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酢の発祥と語源 酢の歴史からみる日本文化 酢の効果と様々な使い方

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酢は古くから世界中で使われている人類最古の調味料といわれています。

酢酸やクエン酸をはじめとする栄養素が豊富に含まれていて、疲労回復・食欲増進・血流改善・美肌造りなどに効果があるといわれています。

酢はいつからあるの?と、その発祥や語源が気になり、歴史なんかを調べてみました。

様々ある酢の使い方などもご紹介します。

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酢の発祥と語源は?

酢は紀元前5000年頃バビロニアで干しぶどうやナツメヤシを原料として作られていたことが始まりといわれています。

紀元前4000年頃になると、ワインやビールから酢を作りピクルスを漬けていたという記録が残っているようです。

紀元前4世紀では医学の父といわれているヒポクラテスが抗菌作用に注目して、呼吸器や皮膚病や中耳炎・咳止めなどの治療に使っていたそうです。

中世になると、その土地の作物を原料とした個性のある酢が作られるようになり、イタリアではブドウの果実を煮込み10年以上熟成させるバルサミコ酢が誕生したといわれています。

14世紀頃のヨーロッパでは野菜を油で良く混ぜてから酢と塩をかける、現在の野菜サラダの原形となる食べ方が始まったそうです。

 

酢の語源

酢は英語ではVINEGAR(ビネガー)となりますが、フランス語のVINEGRE(ビネグル)からきているといわれています。

ビネグルはワインを意味するVINE(ビネ)と酸っぱいを意味するNAIGRE(ネグル)が合成されたものです。

漢字の酢は酒から作る調味料という意味があるといわれています。

波空
酒から作るで酢ねぇ・・・サンズイとニンベンを取って組み合わせたんかなぁ(笑)
猫にゃん
なるほどにゃ

 

酢の歴史からみる日本文化

日本では4~5世紀頃、中国から酒の醸造技術と一緒に伝わり和泉の国(現在の大阪府南部)で酢が作られるようになったのが始まりといわれています。

奈良時代では朝廷や貴族たちが薬・高級調味料として使っていました。

調味料として庶民が使うようになったのは江戸時代で、酢の製造方法が全国に広がったことがきっかけとなります。握り寿司は江戸時代に完成した食べ物といわれていて、ご飯に酢を混ぜて押し寿司にする「早すし」が誕生しました。

 

幕末になると「握り寿司」や「稲荷寿司」が誕生し、庶民の間で大人気となりました。

大正時代では石油や石灰石を原料で作られた氷酢酸を薄め、グルタミン酸・コハク酸・人工甘味料などを加えた合成酢が作られていました。

戦時中・戦後は食糧難のため米を原料とした酢の製造が禁止されていたため、合成酢が市場を占めていたことがあったそうです。

醸造酢の生産量が合成酢より上回ったので、現在では合成酢を見かけることは少なくなりました。

 

酢の効果とさまざまな使い方

酢には殺菌や防腐力・食欲増進など多くの効果があるといわれています。

酢の効果にはどんなものがあるのでしょう。効果や使い方をまとめました。

 

 

酢の効果

  • 疲労回復

多くの有機酸が補給されることで代謝が活発になり、疲労物質である乳酸の蓄積を防ぎ溜まっている乳酸の分解を促す働きがあります。

食べたものを効率良くエネルギーに変えてくれるので、疲労回復に効果があるといわれています。

 

  • ダイエット

酢酸には脂肪の蓄積を抑える、アミノ酸には脂肪の燃焼を促す働きがあるといわれています。

運動をする約1時間前に酢を摂取すると、効率が良いそうです。

 

  • 腸内環境の改善

抗菌作用によって腸内の悪玉菌を減らしてくれます。また善玉菌が増えて活発になるので、血流が良くなり腸内環境を良くしてくれるといわれています。

 

  • 美肌づくり

過酸化脂質の上昇を抑える・ビタミンCを破壊する酵素を弱める働きによって美肌づくりに効果があるといわれています。

 

  • 高血圧を抑える

血圧上昇の原因となるレニンやアンジオテンシンを抑制する効果があるといわれています。

また心臓病や脳卒中予防にもつながるとされています。

 

酢の使い方

酢はすし飯や酢の物・ドレッシング・南蛮漬けなどに使われていますが、他にはどんな使い方があるのでしょうか。

  • 網に塗る

網を使って魚や肉を焼くと、動物性タンパク質が熱で変化して金属に反応する熱凝着という現象が起きてしまいます。

焼く前に網に酢を塗ってから余分な水分を拭き取った魚や肉をのせて焼くとくっつきにくくなります。

 

  • 炒め物の仕上げ

最後に鍋肌から酢を入れると油っこさを消して、サッパリとした炒め物に仕上げることができます。

 

  • スープに加える

中華スープやミネストローネ・ラーメンなどに加えると、味に深みが出るといわれています。

 

酢の発祥と歴史 さいごに

酢を取ることによって身体に良い効果を与えてくれる調味料です。

しかし、酢は酸性なので、空腹時や薄めずにそのまま摂取してしまうと、歯が溶けたり、食道や胃壁が荒れてしまう恐れがあるので注意しましょう。また1日大さじ1程度が適量といわれています。

酢の効果を得るには適量を継続して摂取することが重要となります。

健康のために酢のことを知り、賢く使ってみましょう。

 

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