新幹線で実家に帰省するときに小さい子どもや赤ちゃんを連れて行く場合がありますよね。
新幹線に乗っている間だけのことではないので、ずっと抱っこは辛いですよね。また、おむつを替えたり、授乳のこともあります。泣いたりぐずった時のことも心配です。
新幹線でもなんとかベビーカーをもって行きたいと思いますよね。どうしたらいいのか調べてみました。
新幹線のベビーカー持ち込み
新幹線にベビーカーを持ちこむことはできますが、ではベビーカーを置く場所があるのでしょうか?
特別にベビーカーを置く場所というのはありません。
でも大きなバッグやスーツケースなどと同様に荷物として置くスペースはあります。
新幹線の中でベビーカーの置き場所としては、基本的には各車両の後ろのスペースになります。
たたんで置けば、そこに置くこともできます。
ですが、そこは他の乗客も使うスペースなので、いっぱいで置けないという事もあります。
その場合は、自分の足元に置くしかなくなってきます。
もちろん、前の椅子との間隔は広くはありません。
たたんで自分のベビーカーが入るのかという問題があります。
そして、後ろのスペースに置けた場合でも、自分の座席が離れていると心配になりますよね。
乗る時にベビーカーで赤ちゃんが寝てしまっている時などは、そのまま寝かせておいてあげたいですよね。
座席の側ならば、ベビーカーに座らせたまま目的地までということもできます。
でも、通路にそのまま置くわけにはいきません。
通行の邪魔にもなります。
ベビーカーを置くのに最適の席
では、どの席がいいのでしょう?
東海道新幹線のぞみなら、11号車には、車椅子のおけるところがあります。
この11号車には3席側の通路席が車椅子用になっているんです。
この車椅子スペースが空いていればここを取ることで横にベビーカーをたたまず置くことができます。
この席の後ろの方はオムツ交換もできる広いトイレや多目的室もあり、赤ちゃんの授乳もできます。
ただし、この席はあくまでも車椅子の方優先の席になるんですね。
どうしてもこの席を確保したい場合は、事前予約が必要になります。
でも、普通の予約と違って何日も前からというのはできません。
あくまでも車椅子利用の方がいなかった場合に空きがあれば予約できるということになります。
なので、予約をとるにも数時間前ということになります。
最適な席がとれなかった場合は?
やはり11号車のなるべく後ろの席を予約します。
自由席では?と考えますが、時期や混み具合にもよりますが、なかなか思い通りの席が空いていない場合があります。
先にも書いたように11号車には後ろに荷物置き場だけでなく多目的トイレや多目的室があります。
ベビーカーをたたんで荷物として置く場合でも、乗っている間におむつ交換や授乳が必要な時に車両を移動するのはしんどいですよね。
同じ11号車に乗ったとしても、前の席しかとれなかったら、そのたびに通路を移動することになります。
できれば、後ろの席であまり周囲に気兼ねせずにいたいですよね。
確実なのはやはり予約ということになります。
できるだけ後ろの席を予約して、当日、発車の数時間前から、車椅子用の席の空きがないか?予約できないか?を問い合わせてみるのがよいと思います。
予約できるようなら座席の移動を申し込みます。
思った席も予約できず、ベビーカーをのせても置き場所から離れてしまったとか、赤ちゃんがぐずって困るという場合は、デッキにでましょう。ほとんど人がいないので、あやすのも楽です。
そして、11号車に乗れなかった場合は、奇数車両の後ろの方がいいかもしれません。トイレがあるのは奇数車両になります。
そして、
もし、可能ならベビーカーをもって行きたいけど今回は我慢!ということでおんぶや抱っこでがんばってみましょう。
新幹線にベビーカー持ち込みさいごに
持ち込みしないのがベストとわかっていても、新幹線に乗るまで、また降りてからのことなども考えると持ち込みたいという気持ちは当然です。
子供って重いですからね(^^; できるだけのことをやってみて、予約できない時はスパッとあきらめましょう。
今はおんぶも抱っこも、少しは楽になるように工夫されているものもいっぱいあります。
赤ちゃんと二人だけの時は辛いですが、夫婦でという場合は協力しあって・・・よい旅を