普段の掃除や大掃除で活躍する必須の掃除アイテム。ホウキや雑巾・スポンジ・ゴム手袋など掃除をする道具には様々な種類があります。
使い捨てタイプもありますが、きちんと手入れをしておけば長く使える道具もあります。
掃除道具の手入れ方法や選び方、常備した方がよいアイテムや普段の使いやすい収納アイデアなどを紹介します。
掃除で使う道具の手入れ
主な掃除道具を手入れするには、どんな方法があるのでしょうか。
道具ごとにまとめてみました。
ホウキ
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- 掃除が終わった後、穂先についた髪の毛やホコリを取り除きます。
- 穂先にクセがついている場合は、お湯に約10分つけてから、手で真っ直ぐになるように伸ばしましょう。
- 長年使っていると、穂先が減りコシがなくなってくるので、ハサミで切りそろえるとコシが戻ります。
雑巾
掃除が終わったらすぐに洗わないと、雑菌が繁殖してイヤなニオイを放つようになります。
【通常の洗い方】
- 洗面器にぬるま湯・酸素系漂白剤を入れ、良く混ぜ合わせます。
- 雑巾を入れ約30分つけておきます。
- 水を入れ替えたら雑巾に洗濯用洗剤をつけて揉み洗いをします。
- 泡が出なくなるまで雑巾をすすぎます。
- 風通しの良い場所に干し、完全に乾いたら終了です。
【黒ずんだ雑巾の洗い方】
- 洗面器にぬるま湯・塩素系漂白剤を入れます。
- 雑巾を入れ約30分つけておきます。
- 水を入れ替え、泡が出なくなるまで雑巾をすすぎます。
- 風通しの良い場所に干し、完全に乾いたら終了です。
- 塩素系漂白剤には強力な殺菌効果があるため、肌荒れを起こす可能性があります。雑巾をすすぐときは、ゴム手袋を使うようにしましょう。
スポンジ
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- 使い終わった後に熱湯をかけます。
- 除菌効果のある食器用洗剤を約8mlつけて、次に使うまで置いておきます。
- 容器に水と漂白剤を入れスポンジを約2分つけてから、すすぎます。
ゴム手袋
- ゴム手袋を手にはめて、食器用洗剤をつけます。
- 手を洗うようなイメージでゴム手袋を洗います。
- 洗剤が残らないようにすすぎます。
- ゴム手袋をひっくり返します。
- 完全にひっくり返せないときは、ゴム手袋に水を入れて口を閉じて、水を指先へと押し込みます。
- 食器用洗剤をつけ、洗います。
- 洗剤が残らないようにすすぎます。
- 陰干しにして、完全に乾いたら終了です。
こけだけは用意したい!掃除道具の選び方
最低限用意しておきたい掃除道具には、どんなものがあるのでしょうか。
- ホウキ
和室やフローリングの部屋などには、コシがあってホコリをしっかり掃ける座敷ホウキまたは棕櫚ホウキ、屋外を掃除するときはシダホウキが適しています。柄の長さは広い場所には約120cm、狭い場所には約60cmのホウキを選ぶと使いやすいです。
- 雑巾
タオル地はどこでも使えますが、細かい汚れを取りたい場合はマイクロファイバーが適しています。
- 粘着ローラー
カーペットに絡まった髪の毛やフローリングのホコリなどをサッと取り除くことができます。使い終わったテープを本体から剥がすようになっているので、簡単に剥がせるタイプを選びましょう。
- ブラシ
ガラスなど傷がつきやすい場所には毛が柔らかいタイプ、こびりついた油やしつこい汚れの倍は硬めのブラシを選びましょう。また掃除する範囲が広いときは大きめ、狭い場所の汚れを集中的に落としたいときは小さめのブラシが適しています。
- スポンジ
湯船など広い範囲をこするときは大きめのスポンジ、ガラスなど傷がつきやすい素材をこするときは柔らかいスポンジと、場所や素材などで使うスポンジを変えましょう。
使いやすく清潔に!掃除道具の収納アイデア
掃除道具の収納方法は、場所によって違いがあります。
- 台所
台所の掃除は汚れたらすぐに行うことが重要です。
そのためには、コンロのそばやシンクの下などに置いておくとすぐに取り出すことができて便利です。
- トイレ
掃除道具をボックスに入れて、突っ張り棒とワイヤーネットで作った棚にのせると見た目がスッキリします。
- 風呂場
床は濡れていることが多いので直接置かずに、吸盤フックやマグネットフックなどを使って吊します。
またボックスにまとめて入れて、目立たない場所に置く方法もあります。
掃除道具の手入れ さいごに
掃除道具には消耗品もありますが、雑巾やスポンジ・ゴム手袋などは、しっかりと手入れをしておけば長く使うことができて経済的です。
面倒と思うこともありますが、手入れをして掃除道具を長く使うようにしてみてはいかがでしょうか。