空撮やレースなどでドローンを操作してみたいけど、ドローン本体の他にどんなことが必要になるのでしょうか。
ドローンを操作するために必要なことや費用を調べてみました。
またドローンの操縦など習う事の出来る学校はあるのでしょうか?。
それにかかる費用は?
目次
ドローンを操縦したい!必要なことは?
規則を守れば誰でもドローンを操作することができます。
ドローン操作に必要なもの
ドローン本体以外に操作するために必要なものには、どんなものがあるのでしょうか。
- バッテリー
ドローン本体を購入したときにバッテリーが同梱されています。
しかしドローンのバッテリーは、すぐに切れてしまうので数本用意しておくといいでしょう。
- 充電器
バッテリーが同梱されていれば、充電器も入っています。
しかしドローンの種類によっては充電器がないこともあります。
またバッテリーの本数を増やした場合は、充電器も増やしておくことで充電時間を短縮することができます。
- 送信機
プロボとも呼ばれている機器で、ドローン本体購入時に一緒になっていることが多いです。
ただし使用目的によっては、別に用意する必要があります。
- スマートフォン、またはタブレット
送信機にスマートフォン、またはタブレットを装着して専用アプリケーションを使って動画や写真を撮影するようになっています。
そのため、ドローンを使って撮影をする場合は別に用意する必要があります。
- SDカード
カメラで撮った動画や写真を保存するときに必要となります。
ドローンの基本操作
- モードについて
ドローンの送信機には「モード1」と「モード2」があり、選べるようになっています。
【モード1】
右スティックで上昇/下降/左右移動、左スティックで前後移動/左右旋回を操作します。
【モード2】
右スティックで前後移動/左右移動、左スティックで上昇/下降/左右旋回を操作します。
日本では、モード1が主流となっているので、以下の操作方法はモード1を選んだ状態で説明しています。
【操作方法】
- 送信機にある左右のスティックをハの字に倒して、モーターを始動させます。
- 飛行中にこの操作を行うと、モーターが止まってしまい機体が急降下するので注意してください。
- 右スティックをゆっくりと上に倒し、上昇させて離陸します。
- 移動させたい方向へスティックを動かします。
- 前後移動の場合は左スティックを上下に、左右移動の場合は右スティックを左右へ倒します。
- 左スティックを右に倒すと右に向き、左に倒すと左に向きに回転します。
- 右スティックをゆっくりと下へ倒すと、降下し着陸するとモーターは止まります。
ドローンを操作する前に確認すること
ドローンを安全に飛ばすために以下のことを確認しましょう。
- 通信状態
ドローンは送信機からの指示を受信して動くので、通信状態が悪いと正確に安全に飛ばすことができません。
電波チェッカーや電波チェックアプリなどで確認してください。
携帯電話の基地局・金属が使われている建造物がある場所は電波障害が起こりやすいので注意しましょう。
- 電圧
ドローンの動力源となっているリポバッテリーは過充電・過放電に弱いため、しっかりと電圧を管理しておかないと正常に作動しなかったり墜落する原因になります。
リポバッテリーは、3.7Vが安定した電圧値であるといわれています。
電圧値が3.5V以下となると、出力が低下するので交換が必要となります。
- スイッチ
送信機には、飛行モードのオンオフや緊急着陸スイッチなどがあります。
ドローンを飛ばす前に必要な機能にはスイッチが入っているか、不要な機能のスイッチは切られているかを確認してください。
- モード
機種によってはモードの切り替えができる送信機があるので、操作したいモードになっているかを確認してください。
- 伝送距離
機種によって違いはありますが、送信機からドローン本体までの距離は約300~1,700mであるといわれています。
伝送距離が大きくなると、ドローン本体を制御することが難しくなるので適切な距離内で飛ばしましょう。
ドローンの学校がある?
ドローンは資格や免許がなくても操作をすることができますが、ドローンについて学ぶことができる学校があります。
最近ではドローンでの点検や農薬散布・測量などで使われるようになりました。
これらの目的でドローンを操作するためには高い操作技術と航空法をはじめとする法律の知識が必要となります。
ドローンの学校に通うことで高い操作技術と法律の知識を学ぶことができます。
ドローンのスクールにかかる費用
ドローンスクールで学ぶ内容によって違いがありますが座学と実技があり、費用は約1~50万円が相場となっています。
費用には以下のものが含まれています。
- 授業料
- テキスト
- ドローンレンタル
- 保険料
- 資格試験の受験料
- 証明書発行のための申請料など
ドローンを操縦したい!必要なことは? さいごに
ドローンは資格や免許がなくても操作することができますが、仕事で使う場合は高い操作技術と法律に関する知識が必要となります。
ドローンを安全に飛ばすには事前の確認と正しい操作方法を身につけておくことが大切となります。
ドローンスクールでは無料の体験会や説明会を行っているので、参加してみて自分に合ったスクールを選ぶようにしましょう。
♪ドローンの操縦には□も必要。それについてはこちらもご覧いただければと思います。
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