1人暮らしをきっかけに猫を飼ってみたいと思うことがあるのではないでしょうか。
猫を飼うためには心地よい空間を作ってあげる必要があります。
1人暮らしで猫を飼うために買う前に整えたい環境や必要な道具。
買う時に必要な費用と毎月かかる費用はどのくらいなのか?
飼ってからの気をつけたい注意点などをまとめてみましたので紹介します。
目次
猫の室内での飼い方は?一人暮らしの場合
猫を飼う前に確認しておきたいこと
猫を飼う前に確認すべきことには、以下のようなことがあります。
猫を飼うことが許可されているか
「ペット可」となっていても、大家さんが猫を飼うことを禁止にしていることがあります。
「ペット可」となっているが猫を飼っても大丈夫なのかを、しっかり確認しましょう。
猫アレルギーはないか
猫アレルギーとは、猫の毛やフケなどで痒みや鼻がムズムズするなどのアレルギー反応が出る症状のことです。
猫アレルギーがあると猫を飼うのは難しいです。
気になる場合は1度病院で検査、または相談をしてみてください。
世話をする時間が確保できるか
食事やトイレ・日々の手入れなど、猫の世話は毎日行う必要があります。
出張で頻繁に家をあける、または毎日世話をする時間の確保ができない場合は本当に猫を飼えるのかを再検討してみてください。
猫を飼うときの注意点
- 食事
猫に必要な栄養が入っていて成長段階に合ったキャットフードと新鮮な水と一緒に置いておきます。
食器は安定している物を選び、食べこぼしても床が汚れないようにランチョンマットを敷いておきましょう。
人間の食べ物を与えると、塩分の取り過ぎによって肝臓や心臓・尿道などの病気になる原因となります。
また玉ねぎやニラ・ニンニクは呼吸器には有毒となり、エビやイカ・カニなどの魚介類は、そのまま与えると皮膚病や壊死の原因となります。
猫に与えてはいけない食べ物は事前にしっかりと確認しておきましょう。
- コンセント、コード
ひっかく、噛んでしまうことによって感電してしまう可能性があります。
必ず保護カバーを取り付けてください。
コードは猫が紐と間違えてじゃれてしまうことがあります。
保護カバーをつける、家具の裏に通すなどの対策を行っておきましょう。
- エアコン
猫は体温調整が苦手なので、夏場はエアコンをつけっぱなしにして快適に過ごせるような温度を保つようにしておきましょう。
冬場は暖かい場所を探して丸まっていますが、夏の暑さは自分では防御できないため熱中症・脱水症状になる可能性があります。
- 脱走しないようにする
玄関や窓には柵や網戸などを付けて、猫が脱走しないようにしましょう。
賃貸物件では、同じ玄関や窓が並んでいるため猫が帰れなくなる可能性があります。
猫を飼うのに最低限揃えるもの
トイレ
猫は砂がある場所をトイレであると認識します。
猫を迎え入れる前にトイレを用意しておくと失敗を防ぐことができます。
猫の大きさや設置場所に合わせた物を用意しましょう。
トイレ砂には紙・木・シリカゲルなど様々な素材で作られていて値段も異なるので自分に合った物を選びましょう。
キャットフード
猫の成長段階に合った総合栄養食と表示されている物を選びましょう。
食器
餌用と水用の2つが必要となります。
適度な重さ・安定感がある物を選びましょう。
ただし子猫の場合は皿が深いと上手に食べられないことがあるので、浅い小皿を用意しておきましょう。
爪とぎ
家具や壁・床での爪とぎを防ぐために用意しておきましょう。
段ボールや木・布などの素材で作られています。
キャリーバッグ
動物病院へ連れて行くときに必要となります。
手入れが簡単で扉がしっかりしている物を選びましょう。
ベッド
専用の物もありますが、段ボールやカゴに毛布を敷いておくだけでも大丈夫です。
猫を飼うとかかる必要な費用は?
猫を飼うには初期費用で約8万円、毎月約8千円の費用がかかるといわれています。
初期費用には猫の購入や食器・キャットフード・トイレ・トイレ砂・キャリーバッグなどがあり、毎月の費用にはキャットフードやおやつ・トイレ砂・爪とぎの交換・追加などがあります。
また子猫の場合は生後3ヶ月から3ヶ月連続、最後の接種から半年後にワクチンを接種する必要があります。
ワクチンはいくつか種類があるので、分からない場合は獣医さんに相談してみてください。
費用は約8千円が目安となっています。1歳半以上の猫は1~3年ごとにワクチンを接種する必要があります。
ひとり暮らしの猫の飼い方 さいごに
猫は1人暮らしでも飼いやすい動物といわれていますが、飼うと決めたなら最後まで面倒をみてあげてください。
生き物ですから飼い始めてから、思っていたのと違うということもあるかもしれません。
そんなことがないように事前にしっかりと猫について調べてから飼うかどうかを決めるのがよいですね。