普段家で着ている防寒にぴったりの綿入れ半纏。
半纏は防寒着として使うだけでなく、ファッションとして取り入れることができます。
メンズやレディース半纏の特徴や着こなし方などでオシャレに着る方法などがあります。
半纏のファッションについて調べたことをまとめてみましたのでご紹介します。
目次
半纏ファッションとは?おしゃれに着るには!
最近の半纏はデザインが豊富で、普段の生活に取り入れやすくなっています。
半纏は主に長袖・半袖・袖なしのタイプがあります。
半纏は室内だけでなく、ジャケット代わりに羽織ることがあります。
長袖タイプ
一般的な半纏で寒い時に着ると暖かく過ごすことができます。
袖の長さが手首まであるので、冷たい空気が入ってくるのを防いでくれます。
半袖タイプ
奴(やっこ)と呼ばれている半纏で、袖の長さが半袖から五分袖まであります。
暖かいだけでなく、動きやすいことで人気があります。
袖が短いので家事などの作業をする時に袖をまくる手間がなく暖かいまま、取りかかることができます。
袖なしタイプ
ちゃんちゃんことも呼ばれているベスト型の半纏です。
ロング丈もあるので体型に合わせて選ぶことができ、重ね着もしやすい半纏です。
半纏ファッションの特徴メンズ用
メンズ用の半纏は、がっちりとした体型に合うように作られていてサイズは身長165センチから175センチ以上。
着丈82センチ以上、身幅63センチ以上、胸囲80から104センチ以上が目安となっています。
肩や胸あたりがきつくならないものを選ぶようにしましょう。
年代別では10代から20代は無地、30代から40代は落ち着いた色合い、50代から60代は渋めのデザインになっている半纏が人気になっています。
主なメンズ半纏
人気となっているメンズ用半纏をいくつかご紹介します。
・ 久留米はんてん
福岡県久留米市は織物の産地として有名で、棉入り半纏は戦後から始まりました。
手作業で綿を詰め、一針一針丁寧に縫製してあります。
懐かしく暖かみのあるデザイン、ゆったりとした着心地、絣織の柔らかさと風合いなどがあります。
・ 岡山デニムはんてん
岡山で作られているデニムを使ったメンズ半纏で、丈夫だけど軽くてしなやか、光沢があります。
・ 久留米織ホームジャケット
久留米織を使ったホームジャケットで、裏地は中綿キルトになっているので軽くて暖かいです。
スベリが良いので楽に着ることができますよ。
袖口が締まっているので暖かさが逃げる心配はありません。
半纏ファッションレディースの着こなし方
レディース用の半纏は、メンズ用より少し小ぶりで丸みを帯びたフォルムになっています。
軽くて動きやすく、外観のおしゃれ感が人気となっています。
年代別では10代から20代はチェック柄。
30代から40代は半袖タイプ。
50代から60代は落ち着いた色合いのデザインになっている半纏が人気になっています。
室内での防寒着の他に、外出時のジャケットやコート代わり、着物や浴衣の上に羽織るなどで半纏が使われています。
主なレディース半纏
人気となっているレディース半纏を紹介します。
・ リバーシブル半纏
もこもこになりすぎない程度に綿が入っているので、動きやすくなっています。
その日の気分によって表裏の柄を入れ替えて着ることができます。
・ 夷草半纏
和調の縞柄のある半纏です。
柄自体は大きいですが落ち着いた色にすることで上品な印象になっています。
・ ロング半纏
丈が長くなっているので、膝から上を暖めてくれます。
また前合わせになっているロング半纏もあり、まるで布団を着ているようだと評判になっています。
半纏ファッション さいごに
半纏のバリエーションが増えているので室内着として使うだけでなく、ジャケット代わりとして使われるようになりました。
またリバーシブルになっているタイプは、その日の気分で入れ替えてコーディネートが楽しめます。
外出にも使えるので、お手入れをしっかりする必要があります。
2~3週間に1度は裏返しにして午前中に2時間ほど天日干しをしておくと、ふっくら感が戻ります。
デザインが豊富にあるので、自分の好みに合った半纏でいろんな工夫をしてコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
♪半纏もおしゃれに着るには手入れも大事。次の記事も合わせてご覧いただければと思います。
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