みを入れた円型のトレーシングペーパーを貼り付けます。
    • 歪みやすいので丁寧に貼り付けましょう。
    • 貼り終わってから、セロハンテープでとめておくと剥がれにくくなります。
  10. 黒い画用紙の上にもう1本のトイレットペーパーの芯を載せ、鉛筆でなぞって円を描きます。
  11. 描いた円から5cmの外側に円を描き、ハサミで切り取ります。
  12. 内側の円に向かって約10~20箇所に切り込みを入れます。
  13. もう1本のトイレットペーパーの芯の片側を塞ぐように、切り込みを入れた円型の黒い画用紙を貼り付けます。
    • 歪みやすいので丁寧に貼り付けましょう。
    • 貼り終わってから、セロハンテープでとめておくと剥がれにくくなります。
  14. 貼り付けた黒い画用紙の真ん中あたりにマチ針を刺し、直径約1mmの穴を開けます。
  15. トレーシングペーパーを貼り付けたトイレットペーパーの芯を黒い画用紙を貼り付けたトイレットペーパーの芯の中に入れたら完成です。

 

【使い方】

  • 天気の良い日に外で中を覗くと、外の景色が逆さまになって映り込みます。

 

 

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写真の無い時代の記録方法とは

写真がない頃に記録を残すには、以下の方法があったといわれています。

 

絵画・彫刻

物語や歴史的な出来事を伝える手段として人物や風景・建物などを絵で描き、人物や動物・建物などの姿形を彫刻にして残しています。

 

書物

起きた出来事や物語などをまとめていました。

 

地図

土地や建物・交通路など地理的な情報を記録していました。

 

口承文芸(こうしょうぶんげい)

口から耳へと伝えられる文学のことで、文字を持たない民族が伝えた物語や宗教的呪術的な理由で文字として残すことができない情報を伝えるために使われていました。

口で伝えるため、途中で新しいエピソードが加えられる・話の流れが変わってしまうこともあったそうです。

伝承者が絶えてしまうと物語や情報そのものを辿ることができなくなってしまうという特徴があります。

現在では研究のために集めて文字として残されていることもあるため、口承文芸の全てが口承で伝わっていることはありません。

 

写真とは?起源と発明 さいごに

今では瞬間の様子を簡単に写真で撮ることができますが、最初の写真はシャッターが閉じるまで約8時間かかったといわれています。

写真は記録として大切な役割もあるので、いろんな写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

♪ 写真の世界史やはじまりについてはこちらをご覧ください。

写真の世界の歴史/写真のはじまりはいつどこで?

 

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