キックボードは手軽な乗り物ですが、どう操作すれば前に進むことができるのでしょうか。
簡単そうに見えますが初めが肝心。
キックボードも操作方法をきちんと覚えていないと、事故に繋がります。
キックボードの乗り方や止まり方など基本の操作方法を紹介します。
キックボード操作は簡単?!
普通のキックボードには、2輪と3輪の2種類があります。
2輪タイプを乗りこなすには、バランス感覚が必要であるため体幹がしっかりと身につけておくことが大切です。
一方、3輪タイプであれば安定感があるので、初めてキックボードを乗るには適しています。
地面を蹴りながら前進むので、操作は簡単です。
しかし、バランス感覚がしっかりしていないと2輪タイプを乗りこなすのは難しいと考えられます。
なので、初めてキックボードを乗るのであれば安定感のある3輪タイプから始めてみるのも1つの方法です。
大人でも乗れる3輪キックボード
- GLOBBER アルティマム 3輪 スクーター
前に車輪が2つある3輪キックボードです。
対象年齢は5歳からで、体重が100kgまでなら乗ることができます。
持ち手の高さは6段階まで調節することができ、折りたためるので置き場所に困りません。
平らで乾燥した地面で使うことができますが、雨の日や濡れた地面では危険なので使わないでください。
- JD RAZOR MS-500
後ろに車輪が2つある3輪キックボードです。
対象年齢は6歳からで、体重が90Kgまでなら乗ることができます。
左ハンドルにブレーキがついているので、スッと止まれます。
前輪はLEDホイールになっているので、走り出すと光るようになっています。
キックボードの乗り方や止まり方
普通のキックボードは片足をデッキに乗せ、もう片方の足で地面を蹴って進む乗り物です。
安全に乗るために気をつけたいポイントを紹介します。
乗り方
- 足を乗せる場所
デッキに足を乗せたときに、しっくりとする位置がベストポジションとなります。
デッキの幅が狭いとバランス感覚が必要となります。
- 地面を蹴るタイミング
約1~2秒に1回が良いといわれています。
- 地面の蹴り方
地面に足裏をしっかりとつけ、平行にずらすイメージで蹴りましょう。
- 軸足を変える
同じ足で地面を蹴り続けると疲れるだけでなく、靴のダメージも偏ってしまうので適度に蹴る足を変えましょう。
- カーブ
ハンドルでなく、車体を曲がりたい方へ傾けます。視線は曲がる先に向けるとスムーズに曲がることができます。
- 止まり方
ブレーキをかけて止めますが、ついている位置によってかけ方に違いがあります。
- ハンドブレーキ
自転車と同じようにブレーキを握って止めます。
バランスを崩すことなく、安全に止めることができます。
- フットブレーキ
後輪についているブレーキを足で踏むことで止まります。
体重や足の力をかけることで強いブレーキをかけることができます。
しかし、止まりたいと思った瞬間にブレーキをかけるのは難しいので、慣れるまでに時間がかかります。
キックボード操作の必須の基本を知る
キックボードを安全に乗るために事前に確認したいことを紹介します。
- ハンドルの高さ
ハンドルは低い方が力を込めることができますが、低すぎると走行中腰を曲げた状態になり負担をかけてしまいます。
なので、お臍から股間の中間にハンドルがあるのがベストポジションとなります。
- 靴
キックボードは、何度も地面を蹴って進む乗り物です。
そのため、底が薄い靴で乗ると足裏に大きなダメージを与えてしまいます。
キックボードに乗るときはクッション性の高いスポーツ専用の靴を履くようにしましょう。
- ブレーキ
キックボードに乗る前にブレーキがしっかり効くかを確認してください。
走行中にブレーキをかけようとしてかからないとケガの原因にもなりますし、相手にケガをさせてしまう危険性があります。
- 姿勢
胸を張って、真っ直ぐ前を見るのが正しい姿勢となります。
- 下り坂では使わない
傾斜によっては、短い距離でも一気にスピードが出てしまいブレーキをかけても、すぐには止まれない可能性があります。
またブレーキのかけ方が悪いとケガの原因にもなるので、下り坂では使用しないでください。
キックボードの基本の操作 さいごに
キックボードは足で地面を蹴ることで前に進むことができます。
しかし、正しく乗らないとケガの原因になります。
正しい操作法を身につけて、キックボードを楽しみましょう。
♪キックボードには普通のものと電動がありますが、その違いやルールはどうなっているのか?それについては次の記事で!